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井戸端カイゴ報告ブログ(2018年12月開催)

2018年12月21日(金)於:名古屋市女性会館~イーブルなごや

写真はイメージです

皆さん、こんにちは~。お元気でしょうか?

さて、去る12月21日(金)の午後、

井戸端カイゴ ~介護職のための情報交換と交流会~

の、第66回目を開催しました!

 

★これまでにご参加頂いた人数:79名(延べ381名)

 

今回も、東別院の「イーブル名古屋(女性会館)」でした。

人数は、後藤含めて計11名でした。

さあ、今月も頑張って一所懸命書きますので、もしよければ読んでくださいね。

 

【お断り】

会話の内容や参加者の紹介については、参加者やその所属施設・法人が特定できないよう、後藤の独断で脚色・割愛している箇所があります。

また、参加者の名前(イニシャル)もボカシたり、あえて施設形態を書かなかったりしています。

理由は、万一、参加者が第三者に特定されてしまうと、会での自由な話合いができなくなってしまうからです。

そのような事態は絶対に避けたいですので、細心の注意を払っています。どうかご了承ください。

しかしながら、私も人間です。それも、結構ヒートアップしやすい部類の人間です。

まれに筆がすべる場合がありますので、特に会に参加された方にお願いです。

私の書いた文に対するご指摘があれば、どしどしお寄せください(メールでお願いします)。


さて、まずはいつもの通り参加者の紹介から。 
※男性は○○「氏」、女性は□□「さん」と表記しています。

S氏:この会のオリジナルメンバーの一人。介護付有料老人ホーム3年目に突入しました。現在はショートスティ部門の副リーダーを務めておられます。ずさんな調査書のみで複数の新規ご利用者を受け入れなくてはならない日々が続いているようで、かなりストレスが溜まっているそうです。
旅行やプチドライブが趣味。最近、お母様を連れて温泉へ行かれたらしいのですが、お母様が体調を崩し入院してしまったとのこと。少し心配ですね…。


Mさん:初参加です。現在は特養に勤務されています。後藤のところに、2018年4月頃に転職相談にお越しになった方です。私と色々と検討した結果、現在の職場に残留を決められたのですが、正直介護自体辞めようかというところまで気持ちが落ちたそうです。でも、ショートから特養に異動したこともあって何とか持ちこたえられました。
マイブームは、あちこちへ旅行へ行くことだそうです。結構、誘われて行くことが多いそうです。

Okさん:初参加です。デイで5年半の経験。Okさんも、2018年4月頃に後藤のところに転職相談にお越しになりました。当時はパート契約でしたが実質的にフルタイムの勤務でした。
もちろん、転職を検討されたのですが、結局残留し正社員に登用され5月から心機一転スタートを切りました。
が、上司からは「人件費がかさんでいる」とか訳の分からない話を聞かされるなどの不協和音と、全く仕事をしない(?)ベテラン職員が目に余り過ぎたそうです。また、成長しない自分も嫌だし…ということで、結果的に転職を決められました。
全く別法人の有料老人ホームに1月から勤務されることになりました。
休みの日も、絵を描いたり、鳥と遊んだり、カラオケで歌ったり、色々と楽しめる人だそうです(^_^)v。映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観たが、父が隣でうんちくを喋ってくるので集中して観られなかったそうです(笑)。

Hさん:基本、毎回参加して頂いています。病院での介護経験23年のベテラン。介護リーダーです。後藤のところには、2年半くらい前に転職相談に来られたのですが、その時は全く辞められませんでした。その後、ずっとこの会に参加して頂いていましたが、この度、退職を決断され、退職届も受理された、とのことです。
23年間お世話になった法人を去るのは並大抵ではなかったと思いますが、やはり、お年寄りの生活を支える介護をしたい、という気持ちが強いそうです。
ただし、法人の迷走も退職理由の大きな理由の一つのようですよ。

法人側が、しっかりした方向性さえ打ち出していれば、残留の可能性も充分あったと思いますよ。意気に感じれば、いくらでも頑張ってくれる人物なのに…。
残念!
今は、もちろん後藤の転職支援で職場を探しています。「やはり自分が共感できる理念のある法人でないと続かないんだ」ということと、「職場見学を通じて上層部の方と話し合うことで法人が考えていることがわかるし、その中で自分のやりたい介護を見つけていかないとダメなんだな」ということを、骨身にしみて理解されたそうです。良かった良かった…。

人の命を預かる仕事をしているので、死生観とか、そういうことも勉強していきたいと語っておられました。「【人の最期って難しいなあ…」と、つぶやいてもいました。

山登りが好きで、雪山を見るとスキーしたくなるそうです。
山スキー(ゲレンデじゃないところを滑り降りるスキー)にあこがれるそうです。本当にやりかねないので恐い…(^_^;)。


Osさん:少し久々の参加ですね。現在、ユニット特養に勤務して2年。上司との信頼関係が希薄となり、不信感を抱くようになり、「辞めよう」と思い、ハローワークへ行ったりしていると、後藤からのメルマガがどんどん送られてきて、「ドキッ」とするとのこと。
ずっとモンモンとして、今回の会も参加しないつもりだったそうです。ちょうどその頃、後藤宛に相談のメールを頂いたので、今回の会に少し強引に誘ったのです。良い気分転換になったでしょうか?

A氏:ケアハウス6年目。当時、後藤のところに転職相談には来られたのですが、結果、自身で探された社福に入職。事務兼務です。年忘れ会で、生まれて初めて女装をしたそうです。
ケアハウスであってもこれまでに10名前後の利用者を見送っておられるそうです。
「比較的、前向きに楽しく過ごしておられる人の方が、ポックリと亡くなる傾向があるように思う」、とのことでした。
ちょうど1年前のこの会で、御在所に初めて登った話をされたそうです。井戸端の会の登山部部長とでも言える存在です。山登りは、自然に触れることもでき、体調管理にも役立っているそうです。A氏も映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観たそうです。


N氏:この会のオリジナルメンバーの一人です。ちょうど1年おきくらいの頻度で参加してくれていますね。後藤の紹介で某医療法人に入職され、入職後の社会福祉法人の立ち上げと特養の開設に大きく貢献された開設メンバーです。もう少しで在籍4年になるリーダーです。
ホッケーが趣味で、県大会にも出られています。月1回の練習と、自転車通勤は片道10㎞ほどを毎日通っているそうです(すごい…)。

Kさん:去年の10月から住宅型有料デイに勤務されています。前のグループホームへの就職の際に後藤の転職支援を受けられました。この会にも、かなり前から参加頂いている方の一人です。
1年前の今頃は、職員間の人間関係でヘトヘトになってたそうですが、今ではそういう職員さんも色々本音も話してくれるようになってきたそうです。LINEで、「イライラが募る」とか送ってきたり、さらに「私、お年寄りが嫌いなんです」ってカミングアウトしてきたりして。「ま、自分がはけ口になっていればいいのかな」、という包容力のある方です。
ご主人とキャンプに行ったり、小さい山を登ったり、がマイブームです。

Aさん:久々の参加です。後藤の紹介で某住宅型有料に入職し2年弱勤務。体調不良で退職されました。他の紹介会社から別の住宅型有料を紹介され、次に特養に入職するも半月で退職。
今は、コンビニで勤務中だそうです。12月25日に某介護付有料老人ホームを面接予定だそうです。現在、精神疾患の治療中だそうですが、これが最後のチャンスだと思って、挑戦しようと思っている、とのこと。
精神疾患の方同士で集う会を探したりしているそうです。あと、ツムツムにはまっているそうです。
入職した特養では、車椅子で廊下に利用者さんが行列を作っているのを見て、「げっ」と思ったそうです。何とか頑張ろうと思ったが、メンタル的にやられてしまったそうです。

Kyさん:久々の参加です。かなり遅れての参加でした。後藤の紹介で介護付有料老人ホームに就職し勤務されていましたが、腰を痛めて、結果退職されました。現在は、某市の認定調査員をされています。腰の治療で接骨院とリハビリに行ってるそうです。

 

以上、介護関連職の方10名に後藤を加えた計11名で、会がスタートしました。

 

今回出た主な話題は、こんな感じでした↓

①【夜勤時に、利用者さんに対する虐待疑いのある職員への対応

『施設長の方針に共感していない職員を、どう同じ方向を向いてもらえるかで苦労しています。新卒と比べて、中途入職の方を導くのは難しいですね~。
特に夜勤時。職員が何をしてるか分からない恐さがあります。
ひどい声かけをしていたり、だったり、利用者に手を上げてるんじゃないか、とか。』

 

<参加者の意見>

・「夜勤は一人ですか?」

・「一人です。対応をどうしようか、と思っています。」

・「キツい口調の人もいますよね。夜勤をやらせられない職員もいます。Nさんのところの問題の職員も、一旦夜勤から外してみるのも手だと思う。」

・「カメラを設置しますか?」


・「うちは通路だけですね、カメラは。」

・「うちの法人の場合、そういう虐待を疑う事案があれば、上層部に報告して、辞めさせる方向へ持っていきますね。」

・「そうなんです。しっかりと話をして、『これで辞めるかな?』と思ったんですが、辞めないんですね。」

・「『自分じゃない』ってしらを切り通す人もいますからね。でも、そういう話がある度に呼んで、しっかり話をするということは、多少の抑止力にはなっていると思う。」

・「私の施設では、目安箱みたいなものがあって、誰でも書いて入れられるようにしている。3か月に1回くらい開けるんだけど、もう恐いよ~。名指しで書いてあるから。」

・「書く人の中にも、モンスター的な人もいますからね。その線引きが難しい。」

・「箸の袋に書いて入れる人もいるし。」

・「小さな施設なら、なんとなく誰が書いたか分かりますしね。」

・「うちの施設の場合、施設長宛のボックスがあります。」

・「ホテルにはよくありますよね。支配人に直接声が届くボックスが。」

・「ケアハウスも一人勤務ですから心配と言えば心配です。利用者さんも言わないですし。
以前、TVで、無医村の医師が教育のために自分の額にカメラをつけていたのを見た。
もし、その職員にカメラをつければ、始終カメラをつけて働くことになるから効果てきめんだと思う。ただ、利用者さんの顔も写ってしまうし、問題あると思いますが…。」


(後藤)「利用者さんの額にカメラをつけてもらえると、いいんですけどね。利用者さんは映らず、職員だけが映るから。ま、冗談ですけど(笑)。」

・「光景を想像するとすごいですね~。バッテリー代も相当かかりそう(笑)」

 

【後藤の個人的な意見】

『う~ん。これは悩ましい問題ですね…。
宿直者等がランダムに現場に顔を出すようにして、そういう現場を押さえるのが良いのではないでしょうか。
その上で一筆書いてもらい、指導の経過も記録する。それを繰り返す。それでも改善されなければ、夜勤からは外すしかないと思いますね


②【特養に入職して…

『特養に入職して、車椅子の方が廊下に行列作っているのを見て、「げっ」と思ったんですが、何とか頑張ろうと思ったのですが、メンタル的にやられてしまって…。』


<参加者の意見>

・「廊下に並ばないようにトイレ誘導したり、『そういう状況にならないためにどうするか?』を考えないといけないと思う。人数分のトイレがあるわけではないし、介護度3以上、4や5の方ばかりなので、本人からの訴えも少ないので、こちらで排尿の間隔見て対応しないといけない。」

・「質問なんですが、トイレで用を済ませた後、オムツを膝に当てて履かせる行為って、『あり』なんですか?住宅型有料の時は見たことなかったので…。」

・「【立ちオムツ】ですね。やってます。そうしないと裸のまま廊下歩かせることになるから。」

・「狭いトイレの中で無理矢理立たせたりして…。」

・「無理矢理はダメだよ。動かない、無理矢理では。やっぱりその気にさせないとね。
『パンツを履くんだ』っていう気持ちにさせないと。無理やりやろうとすると動かないから倒れたりして危険ですよ。」


・「そうですね。危ない。」

・「私も特養ですけど、立位は取れないし、立ちオムツをせざるを得ない。逆にそれが一番ベストなやり方だと思う。本当は、他の職員を呼べるといいんだけど、配置人数も少ないので…。一人で介助しようと思うと、手すり持って頂いて履いてもらう。結構、問題ないですよ。」

・「自信なければ、他の職員を呼べばいいですよ。」

・「失禁ひどかったりすると、絶対一人ではムリだしね。回数こなせば、自分のモノになっていくと思います。」


【後藤の個人的な意見】

『Aさんは、特養の印象が悪かったみたいですけど、いつも言ってますが「特養」と言ってもピンキリですからね。
共通してるのは、介護度3以上の人しか入居できない。そのくらいでしょう。

あとはもう千差万別ですよね。そもそも、従来型・ユニット型の違いも大きいし、さらに大きいのは、法人ごとの方針の差(本音の方針ですよ。建前はほとんどどの施設も変わりませんから)。それから、職員を守るという姿勢、コンプライアンスへの意識…。

そのあたりはもう、法人によって、文字通り【天と地ほどの差】があります。

そして、これは特養に限ったことではなく、介護施設全体に言えることですが…。

だから、あまり施設の種類にこだわり過ぎたりすることは得策ではないのです。


【特技があるって、いいなあ~。

『ちょっとこれ、見てもらっていいですか?(と、Okさん、描いたイラストを見せる。現職(デイ)の利用者さん一人一人を描いた、ものすごくかわいいタッチのイラストを出す)』

 

<参加者の意見>

(一同)「何これ!上手~!」「かわいい~!」と騒然とする。

・「色は何で付けてるの?」

・「コピックっていうペンです。」

・「コピックで描けば、誰が描いても上手く描けるというわけではないんですよね?(笑)」


・後藤「そりゃそうですよ!(笑)」

・「利用者さんの似顔絵描いて、居室に貼ってあげたら大喜びしますよ~。」

・「誕生日のプレゼントにもいいよね。」

・「すごい才能だよ。」

 

【後藤の個人的な意見

『Okさんが持参したイラスト。もう、プロ級というかプロそのもの、というクオリティ。

誰もが、「ウソ~?!」って叫びたくなる、そんなクオリティなんです。ホントに。

参加者の皆さん、自分の施設のレク等でOkさんを招こうと、その場ですでに「ウチの施設に来てぇ~!」と、オファー合戦が始まっていました。

本当に、特技があるっていいなあ~と、心底思いました。それにしても、クオリティ高すぎ。もう、一気にその場の空気を持っていかれました。ほんと、すごい。もちろん、イラストだけでなく、トークも面白かった!

 

④【新処遇改善加算について。】

(新しい処遇改善に関する話題になり、後藤が皆さんに資料を渡しつつ雑談しながら)

『処遇改善金、病院は全くないんですよ!』

 

<参加者の意見>

(後藤)「そうなんです。そこが大問題なのです。実は。
いつも私のことを信頼して下さっている医療法人さんにお聞きしましたが、病院と老健を両方運営しているのですが、老健は処遇改善手当が一人年40万円なんだけど、病院はゼロなんです。これは制度上のバグです。法人は何も悪くない。介護保険制度上の施設にしか、処遇改善加算という制度がないからなんです。医療保険制度上の施設には、そういう制度が、ない。だから病院の介護士は、一円たりとも処遇改善の恩恵は得られないのです。これ、大問題です。同じ法人内で、老健から病院に異動したら、年収が40万円も下がるということですから。」


・「処遇改善金って、年に1回しか支給しないところもあれば、毎月支給の施設もありますよね。」

(後藤)「もう、施設によって、ですね。事業者の裁量に任されていますから。
あえて年に1回支給にしているところあります。そうすると、支給日までに辞めた人には一銭も支払われず、辞めた人に支給すべきだったお金は、支給日に在籍している職員で山分けすることになる。そういう法人の方針(本音)が、如実に表れる部分でもあります。」


・「でも、職場の職員みんな処遇改善のこと詳しく知らないですね。
ところで、介護職以外に支払っちゃダメなんです
ね?」

(後藤)「はい。現状の処遇改善はそうです。介護職だけが対象です。」

・「以前の施設は、事務職員にも分配してましたよ。」

(後藤)「想像ですが、施設側が自腹で事務職員にも支給していたんだと思います。全体の支給バランスを取るために。」

・「そうなんですか?」

・「不公平になるから?」

(後藤)「はい。おそらく。」

・「でも、もともと介護職の給料が低いから始まった制度なんでしょ?」

(後藤)「主旨はそうですね。」

・「有料老人ホームってどうなんですか?処遇改善金はもらえるんですか?」

(後藤)「事業所が加算を受けていれば、もらえるはずです。約9割の事業所が加算を受けていますから、おそらくSさんの事業者も受けていると思うのですが、それは事業者に確認しないと分かりません。」

・「事業所によっては加算をもらってない場合もあるんですか?」

(後藤)「はい、あります。ただ、『昇給額の累積分も含めて処遇改善とみなして良い』というルールなので、事業者として加算は受けているけど、職員への支給は、定期昇給分に充当しているという扱いにしている可能性はあります。そうすると、表面上は処遇改善金とか処遇改善手当とかの名目は出てこないです。」

・「事業者間で統一されてないのは問題ですよね。今の後藤さんの話の昇給分も含んでいいとか、余計わかりにくくなってる。」

(後藤)「そうなんです。実はそこが問題。ある意味事業者に丸投げ。しかも分かりにくい。だから、皆さん施設側に搾取されているかのような印象を持ってしまうんです。事業者がよほど分かりやすく支払わないと、誰も得してない気がします。」

・「うちは処遇改善金がそもそもないから、最近、『介護職に少しでも手当を』、と、介護福祉士のみ10,000円ずつ支給されるようになりました。おそらく法人が自腹切ってるんだと思います。目的は、退職を少しでも食い止めるためだと思うに。でも、もらってることを介福以外の職員に言うな、と言われました(^_^;)。」

 

【後藤の個人的な意見】

『処遇改善についてはですね、私、本当に言いたいことが山ほどあります。非常に分かりにくい制度、ルールです。

しかも、2019年10月から、全く新たにベテラン介護福祉士を対象にした処遇改善が始まる。これがまた、「一体誰がこんなもの考え出したんだ?」と叫びたくなるような代物で…(苦笑)。処遇を良くしようという気持ちはいいと思うんです。でも、出来上がったものは、かなり分かりにくいですよ(こころLinkのサイトのブログを見て頂けると分かります)。

でも、もう我々が何を言っても変わりませんから(当然)。となれば、出来上がった制度を、介護士さんはしっかり理解しておく。そうしないと、絶対に損しますからね。
転職の際は、必ず社労士法人が母体の紹介会社のコンサルタントなど、きちんと説明のできる専門家に相談されることをおすすめします。

また、施設側は、さらに増える加算を、いかに効果的に配分するか、いやその前に、いかに職員に対し納得感ある分配方法を考えられるか。

そうは言っても、そもそも信頼関係が構築できていなければ、全部裏目に出てしまう。怖いですよ。
施設側は、職員にいかに安心し、信頼してもらえるか。日々の職員への接し方、職員を守る気持ちが感じられるか。そういう根底の部分に立ち返って施設を見直さないと、本当に人材がどんどん流出していくと思います。今年の秋以降、完全に二極化していきます。

介護士さんは、その動きをしっかり把握し、自分の居場所を見つける必要があります。でもこれは非常に難しいですが…。

 

⑤【新たな資格取得は、ケアの幅を広げるか?】

『介護関係の資格をたくさん持っていれば、その分ケアの幅が広がると聞かされてきましたけど、どうなんですか?』


<参加者の意見>

・「それはそうだと思う。でも、医者が全員良い治療をできるか?と言うとそうじゃないように、必ずしもそうではないところもあると思います。」

・「自分の職場のやり方、ケアの仕方だけじゃないんだ、ということに気づくことは大事。資格を取ることは悪いことではないと思います。」

・「ヘルパーしかない方でも、介護福祉士より上手な人もいるし。知識は広げていくべきと思う。」

・「ず~っと勉強ですよ。」

・「訪問介護は、ヘルパーの資格が必要なのに、デイとか施設はその資格が必要ないのも不思議ですよね。」

 

【後藤の個人的な意見】

『私も、一生涯勉強だと思っています。特に介護職は専門職なので、様々な資格がありますよね。
もちろん、まず介護福祉士は最低限必要と思います。処遇改善の動きを見ても、持っていないと損する可能性が高くなりそう。
そしてその上に、痰吸引などの特定行為従事者講習や、認知症介護実践者研修関連の資格取得は、仕事の幅を直接広げてくれそうですよね。

でも、私が思うのは、資格にこだわらなくても、昔の歌を覚えたり、昔の映画を観たり、歴史のことを勉強したり…。皆さんの施設で最期を過ごされるお年寄り一人一人をより理解し、より共感し、その距離をさらに近づけるためにあらゆることを(遊びながら)学ぶことも、とても良いと思います。資格だけが全てではないし、机に向かってする勉強だけが全てではないと思います。


 

⑥【摘便が苦手な看護師?】

『職場に、摘便が苦手だという看護師がいます。「いままで、どうしてきたんですか?」って聞いたら、「いつも同僚にやってもらってた。」と言っていました。』


<参加者の意見>

・「摘便、私たちがやってあげたいけどね。」

・「もうそこまで出かかってるのに、出ないからね、かわいそう。」

・「ダメなんですか?介護職がやっては?」

・「はい。」

・「摘便するのが大好きな人もいますよね。」

・「介護士も、肛門の周りを刺激するのはいいんですよね。」

・「出かかっていると、車椅子に座っていても気持ち悪いですよね。見ていてかわいそう。」

 

【後藤の個人的な意見】

『排便がうまくできないのは、本当にかわいそうですよね。

個人的には、食事がうまくできないよりも辛そうな気がします。
「辛い」というより、スッキリしない気持ち悪さと言うか…(^_^;)。

看護師さんがいるのにも関わらず対応してもらえないのは、つらいと思います…。

そのあたり、しっかり仕事をしてあげて欲しいです、看護師には。「苦手」とか「嫌い」とかで逃げる…。給料泥棒ですよね。そんなの。完全に(怒)。

 

⑦【認定調査員】

『私、介護職を腰痛で辞めて、今は某市の認定調査員をしています。』


<参加者の意見>

(後藤)「認定調査員って、介護度を認定するの?すごい責任ですね。」

・「どうすればなれるんですか?」

・「ケアマネ持っていて、研修受ければできる。1日研修です。テストがありますけど。私は14点しかとれませんでしたが…(苦笑)

(後藤)「14点?何点満点ですか?まさか100点満点ではないですよね(笑)」

・「はい、100点ではないです。20点満点です(笑)」

・「20問っていうことですか?」

・「はい。」

・「介護の経験は何年必要なのですか?」

・「5年だと思います。ケアマネ必須だから。介護か医療を5年。
今は研修中で、2019年からは一人立ちです。この前はある利用者さんにリモコンで殴られそうになりました。」


・「あるあるかもしれないのですが、実際は歩けるのにも関わらず、ご家族が歩かさないようにする、とか、やっぱりあります?」

・「演技したりね。」

・「そういう場合、足の太さをチラッと見せてもらいますね。やっぱり太さが変わってきますからね。でもそのことはその場では言いません。報告書にはしっかり書いておきます。それから、利用者さんが日常利用してる施設に電話して確認したりもします。」

・「やっぱり、嘘ついてもバレてるんだよね。もう、施設の利用者も、認定調査の日は朝からソワソワしてるし、車椅子隠せって言うし、食べられないフリするし(苦笑)。」

(後藤)「ま、気持ちはわかりますよね。ある意味、死活問題ですもんね。」

【後藤の個人的な意見】

『介護度の認定…。介護保険制度のキモ中のキモですよね。認定いかんによって、特養に入れるかどうかも変わってきますし、受けられるサービスも変わってくるし…。

もう正に、戦々恐々ですね、これは…。

ウソはいけないですが、気持ちは分かります。
でも、やはり公正に認定されることが大前提の制度ですから。認定調査員の方の責任は重大ですね、ホントに。
これまたすごい仕事です。

 

 

⑧【腰痛の予防法】


『私、今までデイサービス勤務だったのですが、これから施設で働くわけですが、何か腰痛の予防方法ってありますか?』


<参加者の意見>

・「私は、予防ベルトは毎回しています。バンテリンのベルトです。」

・「私は、病院で『まず痩せろ』と言われました(苦笑)」

・「筋トレはどうですか?」

・「私は筋トレはしてないですね。ま、しないよりは良いかも。」

・「私は、腹筋やってたらギックリ腰になりました(苦笑)。腹筋だけでなく、背筋もセットでやらないとダメらしいです。」

・「腰を痛めると、次に首を痛めるんです。私、首にヘルニアがあります。」

・「私も首がつる。変な体勢で物を拾うと、つります。」

・「足にもきますか?」

・「自分はまだ大丈夫ですね。腰を使わない移乗方法を知っているので。抱えたり、膝に乗せたりするので、私の職場で腰痛になった人はいないです、今のところ。技術は大事だと思います。」

・「上手にやれば大丈夫。でも、上手にできないとそれはもう大変。後悔するくらいに。利用者さんも大変な思いをしている。これは無理だと思ったら、一回やめて休憩し、改めてやるとうまくいくことが多い。無理は禁物。利用者さんをまずその気にさせないと。嫌がってるのを無理にやると危ない。」

・「起こす時もギャッチアップしてから、とかね。」

・「うちの施設では、人が動作するときにどういうメカニズムで動くかを研究して、できるだけ利用者さんの動きを利用した移乗方法を何回も何回も研修して体に染み込ませていきます。1回では、とても体で覚えられないので、何回も。基本は確かにありますが、利用者さん一人一人のそのときの状態に合わせてやらないといけませんし。」

・「何回も何回も。ですよね。」

 

【後藤の個人的な意見】

『腰痛に関しては、エーデル土山さんでお聞きしたところでは、やはり福祉器具(リフト等)の活用に尽きる、とおっしゃっていました。

N氏の施設で取り入れているような、腰痛になりにくい少し特殊な介助方法もありますが、やはり習得は難しそうですからね。誰でも負担なく移乗ができる方法、と考えると、やはりリフトに行きつく。

でも、そうした福祉器具をあまり活用しない施設の場合は、どうするか?

やはり自分の身は自分で守るしかないですね。

N氏の施設で学ぶような移乗方法をマスターするか。

可能であれば複数名で介助できると思いますが、必ずしもできるわけではないでしょうから。

最終的には、「職場を変える」しかないかも知れませんね。

 

 

他にも、「外国人の介護士さん」についてなど、今回も話題が満載でしたね。

年末で大変お忙しい中、今回もみなさんご参加くださり、ありがとうございました!

 

今回の参加者から寄せられた声です

・「初めての参加でした。自己紹介は一人一人長めにとってもらい、皆さんどんな思いでみえたのかを知ることができて良かったです。緊張も解けて、うまくは話せなかったですが、楽しく話せました。」

・「モヤモヤしている中で、家で考えていても仕方ない!と思って参加をしました。思っていることを話すだけでスッキリしたし、みんなそれぞれ悩みを考えている、と思うと、共有できる部分もあり、楽しく過ごすことができました。久しぶりに来て良かったです。これからも色んな情報、よろしくお願いします。」


・「今年最後の井戸端カイゴで、Oさんみたいにイラストが上手い介護士さんに会えてうれしかったです。Oさん、また井戸端カイゴに来てお話ししましょう。イラスト上手な人、うらやましいです。そして、そのイラストをぜひ介護に役立てて下さい。」

・「認定調査員のお話を聞けたことが、大変良かったです。」

・「介護のいろんな話が聞けてよかったです。」

・「初参加をさせて頂き、他施設の方と色々な角度で意見交換ができ、大変勉強になりました。本日の井戸端カイゴを機に、スキルアップしたいと思います。」

・「施設によって(人員数・考え方・ハード面)、職員の感じ方が違うし、自分の施設の強みを見つけて押し出していかないと求人は来ないんだなと思いました。他施設の状況を聞けて良かったです。」

・「今日は、比較的深い悩みの人がみえず、和気あいあいとした雰囲気だったように思えます。最近、個人的に思っていることですが、現職場で、少しでも介護が好きになる人が増えていくような働き方がしていけると良いなと思っています。何らかの方法で、それを伝えていきたい、伝えていければいいなぁ~と。」

・「参加人数が多く、自己紹介をたくさん聞けて、施設の内容・中身が分かり、興味深かったです。」

・「途中参加になりましたが、今年度の介護福祉士試験前の勉強について、聞けて良かったです。」

 

■編集後記

『2018年最後の井戸端カイゴでした。

初参加の方や、久しぶりに参加の方も多く、新鮮な雰囲気でした。

会のあとの忘年会の会場へ歩く途中、ある方から「初対面なのに、ものすごく話しやすいですね~。不思議な会ですね~。」って言われました。

ホントホント。不思議な会なんです(^_-)。

おべっかでも何でもなく、参加者の質が高いのです。

これまでに参加くださったみなさんのおかげなのです。

皆さん一人一人の心配りや、裏表のない本音のトーク…。

そういったものの積み重ねで、今の会が成り立ってるんだとしみじみ感じます。

今回で66回目を数えた井戸端カイゴ。また、2019年も、ご参加よろしくお願いします!』

<後藤>

 

★お問合せや参加申し込みは下記まで。

goto●aqua-brain.co.jp (●を@に置き換えて送信してください)


 

■次回の開催概要

【日時】2019年1月25日(金) 13:15~16:30(13:00開場)

【場所】<東別院>名古屋市女性会館 ~イーブルなごや~(第1集会室)

<地下鉄> 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分
<駐車場>49台(30分以上1回300円)

【参加費】500円
【定員】15名
【主催】TSC事務局(こころLink内) 後藤 剛



★こころLink公式サイト(トップページ)
https://www.kokorolink2.jp/

 

※介護職員さんからの転職相談、受付中。

 

【名古屋】介護施設向け特別セミナー開催!【2019年8月8日(木)】※終了しました。

講師:エーデル土山(滋賀)の廣岡隆之氏

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ごあいさつ

こころLink責任者
後藤剛(たけし)

親身で介護士さま一人一人に寄り添ったサポートを行います。また、あなたのペースを100%守りながら進めますから、どうぞ安心してご相談ください。

対応地域

愛知県(名古屋市、一宮市 、瀬戸市 、春日井市、犬山市、江南市、小牧市、稲沢市、尾張旭市、岩倉市、豊明市、日進市、清須市、北名古屋市、長久手市、東郷町、豊山町、大口町、扶桑町、津島市、愛西市、弥富市、あま市、大治町、蟹江町、飛島村、半田市、常滑市、東海市、大府市、知多市、阿久比町、東浦町、南知多町、美浜町、武豊町、岡崎市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、知立市、高浜市、みよし市、幸田町)