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井戸端カイゴ報告ブログ(2018年1月開催)

2018年1月19(金)於:名古屋市女性会館~イーブルなごや

写真はイメージです

皆さん、こんにちは~。お元気でしょうか?

さて、去る1月19日(金)の午後、

井戸端カイゴ ~介護職のための情報交換と交流会~

の、第55回目を開催しました!

 

★これまでにご参加頂いた人数:68名(延べ314名)

 

今回も、東別院の「イーブル名古屋(女性会館)」でした。

人数は、後藤含めて6名でした。

今月も頑張って一所懸命書きますので、もしよければ読んでくださいね。

 

【お断り】

会話の内容や参加者の紹介については、参加者やその所属施設・法人が特定できないよう、後藤の独断で脚色・割愛している箇所があります。

また、参加者の名前もボカシたり、あえて施設形態を書かなかったりしています。

理由は、万一、参加者が第三者に特定されてしまうと、会での自由な話合いができなくなってしまうからです。

そのような事態は絶対に避けたいですので、細心の注意を払っています。どうかご了承ください。

しかしながら、私も人間です。それも、結構ヒートアップしやすい部類の人間です。

まれに筆がすべる場合がありますので、特に会に参加された方にお願いです。

私の書いた文に対するご指摘があれば、どしどしお寄せください(メールでお願いします)。


さて、まずはいつもの通り参加者の紹介から。
※男性は○○「氏」、女性は□□「さん」と表記しています。

Kさん:かなり初期から参加頂いています。一時期の充電期間を経て、現在は住宅型有料(デイサービス併設)で勤務されています。
パート勤務で、少しずつ勤務を増やしながら働かれているようです。
介護職としてはデイでの経験が一番長く、その経験を買われてか、現職でも本来の「有料」での勤務よりも「デイ」での勤務が増えつつあるようです。
そこでの温度差、というか【感覚差】に戸惑うことが多いようです(詳しくは本文で!)。
プライべートでは、娘さんが昨年末に結婚されました。おめでとうございます!

 

Hさん:ほぼ毎回参加頂いている方です。20年以上一つの施設で介護士をされています。介護リーダー。
今週末にまた2人辞め、夜勤できる職員がまた減り、夜勤が月8回ずつになるそうです。
Hさんご自身も、「いよいよ転職」かという覚悟を感じられるようになってきました(あ~腕が鳴る…( `ー´)ノ)。
職場の採用のことで「後藤に聞きたいことがある」とのことでした。詳しくは本文で…。
ペットのうさぎが、トイレの中のシートを食べちゃうそうです。知恵のある賢いうさぎちゃんですね。


Tさん:最近参加頂き始めた方ですが、住宅型有料やGH、デイでの勤務を経て現在のサ高住へ。このサ高住での様々な葛藤や出来事はこれまでにこの報告でも書いてきました。
昨年秋に施設長が替わり、前よりさらにヒドくなったそうです。Tさんの家庭の事情で2週間ほど休み久しぶりに出勤したら「余計ヒドくなっていた」、とおっしゃっていました。
ご利用者さんの転倒が毎日のようにあり、職員はそれに慣れてしまった感じだそうです。申し送りでも「はい、今日も転倒がありました。」「はい、分かりました。」って感じのようですね。
リーダー会議でも議題にも上がらず、上司に訴えても、「あー、そうだよね。」で終わるそうです。確かに、もうダメですねこれは…。

 

Oさん:最近、毎回参加頂いている一人。病院の看護助手、デイ、老健、GHを経て現在は後藤の紹介でユニット特養勤務の方です。
「介護が好きで続けているが、最近体力がバテ気味で…」、とのことです。
現在の職場(ユニット)の人員構成は、【常勤4人にパートさん1人】、という布陣だそうです。常勤の1人は新人のため、実質は3人+パート1人だそうで、3時間超勤をこなしておられます。
なかなか厳しいですね…。


Sさん:初参加です。介護経験は計8年弱。一番最初はデイを考えたが、給料が低い上に、「未経験者は週1~2日からのスタートになる」と言われあきらめて有料老人ホームに入職したそうです。
その有料では座学を2週間の後、1か月みっちり先輩の指導を受けることができたそうです。その後GH、老健を経てショートステイ相談員。
相談員として勤務しながらも、現場の利用者さんが気になって事務仕事が後回しになり深夜まで…となり、子供も放りっぱなしになっていったと。
また、職員の教育がなかなか進まず、何とか変えたいと思ったが、Sさん一人の力ではいかんともしがたく…そんなこんなで後藤のところに転職相談に来られたのです。
利用者さんの声を聞きつつなんとか良い方向に変えていきたかったのだが、「その職場だけが私の人生でもないし…」
との考えに至り、今回の【転職】という決断に至ったそうです。
後藤の紹介で、某法人のGHで2月より勤務が決まっています。マイブームは、「●●●●●●ダイエット」だそうです。(詳しくは本文で…)

 

以上の5名に、後藤を加えた6名で会がスタートしました。

 

今回出た主な話題は、こんな感じでした↓

①【職員同士の温度差について

『うちの職員たち、時間から時間で働いているだけなの、みんな。でも私はイヤ。
例えば、就寝介助しながらも利用者さんの話をできる限り聞いてあげたいと思う。すくなくとも定時までは。ま、余裕があればですけど。
でも、他の職員は違うんです。「できるだけ早く、さっさとやるべきことを終わらせて、余った時間はゆっくり、ボーッとしていたい。」というんです。その辺の温度差が本当にある。』



<参加者の意見>

・「私の施設も、全く同じ。正にドンピシャの人がいます(笑)。」

・「私も、終業ギリギリまで仕事しちゃってます。」

・「それが当たり前ですけどね。」

・「『いつまでやっとんの?。私たちもう終わってるじゃん。』って感じで言われるの、陰で。」

・「私も言われている。『あの人は、仕事が好きだから、私達は先に帰ろ帰ろ』って。さらに、『私たちが仕事してないように思われるからやめて欲しい。』とまで言われます。
『私はもう少しやっていくから、いいよ、あなたたちは先に帰って~。帰って~お願い~。』って言って先に帰して、また利用者さんの話を聞く、って感じ。」

・「職場で話しの分かるスタッフと『●●さんって、最近、熱発多いよね?』とか、『転倒が最近多くない?』とか話し込んでいると、他のスタッフがそばに来て、『熱い話、語ってるね~』って言ってきたり…。『別にそんなの熱くないし。当然だし』、って思うんですけどね。」

・「なるほど、そうやって茶化すんだね。」

・(後藤)「熱い話、ですか…(苦笑)」

・「そういう【温度差】がすごくある。」

・「『(利用者さんの)●●さんのこと、少し気を付けてみようか』『行動を観察してみよっか』『あの人、トイレの時しか動かんよ』、とか情報共有すれば解決の糸口が見つかるかも知れないのにね。」

・「人によって行動パターンがあるから。『この時間になるとソワソワし始める』とか『午前中はそうでもないけど、午後になると、ずっと痛がってる』とか。その行動パターンを追求していくと見えてくる。」

・「それって、利用者さんを観察していないと分からないですよね。皆は見てないから、私が『●●さんは、こういう行動する時は、トイレに行きたいんだよ。』って言っても、『えー、そんなはずない』って。」

・「そのあたりを共有してもらわないと仕事として成り立たないよね。」

・(後藤)「Tさん、もう職場変わった方が良くないですか?(笑)」

・「私もそう思う。私自身も含めてだけど(笑)。」

・「周りが変わらないなら、自分が動くしかないですからね。」

・「まっとうなことやってるのに、何で批判されるの?って思う。例の暴言吐くスタッフはいまだに暴言吐き続けているし、指摘しようものなら皆の前で『◎×※?!:-×!!』って私に暴言吐いてくる。
『私はそんなつもりで言ってない!!』とか、『私は利用者さんのためにやってる!!』とか、あーいえばこういうで、もうどうしようもない…。」

・「そのスタッフを辞めさせることはできないの?」

・「そのスタッフ、夜勤にたくさん入れる人なんですよ。だから施設長は何も言わない。逆に、『辞めさせてもいいけど、じゃあTさんが穴を埋めてくれるの?』って言ってくる。」

 

【後藤の個人的な意見】

『職員間の温度差ですか…。多少ありますよね、それは。どんな施設でも、どんな業界でも。

でも、利用者さんの状態とその対応策を話し合っているときに、「熱い話、語ってるね~」って茶化してくるとは…(^^;)。恐るべしですね。

利用者様(お客様)のことをスタッフ間で話し合うことなんて、当たり前のことで。もう当たり前すぎるのに。それこそ、熱くもなんともないですよね。呼吸するくらいに当たり前のことなのに。
なんか、怒りとか驚きとか通り越して、そんな風にしか思えないスタッフを【かわいそう】になってきました。

【仕事の醍醐味】を感じたことがないんですよね、きっと。

時給いくらで、何時から何時まで、という働き方しかしたことのない人たちなんでしょうね。
そういう醍醐味を体験していないのでしょう。

教えてもらっていない方も多いのではないかな。
ま、そうした《作業=仕事》と考えている方も組織には必要ですが、本来の仕事の楽しさを分かってもらえるといいな、と感じてしまいます。

そういう方々の言う【熱い話】こそが仕事そのものなんだ、ということを。
その方々のしている【仕事】は、いわゆる《作業》にすぎないということですね。』


【褥瘡

『入院から帰ってきた利用者さんが褥瘡作って帰ってきた。1か月足らずの入院で。
仰向けに寝ていた方なのに、2時間おきに体位交換が必要になって。パット交換も4時間おき。
で、眠れないからだんだんパット交換も拒否するようになってきて…。「触らないで!」って…。』


<参加者の意見>

・「『起こさないで!』ってね(笑)。眠れないもんね~。かわいそう。」

・「でも、うちの施設(ユニット特養)に帰ってきて1週間くらいですごくキレイになった。うちの看護師さんの努力で。」

・「その利用者さん、きちんと食べてますか?」

・「今ソフト食ですが、病院ではほとんど食べなかったんですって。」

・「栄養を食べ物からちゃんと摂れないと、ADLが落ちますね。いくら点滴が入っていてもダメで、1日でもすぐに悪化します。」

・(後藤)「結局、口から栄養をしっかりとるかどうかにかかっているわけですか?褥瘡って…?」

・「そう。口から摂る栄養が一番大事なんです。」

・「食べるのが一番ですよね~。その利用者さん、ぽっちゃりした方だったんだけど、シュッとして帰ってきた。パット交換がラクになりました。
でも、最初見た時はすごくショックでした。『なんで病院にいて看護師さんがついているのに、こんな褥瘡つくって帰ってくるの~!?』って。」

・「点滴だけの栄養だと、もう、あっという間に腐っていきますね。」


【後藤の個人的な意見】

『恥ずかしながら、全く知りませんでした。
褥瘡って、正直、床ずれのようなものなのかと思っていました。
寝返りを打てなくなるとできるものだと…(^^;)。

口からものを食べるということがどれほど大切か、ということですね。
本当に勉強になります。この会の主宰の役得ですね~。』


【体幹リセットダイエット?!

『私の最近のマイブームは「体感リセットダイエット」。5分くらい寝転んで、使っていない筋肉を鍛えて増やし、代謝を上げる、という発想のダイエット法ですが。』

 

<参加者の意見>

・「もう、どのくらい続けてるんですか?」

・「えっと…、まだ2週間です!!(笑)。金スマで比企理恵(?)とクリスハートが、3か月で15Kgくらい落としたって…。」

・(一同)「えー!!!?」

・(後藤)「大体、何でも3か月くらいはかかりますよね。成果が出るには。」

・「食事制限は必要ないの?」

・「はい。ネットで探すと出てきますよ。」

・「早速調べよー♪♪」

・「帰りに書店に寄ってネットで調べて…。」

・「私、すごく汗かきなので、仕事中もタオルが手離せないのですが、なかなか痩せないんですよ。」

・(後藤)「汗はいくらかいても痩せない、って話聞きますもんね。」

・「えっそうなんですか?」

・「あと、最近二重あごになってきたと思っていたら、そういえば最近上を向いていないなと気づいた。
介護の仕事って、基本的に前と下なんですよね。胸を広げて肩甲骨を使って上向いて…という姿勢を最近全くしていないなあ、と。」

・「後藤さんは、ダイエットしなくていいですからね(笑)。」

 

【後藤の個人的な意見

『どんなことでも、大体3か月なんですよね、最初の壁が。
最初は面倒だし、疲れていたりすると「まあ、明日でいいか」ってなったりして結局三日坊主になりますよね。

でも、3か月も続けると、習慣になってきて逆にやらないと気持ち悪くなる。そうなればしめたものなんですが…。
なかなかそこまで到達しないんですよね~(^^;)

どんなことでも、3か月続けると少しだけ成果が出始めるから、さらに続けるモティベーションが湧いてくる…、というサイクルに入る。
でもやめてしまうと、いつまで経ってもそのサイクルに入れない。苦しいだけで終わってしまう。

だから、無理なく続けるための工夫が必要なんだと思う。
ちなみに私の工夫は、《最初のハードルをムチャクチャ下げる》、ということなんです。
ついつい焦るし、最初から無理なハードルを設定しがちなんですけどね。

例えば、「毎日腕立て伏せをしよう」と決めたとします。何回にしますか?
頑張れば10回くらいはできる。「よし、毎日10回ずつ頑張ろう」、という風にしがち。
でも、そういうのは続きにくいんですよね。

私なら、最初は1回にします。「1週間、毎日1回だけ腕立てする」って決めるんです。
そうすると何が起きるか?1回だけで終わりですから、苦しくないどころか、逆に「もう少し回数やりたいな~」って気持ちになるんです。
増やしたければ増やせばいいですが、でも無理しないことです。

で、1週間たったら、たとえば今度は毎日3回ずつにハードルを上げる…。
こうすれば、結構続きやすいんです。

そして続けるもう一つのコツは、毎日の実行を記録することですね。

これ、結構大事だと思いますね。

そして、たまにやらない日があっても自分を責めないことも大事です。
それより、やった自分をほめることの方が100倍大事。

最後に、何かの日常的行動と【セット】にすることですね。
例えば、風呂に入る直前に腕立てをする、とか。

【腕立てして風呂に直行!】っていうリズムができると、継続しやすいです。

ま、あくまでこれは私の工夫ですから、人それぞれに【続けるための工夫】をすることが大事ですけどね。』


【介護の仕事って誰にでもできる仕事?

『後藤さんに聞きたいのですが…。後藤さんは、人を見極めることを仕事にされていますよね?百人中百人を見抜けるわけでもないですよね?』


<参加者の意見>

・「
(後藤)もちろんです。そんなことできませんよ~(^^;)。でもどうしてそんなこと聞くんですか?」

・「うちの施設・法人の人事・採用は一体何をしてるんだ?という疑問があるんです。
少し前に入職した派遣スタッフも、一波乱あって結局辞めちゃいましたし…。
始業時刻に出勤せず、午後、本人から『休みます』と電話がありました。『まあ、何も連絡がないよりはいいか~』と。」

・「やさしいですね。」

・(後藤)「…みんな、やさしいんですよ。」

・「でも、その欠勤理由がウソだということが分かり、上司が激怒し、人事に訴えた。
『教えるだけムダだったね~』ってスタッフたちは言ってて。未経験だったので。
そういう人を見抜くためにも、人事って存在はすごく大事じゃないですか。
うちの人事はいったい何をしてるんだって。もう可笑しくて…。」

・(後藤)「私も以前、この報告ブログに書きましたね。」

・「あと、介護のことを小バカにしてる風なんですよね。人事が。」

・(後藤)「…だと思いますね~。『介護の仕事なんて、誰でもできるだろう』って思ってるんですよ、きっと…。」

・「私も、最初介護の仕事を始めたときは、『介護の仕事なんて誰でもできるだろう。だってお手伝いさんみたいなものでしょ?って内心思っていました。
でも、入職してみたらとんでもなかった。
毎日利用者さんの状況が変わっていく。それに従い私たちスタッフのやることもどんどん変わっていく。
申し送りで『ノートもしっかり見ておいてね』って言われて。
昨日はまったく問題なかったことが、今日になると『それはダメ』と言われたり。

私、一般の事業会社での勤務が長かったんですが、一般の会社では、せいぜい3か月、半年、1年のスパンでしか物事って変わらないんです。
でも介護の場合は毎日変わる。もう頭がついていかなくて。入職して1か月で、『私ムリです。ついていけません…』って先輩に伝えた。
先輩は、『自然に体が覚えるから。あなたなら大丈夫よ』って言ってくれたから、それを信じて3か月続けてたら、何となくわかるようになりましたが…。」

 

【後藤の個人的な意見】

介護の仕事を「誰でもできる仕事」だなんて、とんでもないと思いますが…。

まず、夜通し働くっていうことがまず私には無理です(-_-;)。
しかも、早番、日勤、遅番…ってランダムに回ってくるなんて、私には、できない。

さらに、体力、気配り、判断力に、役者根性も必要で、その上セクハラまがいにも耐えて、認知症のことも理解して、日々の利用者さんの変化にも対応し、そして…死にも直面する。

さらにさらに、ご家族と利用者さんとの間の緩衝材にもなって、職員同士の勢力図を理解して、上司を立てて…。ふう…。

もうですね、【尊敬】以外の何ものでもないですよ。


私は、介護の仕事はしたことがないんです。

でも、したことがなくても、ちょっと想像するだけで、《私にはとてもできない仕事》だと分かります。
それを、「誰にでもできる仕事だ」なんて、誰の、どの口が言ってるのかな?(-_-メ)

誰でもできる仕事なのだとしたら、Hさんの法人の人事の方は、こういう介護の仕事をやれるのかな?
それとも、お手伝いさん程度にしか認識していないのかな?(-_-)/~~~ピシー!ピシー!』

 

【人事と採用】

『さすがに人事も、スタッフが急に辞めても最近は私たち現場の責任にはしなくなりましたが…。
以前は、「採用しても採用しても辞めていくのは、現場の教え方が悪いんだ」、と言われていましたが。確かに自分達にも少し非があるかもとは思ってました。』


<参加者の意見>

・「真面目な人ほど、そう思っちゃいますよね。」

・「『もっとああすれば良かったかな』、とか、『もっと教えてあげれば良かったかな』、とか思っていましたが、今は『ああ、私たちが悪いんじゃないな』と思い始めまして。」

・「やっと気づいた(笑)。」

・「この状況を、一体人事はどう捉えているのかな、と。人が来ないんだって言われるし。職員って、どうやって見つけるんですか?」

・(後藤)「それが質問?(笑)」

・「あと、どうやって見分けてるんですか?」

・(後藤)「見分けるって言ったって…(口ごもる)」

・「だって、絶対ダメな人は紹介しないですよね。」

・(後藤)「そうですね。本当にダメな人は分かりますね。大体話していれば、多分分かると思います。その直感を信じ、貫くことが大事です。」

・「そういう人は、入職してすぐに、かなり『介護ムリです』オーラを出してますよね。まず。」

・(後藤)「出してるはずですよね。」

・「はい、出してます。でも、そういう人を採用してくるというのは…。」

・(後藤)「やはり、介護なんて誰でもできるだろって考えてるんでしょうね。」

・「なるほど。まずはそこなんだ。」

・(後藤)「あと、介護の仕事って、誰でもできるわけではない上に、デイサービスと病院とグループホーム(GH)とを比べたら、全然違うものが求められるわけじゃないですか。
そのあたりのことも多分、全くといっていいほど考慮していないんでしょうね。
『介護なんて誰でもできる仕事だから、とりあえず誰でもいいから採用して現場に任せれば何とかしてくれるだろう』ってなもんですよ、きっと。」

・「事務の人って、採用すれば『1人』って考える。でも、介護って1人前になるのに3か月はかかる。それまでは0.1人とか0.2人とか0.5人じゃないですか。
そこにもギャップがある。だから事務の人にも現場に入ってもらうしかない。」

・「企業の採用って、向こうから『お願いします。そちらの施設で働きたいんです』って言ってくるのを待ってるだけなんですか?違うんですよね?」

・(後藤)「違いますよ、もちろん。そんなのもう、やってる法人は必死に全社一丸で採用活動しているんですよ。」

・「そうですよね。それをうちの法人はしていないんじゃないかな。」

・(後藤)「多分そうですよ。ハローワークに出してるだけですよ、きっと。
ハローワークに、『病院/介護職/月給20万円、未経験歓迎』って書いてあるだけなんですよ、おそらく。
そんなのでまともな人が来るわけないんです。だって、働く選択肢(施設)はいくらでもあるわけだから。

私、実は正直Hさんのところの採用ならかなりやれると思ってます。
介護施設ですと違いを出しにくいのですが、【病院の介護職】なら他の施設と違いを出しやすい。

例えばですが、【看護師になりたかったけど夢破れた】なんていう方を狙って採用・求人を工夫すれば、それなりに集まると思います。
しかも、そのアプローチで集まる方たちは、それなりのマッチングをするはずです。」


・「確かに薬に関する知識とかは、他の施設介護には負けないと思う。」

・(後藤)「まず、そういう志向性を持つ介護職を集めて、Hさんが先頭に立って説明し、口説けばいいと思います。
施設を案内しながら口説くんです。でも、まず集める必要があるんです。

未経験の人しか応募してこない、ということは、発信の仕方が間違っているんです。未経験者歓迎!って書いてあるんじゃないですか?求人広告に(笑)。
未経験者歓迎!って書いてあれば、そりゃ、未経験者が集まりますよね?

他の競合との違いを打ち出していかないと。私は集められると思う。もちろん、ある程度お金はかけなきゃいけないですよ。ハローワークだけでは難しいかもしれません。」

・「うちも、求人の雑誌に出すと、上層部から、『今回出てますよ~!』って。でも人来ないですよね。いっぱい求人ある中で、何も目立たないから…。」

・(後藤)「そうなんです。どこも工夫がなさすぎるんです。」

・「いくらお金かけても、人が来なけりゃ意味ないんですよね。」

・(後藤)「その通りです。集めているところは、もう、それこそ必死に頭に汗かいて求人にも工夫こらしてますからね。」

・「求人広告出したことに達成感があるみたいで、『今度雑誌を見てみて。載っとるから』って。私たちが見たってしょうがないのにって(笑)」

・(一同)「そうだよね~!(笑)」

・「折込みに時々載せるんですが、もう少し福利厚生のこと書いた方がいいんじゃないかとか思う。」

・「笑顔あふれる職場です!とか嘘ばっか。」

・「『ゆったりしたユニットケアです』とか…。いやいや、ゆったりしとるか?」

・「余計ギャップがあって逆効果ですよね。見学とか、入職した時に。」

・「だから入ってきても定着しない。」

・「後藤さん、うちの人事に指導して下さいよ~。」

・(後藤)「頼まれたら考えてもいいですけどね(笑)。あと、高いですよ、私に頼むと(^^;)。もちろん成果は出しますけどね。」

・「高くつくよ~って(笑)。でも良い人材を集めることが大事だと思っていないから、そこにお金かけることは絶対ないでしょうね。
お金のかけ方も間違っていますからね。でも、結構求人広告ってお金がかかるんでしょうね。」

・(後藤)「かかります。ムチャクチャかかります。」

・「だから出しただけで満足しちゃってるんだろうな。」

・「今の私、この会(井戸端カイゴ)の参加者の介護士さん達に、是非私の職場に来て下さいね、とは、とても言えるような状態じゃないんですよ。いいところをアピールできない自分が情けなくて、辛くて…。
自分だけが空回りして、他のメンバーは時間から時間までの仕事で、余った時間はボーっとしていたいわっていう状態だから。打開策も見通しが立たない。」

・「生活と仕事のバランスって、人それぞれだと思うんですよ。
私、未経験のくせに、お金が必要だったから夜勤も土・日限定でってお願いしたんです。小学生だから、子供が。多分、それに対するスタッフからの反発も相当あったと思います。」

・「私もやってました。土・日に固定して。子どもが小学生の間はずっと。」

・「私と組む人が、週末に新人と夜勤組まされて嫌だな~と思う人がいたんだと思う。でも、土日遊びたい人もいると思うから。
老健で勉強できると思って行ったんですよ。
褥瘡予防とか、拘縮ヒドイ人のオムツ交換とか教えてもらった。すごい勉強になった。
そういうことを覚えたい人って、多分若い人かな?って思う。薬剤と症状との関係性とか、申し送り聞いてるだけで分かるようになってくる。
そういう、自分の将来のために勉強したい人と、生活のために…という人がいる。」

・「私のところは後者が多いと思う。」

・「多分変化が恐いんです。新しいこととか難しいこととか、今までやったことないことをするのが。特に40代以降になるとおっくうになる。
でもやってみると、意外とできたりする。すると嬉しかったりするから、やってみてもらうというのが大事だと思う。
Hさんのところは即戦力の人に来てもらわなくてはいけない職場ですよね。それが無資格・未経験では…。」

・「どうしようもないですよね。」

・「もう火事で、バケツで一杯だけ水かけた感じですよね、ちょっと。」

・「人事の考え方が変わらないとムリだよな~。そこを何とかしないと…。」

・「そこはスタッフが考えることじゃないですよね。」

・(後藤)「そう、Hさんが考えることじゃない。」

・「私もそう思うんですが。いつもそこにたどりつくんですよ。」

・(後藤)「みんなそう思ってると思いますよ。看護師さんも事務の人も。
だから、前の報告ブログにも書いたけど、『採用力向上委員会』みたいなの立ち上げて、多職種で採用に取り組むと成果が上がると思います。」

・「発起人は?」

・(後藤)「もちろん、Hさんです(笑)。で、師長とか引っ張り込んで。」

・「師長は期待できないですね。」

・(後藤)「それが最後の手だと思いますね。Hさん1人の力では難しいでしょうから…。
まだ、TさんとHさんとセットでいれば期待できそうだけど…。」

・「(笑)私はもう何年もいるつもりはないんですよ…。もう後藤さんのところに転職相談に行ってますからね。今年中には決着つけたい。自分の中で。」

 

【後藤の個人的な意見】

つい先日、某営利法人さんの採用説明会に参加させて頂きました。

デイと有料の事業所を計4つほど持つ会社で、社員は総勢100名ほどの規模なんですけれども、なんとその説明会に介護士さん看護師さん合わせて10名以上が参加されていまして。
もちろんみなさんそれなりに経験もあり、しかも真面目な、熱心な方ばかりでした。

なぜこんなにも人が集まるのか分かりますか?

社長をはじめとして幹部が総出で運営し、しかも説明会の会場の施設リーダーも要所で登場し、施設の案内、質疑応答まで素晴らしい運営でした。

社長が先頭切って施設を案内してくれるんです。私は、こういう真摯な姿勢の法人さんを応援したいし、こういう法人さんと、真面目な介護士さんを出会わせたいと思っています。

あと、人を見ることに関して言えば、「本人が”頑張ります”って言ったから…」、とかいう人事やトップの方がときどきいますが、正直関係ないですよ。
本人が何を言おうと関係ないんです。人事として、あなたはどう【判断】したのですか?ということです。

始業時刻なのに現れず、こちらからの電話にも出なくて昼過ぎに折り返しの電話で「今日休みます」という。もうその時点で完全に【アウト】ですよ。

まだ入職3日目なのに、始業時刻までに電話がない、などもう言語道断です。私なら、その時点でアウトと判断します。本人が「頑張ります」って言おうが関係ありません。

私ももちろん事情は聞きますが、よほどの事情を確認できなければアウトの判断は覆しません。だって、どんな状況でも電話くらいできるはずですからね、今は。』

 

⑥【「好きだから」、レクをやってるんじゃないですよ(^^;)

『今の職場のデイは大人しいんです。利用者さんが結構ポカーンとしていたり。任せてもらえる反面、自分でプログラムを考えないといけない。
しかも一人で切り盛りしなくてはならず、盛り上げるのが大変なんです。』


<参加者の意見>

(後藤)「1人で利用者さん全員を巻き込むのは難しいですよね。」

・「そう。歌を唱ってくれるだけでも助かるんですが。
でも、私はメインじゃない時でも歌を一緒に歌ったりしているが、張り切ってると思われるのがちょっと…でしゃばってるんじゃないか?
テンション上げていかないといけないが、他のスタッフからは『すごく元気にやってるな~』『張り切ってるな~』と思われてる。」

・「当たり前だよ~。スイッチ切り換えないとできないもん。」

・「洗濯物畳んだり、トイレ介助している時とは明らかにテンション違うじゃないですか。」

・「ちょっと『別人』にならないとできないですよね。」

・「自分ではすごく頑張ってスイッチ入れてやってる。でも周りは『Kさん、すごく楽しそうにやってるね~』と言われる…。」

・(一同)「楽しいんじゃないよ~。」

・(後藤)「皆さん、分かってないですね~。」

・「レクって、みんな恥ずかしいんですよね。私は1人で大騒ぎしてますけど、利用者さん楽しんでくれるんですよ。」

・「私も、決して恥ずかしくないわけじゃないんですよね。最初の職場で初めて壁にぶつかって、レク養成講座に通ったり、自分なりに努力してきた結果なんですが。
だから、『生まれつき好きなんでしょ?』的な言われ方はちょっと…。」

・(後藤)「しゃくですよね。」

・「最初、『なんで介護士がレクなんてしないといけないの?』って思っていた人間なんで私。正直すごくイヤだったんです、レクが。でも夜勤ができない生活環境だったから、なんとか克服しなくては…と思って。」

・「介護の人って、みんなレク嫌ですよね。」

・「私が介福受けた時って、まだレクリエーションっていう項目ありましたよ。レクって結構難しくないですか?」

・「一番難しいと思いますよ。業務は楽ですもん。」

・「私もそう思います…。」

・(後藤)「ハッキリ言って相当に高度なスキルだと思います。」

・「うちではカラオケを良くやりますが、私が利用者さんと歌ったりすると他のスタッフが、『そんなに一所懸命やるの、あんただけだよって。」

・「日本人の特性でしょうか?私も絵具とか…備品がどのくらいあるかとか確認しようと思って先輩スタッフに聞いたら、『もうそんなのテキトー!テキトー!!テキトーでいいの!』って(^^;)。」

・「そうそう!!テキトーでできないっての。」

・「なんか私だけが張り切ってやってるみたいで、すごいしゃくで…。」

・「私も、他のスタッフから『こういうのって、Tさん好きだよね~』って言われるんだけど、違いますよね~。」

・「仕事の一つだから、利用者さんを楽しませたくないですか?できるだけ。それを考えてやってるだけなんですが。別に自分が好きなわけじゃないし。」

・「レクって、利用者さんの選択制にできないの?そうしたいんですよね。たんぽぽさんの話、本持ってますよ。」

・「私も買いました。」

・「あれだけのものを用意しようと思うと、大変ですけどね。でも『選ぶ』というのは嬉しい。色だけ選んでもらうとか、絵だけ選んでもらうとか、小さい個別化しかやれていないですが。」

・「たんぽぽさんも、最初は小さい規模だったんですよね。」

・「前のデイでも、まず業務を回すことで一杯で、さっき言ったような小さな個別化くらいがいっぱいいっぱいだった。
今の職場は新米だし、しかもパートなんでまだあまり出しゃばれない。
今のところは、任された日に皆さんに楽しんでもらうというのがやっとですね。スタッフが進んで手伝ってくれたりしてくれるといいなぁ~。」

 

【後藤の個人的な意見】

以前、ある方(Aさんとします)が主催のイベントに私の娘(当時小学3年)を連れていったとき、そのAさんがMCというか司会をしていて、本当に生き生きとして心から楽しそうに会場を盛り上げていたんです。「さすが『プロ』だな」と。

で、帰り際に私の娘が、「Aさんって、ものすごくテンションの高い人なんだね~」って私に言ったんです。

それを聞いて私は、「違うよ。あれが『プロ』なんだよ。参加してくれたお客さまのために、いっしょけんめいに雰囲気を盛り上げてくれていたんだよ。
だから、もともとああいうテンションの人だとは限らないんだよ。」と娘に教えたことがあったのですが、そんなことを思いだしました…(遠い目をしながら)。


周囲から、「本当に楽しそうね~」って言われるってことは、それだけKさんがプロだという証明なのですよね。

ま、分かる人には分かるし、分からない人にはわからないのです。しゃくですけどね(^^;)。

会の参加者は、みんな当然分かっている方ばかりですが、一般的には分からない人の方が大部分なのでしょうね…。』

 

⑦【経験者の転職、困ることは?

『私、今の職場では新米なんですが、それなりに経験もあるし、自分としては新米の分野じゃないんだけど、職場が変わるとゼロからになる。
職場の方から私のスキルがどの程度あるのか確認してくれたらいいんだけど、案外見てくれてなくて。
で、利用者さんごとの注意事項とか、聞きたいことは案外教えてくれず、基本的な「これは分かってるんだけどなー」っていうことに限って、案外教え込んでこられて。』


<参加者の意見>

・「私もすごく良く分かります。」

・「それがもどかしくて。『できます』とも言えないところもあったり。」

・「3か月は文句言わず従うようにしてます。」

・「それは正解だと思いますね。」

・「明らかに『これはおかしいだろー?』っていうことも多々ありますけどね。」

・「GHの時は、若い子には『これっておかしくない?』とか言える雰囲気だったし、OJTもしっかりしていて。
私のスキルの把握も、どの程度理解しているかとか、きちんと把握しようとしてくれていた。
表もあってスタッフ間で共有してくれてたから、教えてくれるスタッフが替わってもきちんとレベルに合わせて指導してくれてたので、ストレスは少なかったです。
今の職場はそれがない。でも『そこは分るので、こっち教えて下さい』とはなかなか言えなくて…。」

・「最初に勤務した施設にずっといたら、もっと違っていたのではないかと思ったりはします…。」

・「『続ける』ということの利点は、そういうところだろうなと。」

・「言うタイミングとか、言える人、言えない人がいたり。」

・「Sさんは、また3か月がんばって下さい(笑)。」

・「でも、素人に対するように逐一教えてくれる施設は、まだいいと思います。『あなた経験あるでしょ?じゃあやってきて!』って言う施設よりは。」

・(後藤)「私もそう思います。」

・「そうそう。」

・「放り出されて失敗したりすると、もうイヤになってしまって。その最初のつまづきは大きい。」

・「『あなた、10年経験してるからわかるよね?』って放り出されちゃう。うちの施設でも。」

・「まずはマンツーマンで1日中ずっとついて。それから、見守りながらやらせてみて…っていうプロセスは必要だと思う。」

・「それをスタッフ間で共有してもらえると助かる。違う業務の仕方を、違うこと言われると困る。難しいですが。マニュアル化するのが難しい業界ですもんね。」

・「昨日は立てたんだけど、今日は痛がって立てないとか。うちも表は作ったんですが…。やれるかやれないかの見極めは難しい。かなり経験が必要だし。」

・「本当はいつも同じ人に付くのが一番いい。一番困るのが、『あなたそれ、誰に教えてもらった?』って言われるの。
ドキッとして『あ…ちょっと誰だったか忘れたんですけど』ってごまかして、『自分で勝手にやってしまってましたね、すみません』って。」

・「偉いなあ~。」

・(後藤)「『教えてくれたの●●さんですけど?』って堂々と言う訳にはいかないしね。」

・「言えません。」

・「私は逆に、『何か誰かに言われたら、“Hに教えてもらった”って言ってね』って伝えてるんで。『何か怒られたりしたら、また違うやり方教えるから私に言ってね』って伝えてる。」

・「そうやっておっしゃって下さる先輩ばかりならいいんですが、逆に『私が教えたって言わないで』って言う人ばかり。」

・(一同)「(笑)」

・「そういう人の方が多いですね。」

・「本当はこうやってやらないといけないけど、今はこうやっておくからねっていうのはある。」

・「本当を教えてくれればいいんですけどね。半端なやり方だけ教えられると、『誰に教えてもらった?』攻撃を受ける。もう、【後ろ崖っぷち】みたいな気持ち。」

 

【後藤の個人的な意見】

この会話、ぜひ施設や法人のトップの方に読んでほしいですね。

中途入職者(経験者)のこういう気持ちをしっかり理解すべきだと思うんです。

こういう気持ちを理解すれば、採用ももっと楽にできるようになるし、定着率もずっと高まるのに…。』


⑧【分かっているリーダー、分かっていないリーダー

『やはりスタッフとの人間関係を円滑にするのは神経使います。』

 

<参加者の意見>

・「新人さんはすごく気を遣うと思います。仕事も覚えなくてはいけないし。」

・「対立関係とかもあるし(笑)」

・「そういう情報は先に教えておきますね。」

・(後藤)「あ~『勢力図』みたいなものも?(笑)」

・「勢力図、ハハハ!」

・「この人、口下手で上手く教えてくれないかも知れないとか、でも明日この人についてもらうから、よろしくお願いします、って。」

・「そういう先輩がいてくれたらなあ。すごく助かるんですけど。」

・「いないですよね、そういう人。」

・(後藤)「どの施設にも『Hさん』はいないんですよ。残念ながら。」

・「私は自分で『この人はこんな感じの人だから、こんな感じで接すればいいかな?』って読みながらやっていくかな。」

・(後藤)「忖度しながらね(笑)」

・「忖度…(笑)」

・「利用者さん同士もあるし、そのあたりフル回転ですね。」

・(後藤)「そこが一番大変だと思いますね。」

・「なんでもかんでも、口をついて出ちゃう人は、食堂で耳の遠い人で囲んじゃう。」

・(後藤)「ハハハ。聴こえない人で囲んじゃうんですか~(笑)。それ面白いですね。」

・「職員でもいますからね、遠慮のない人。」

・「うちも配慮が全くない。臭いとか汚いとか平気でいいますから。え?』って言うと、『え?何がダメなの?』って聞き返しますからね。」

・「それ、もう何年も前の介護施設って感じじゃないですか?措置の時代の臭いがする。」

・「そうですよね。」

・「新人の男性の方は配慮ができる。教育がなってない。」

・「教育も必要かも分からないけど、『人間性』の問題でもありますよね。」

・「それこそ適性検査が必要ですよね。」

 

【後藤の個人的な意見】

Hさんのようなリーダーがいれば、部下はラク。でも、Hさんのようなリーダーは滅多にいません。

ところで、そもそも介護の現場リーダーとは何をするべき立場なのでしょうか?

本質的に何を求められる役割なのでしょうか?

そのヒントになるかもしれない、ある名著の一節を紹介しますね。

 

その一節では、ベトナム戦争時にジャングルで歩兵を指揮していた若き歩兵大尉(つまり現場リーダーです)へのインタビューを紹介しているのですが、

「(リーダーである)あなたは、この混乱した状況下でどう指揮しているのか?」という質問に対して、若き歩兵大尉は次のように答えているのです。

 

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『ここでは、責任者は私である。

しかし部下がジャングルで敵と遭遇し、どうしてよいかわからなくとも、何もしてやれない。

私の仕事は、そうした場合どうしたらよいかを予め(あらかじめ)教えておくことだ。
実際にどうするかは状況次第である。その状況は彼らにしか判断できない。

責任は私にある。

だが、どうするかを決められるのはその場にいる者だけだ』

《P・Fドラッカー「経営者の条件」P23~P24より》

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生きるか死ぬかの戦争と、介護施設とを同列に扱うことは、おかしいかもしれませんし、女性中心の介護リーダーにこんな話をしてもピンとこないかもしれません。

でも、現場の責任者はリーダーです。

そして、施設内で各介護職が出会う状況は、どうすればいいか分からないことばかり。その瞬間に判断しなければならない。
リーダーはその場に遭遇しない限り何もしてやることはできない。

だから、リーダーの仕事の一つは、【そうした状況になったときにどうすればいいか】を予め確認しておくことだ、と考えることもできるのではないでしょうか。

でも、実際にどう行動するかは状況次第。その場にいる介護職にしか判断できない。

だから、もう一つのリーダーの仕事は、「責任を取ること」。

自分の目が届かないところでの部下の行為に対しても責任をかぶる。

ただし、ここでいう「リーダー」はユニットリーダーレベルではなく、フロアリーダー、主任レベルと考えるべきでしょうね。

つまり現場トップです。ユニットリーダークラスには、少し荷が重いと私は思います。ユニットリーダーにそこまで求めてしまうと、間違いなくつぶれると思います。そのあたりはユニット型施設の大きな課題だと私は考えています。』



⑨【未経験者の派遣って?

『「派遣」って経験者が来るのかと思っていましたが、未経験が来るんですね~。』

 

<参加者の意見>

(後藤)「おかしいでしょ!?未経験が何しに来るんですかね?『いちから教えてください』って?冗談じゃない。」

・「派遣会社で教えるとか、しないんですかね?」

・「介護職の派遣なんですよね。」

・「そうですよ。介護専門でやってる会社ですよ。」

・(後藤)「この前も書いた通り、派遣会社にも人がいないんですよ。必死に仕事してくれる人を探してるんです。
だから、もしかしたらもともと事務員の派遣スタッフに『何とか頼む!●●という施設に介護職として仕事しに行ってくれ!』って頼んだのかも知れませんよ。そうやって時間稼ぎをしているうちに、経験者を探すつもりでね。」

・「なるほど。そういうこともあるのか~。」

 

【後藤の個人的な意見】

『Hさんの施設は「紹介会社」から正規職員を受け入れないのかな?私のところに依頼があれば紹介するのに…。
働きながら医療について学びたい介護士さんって一定数いますから、そういう方とのマッチングの可能性があるのですがね。
今のところ依頼はありませんし、Hさんも、そろそろ転職に動きそうですしね。』

 


これ以外にも、

「●●は認知症予防にいいよ」、とおっしゃり、熱心に指導くださっていた先生が認知症になってしまった話や、
実習に来ている学生を夜勤に入れようと言う荒ワザを使おうとしている施設があるとの情報があったり…
(そんなの、送り出してくれている学校から訴えられたり、学校から学生を紹介してもらえなくなっちゃいますよね。怖くて本文では書けませんでしたが…(ガクガクブルブル))。

今回も、本当にたっぷりと話題を提供してくださいました。
参加の皆さん、ありがとうございました。

今回の参加者から寄せられた声です

・「リアルタイムでいろんな方との悩みやストレス発散?!の話ができるので参加しました。」

・「人材不足、補充について深く話し合いができてよかったです。」

・「思っていることを都度言える場所があるので、楽しく参加させていただいています。今のまま続けてほしいです。」


・「参加するとストレス発散になるし、自分と同じ気持ちでみなさんも頑張っている、という再確認になります。」

・「『レクリエーションは介護で一番難しい』という言葉にとても同感しました。」

・「転職しようかどうか、今も悩んでいます。解決につながるヒントはまだみつからない、というか、自分の気持ちがまだ決まりません。」

・「会では言えませんでしたが、去年の夏頃より、友人が代表でやっている訪問介護に誘われています。NPO法人で、障がい児・者もやっている事業所です。その友人は4年間一緒に仕事をしたことがあり、信頼できる友人ですが…。」

・「他の施設の状況、そこで働いているみなさんが、日々どんなことを考えたりしたりしているのか…参考にさせてもらいたかったので参加しました。色んな話が聞けて参考になりました。」

・「新しい施設で働き始め(仕事を再開させて)、何となくもどかしさのような感覚がありました。他の方も同じような体験をされていて、同調してもらえて安心感がでました。」

・「普段関われない方と意見交換する場はなかなかないので貴重です!!」

・「時間が取れたので参加しました。同じような志の方と話をしてみたいと思い、初めて参加しました。参加者の熱意に感動しました。」

・「自分の生活と仕事との切り離しが上手くできていませんでした。同じような考えの方がいらして、心強く感じました。」

・「初参加なので、今のままでよいと思います。」

・「レクの話が印象的でした。私が一番仕事でたずさわってない事なので、話が聞けて良かったです。」

・「自分の会社にいる人事の人たちのことで悩んでいます。後藤さんがこの間話していた委員会、やってみる?難しいかな?」

 

 

■編集後記

『Tさん、いよいよ転職に動きそうですね。話を聞いていると、現在の職場は改善の見込みなし、ですもんね。それからHさんも、ぼちぼちと…。

いよいよですね。

特に、この会の参加者の転職支援には、私もひときわ力が入ります。

法人や施設は本当にピンキリです。といつも私も言っていますが、本当にそうなんですよ(しみじみ)。

最近、そのことを本当に良く示す事例がありましたので、ここで少しだけ書いてみます。


片や、社会福祉法人さんです。施設はユニット特養。

表面上は職員同士のいざこざに見えて、その実は法人トップのリーダーシップの欠如に職員達の愛想が尽きた、というケースでした。

実は先日この法人さんに施設見学に伺ったのですが、現場よりむしろ事務所にいたスタッフ達の目が完全に腐っていました(失礼ながら…(^^;))。
もう、「仕事」をしに来ていない目です。完全に《遊びに来ている》目なんです。
そして、完全にトップを見下している、そんな目をしていました。
そしてそして…、正直に告白しますと、腐っているばかりではなく、【妖気】すら感じ、ゾーっとしました(いまだにその時の情景を思い返すとゾゾっとします)。

一緒に訪問した転職相談者も、「この施設はもう【末期】ですね…(^^;)」って、完全に見抜いていました。

全ては、トップのあり方なんです。職員が悪いのではない。そういう職員にしてしまった、もしくは採用してしまったトップの責任なんです。トップが悪いのです。

でも、トップはそこを理解していない。「職員が悪い」と思っている。だから、絶対に良くはならないでしょう。

トップが今のままなら、その法人さんには私、二度と介護士さんを紹介できません。

 

一方、本文でも言及した営利法人さん。

中途採用の会社説明会に参加させて頂きました。

もちろん現場レベルでは様々な問題や課題を抱えてはいます。

しかし、説明会の会場となった施設には、トップ(社長や施設長)の、
「良い会社にしていきたい!」「していくんだ!」という気持ちが端々に現れていて本当に感動するほどでした。

職員同士のチームワークが素晴らしく、お客様を大切にしようという姿勢が、全職員から感じられました。
付き添った私に対しても配慮が行き届いていて…(^^)。

一緒に説明会に参加した女性介護士さんも、心を思いきり動かされたようで、少し涙を浮かべながら、「私、ここで働きたい!」
と即決だったんですから…。

奇しくも、その介護士さんが「職員さんの目が違いますね!」とおっしゃっていました。

 

この【違い】たるや…(^^;)。

もう、恐ろしいほどの【差】ですよ。

皆さん、そういうことなんです。


社会福祉法人さんでもピンキリですし、営利法人や医療法人さんもピンキリ。

結局は、トップの想い・リーダーシップ・責任感次第ということになるのです。

一言で言えば、トップの「覚悟」が違うのです。


「覚悟」。


最近私の一番好きなキーワードなんです。

物事がうまくいくには何が必要か?

無駄なものを削り取っていくと、最後に残るのは、「覚悟」じゃないかと私は最近考えています。

モティベーションも、行動も、この「覚悟」から生まれるし、カッコいいこと言っててもなんか違和感感じるときは、この「覚悟」に欠けるんじゃないか。

なんて、私のこれまでの人生を振り返ってみてそう思います(^^;)。


私と一緒に施設を訪問すると、本当にいろんなことが良く分かると思いますよ。介護正職員の転職を考えている方、よければご相談くださいね。

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もう一つ報告です。

最近ですね、私の存在を周囲の介護士さんに話てくれるケースや、

過去に一度相談に来られた方が再度相談に来るケースがとっても多いのです。

施設側も同じです。「●●という施設の社長に、後藤さんのこと紹介しておいたから一度電話してあげて」なんていうご要望がとっても増えてきました。

本当に目が回るくらいなのです。

嬉しい、嬉しすぎる悲鳴を上げています。


丸6年で、私もようやくここまで来ることができました(まだまだ目指す先ははる彼方ですが…)。

これまで関わりのあった皆さんに感謝ですが、特にこの井戸端カイゴの存在が大きいです。

会の参加者さんには、本当に感謝してもしきれません。

ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。


※今回は適性検査を参加者さんにはやってもらいました。
その結果分析も、お楽しみに…。』

<後藤>

 

 

★お問合せや参加申し込みは下記まで。

goto●aqua-brain.co.jp (●を@に置き換えて送信してください)


 

■次回の開催概要   

【日時】平成30年2月23日(金) 13:15~16:30(13:00開場)

【場所】<東別院>名古屋市女性会館 ~イーブルなごや~(第1集会室)

<地下鉄> 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分
<駐車場>49台(30分以上1回300円)

【参加費】500円
【定員】15名
【主催】TSC事務局(こころLink内) 後藤 剛



★こころLink公式サイト(トップページ)
http://www.kokorolink2.jp/

 

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