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井戸端カイゴ報告ブログ(2019年2月開催)

2019年2月22日(金)於:名古屋市女性会館~イーブルなごや

写真はイメージです

皆さん、こんにちは~。お元気でしょうか?

さて、去る2月22日(金)の午後、

井戸端カイゴ ~介護職のための情報交換と交流会~

の、第68回目を開催しました!

 

★これまでにご参加頂いた人数:80名(延べ390名)

 

今回も、東別院の「イーブル名古屋(女性会館)」でした。

人数は、後藤含めて計4名でした。ちょっと少なかったですね…。

さあ、今月も頑張って一所懸命書きますので、もしよければ読んでくださいね。

 

【お断り】

会話の内容や参加者の紹介については、参加者やその所属施設・法人が特定できないよう、後藤の独断で脚色・割愛している箇所があります。

また、参加者の名前(イニシャル)もボカシたり、あえて施設形態を書かなかったりしています。

理由は、万一、参加者が第三者に特定されてしまうと、会での自由な話合いができなくなってしまうからです。

そのような事態は絶対に避けたいですので、細心の注意を払っています。どうかご了承ください。

しかしながら、私も人間です。それも、結構ヒートアップしやすい部類の人間です。

まれに筆がすべる場合がありますので、特に会に参加された方にお願いです。

私の書いた文に対するご指摘があれば、どしどしお寄せください(メールでお願いします)。


さて、まずはいつもの通り参加者の紹介から。 
※男性は○○「氏」、女性は□□「さん」と表記しています。

Tさん:久々の参加です。訪問介護が大好きな方。デイサービスで1年勤務した後に訪問介護へ。訪問介護事業所で3年近く続けられましたが、業務がキツくなり2月に退職されました。4月から社福の訪問介護でサ責としての勤務が決まっているそうです。
前職では社用車が使えたが、新たな職場では自転車で回ることになるそうです。
今は退職して時間があるので家の大掃除をしているそうです。
久しぶりの人に会ってお茶したりもしているそうです。

 

Hさん:医療法人に勤務されており、これまでなかなか転職できなかったのですが、いよいよ転職が決まりました。
現職では、どんどん人が辞めていく。新たに入職してくる方はほぼ全滅。「
このままではいけない」と上司や上層部に提案もし、自分レベルでの改善もした。

また、私の考えを法人全体の考えとして【法人の指示として】部下に伝えて欲しい、と訴えたりもした。
上層部からは「分かりました。そうしましょう」という返答があったので、「良かった~」って胸をなでおろしてたら、いつまで経っても何もなく(苦笑)ずっとそのままスルーされて…。ということもあったそうです。

で、さすがに「これはもう辞めよう」と思い、退職を決めたそうです。
ただ、普通に「辞めます」って言うだけでは絶対辞めさせてもらえないので、「家の事情で働けない」という理由で退職を申し出た。次は特養へ行きます。もちろん、後藤の紹介です。

最近は、比較的小さい山(1,000m以下)に登っているそうです。

 

A氏:自立型の事業所で、介護職兼事務職。最近事務の比率が増え、ストレスが大きくなっているようです。新人の指導係も担当され、大忙しです。
現場の方では、若い職員に「くだけた接遇」を学び、拒否のあった利用者さんに応用したら、上手くいったそうです。
人権尊重はしなくてはならないが、利用者さん一人一人に合ったコミュニケーションの取り方を学んだ、発見だった、とおっしゃっていました
マイブームは山。登山学校で、地図の読み方などを勉強されているらしいです。

 

以上、介護関連職の方3名後藤を加えた計4名で、会がスタートしました。

 

今回出た主な話題は、こんな感じでした↓

①【訪問介護の正職員の日常とは?

自転車での訪問介護、雨の日はどうするの?

 

 

 

<参加者の意見>

・「カッパ着て行きますよ。」

・「私のところの訪問介護のヘルパーやってる人も、『これから利用者さんのところ行かなきゃならないんだけど、この雨やまないかなあ~』って。台風の時とかも行かなきゃいけない。」

(後藤)「台風でも行かなくちゃいけないんですね~?自転車で、ですか?ちょっとそれ、危険すぎませんかね?でも、行かなきゃいけないんでしょうね。でも、台風の時くらい、誰か車で送ってあげたりできないんでしょうかね~。」

・「警報が出たりすると、行くことができなくなるみたい。その場合、お金はどうなるんですか?」

・「お金は発生しませんね。登録ヘルパーの場合は、給料も発生しない。ただ、当日キャンセルの場合は、お金は頂くみたいです。キャンセルでも、正社員の給料は変わらないです。」

・「他の日への振り替えはしたりしますよね。」

(後藤)「労働法上は、登録ヘルパーにも払わないといけないでしょうね。厳密には。平均賃金の6割補償。でも、利用者側から頂けないのなら、現実的にはその補償もできないでしょうね。実態としては難しい。」

・「登録ヘルパーさん、かわいそうですね。」

・「そういうのが原因で辞めていくヘルパーも多いです。私の在籍していた訪問事業所は、私の入職した時100名くらいの登録ヘルパーがいたんですが…」

・「100名~!すごい。」

・「夜勤だけとか、●さんのこの時間帯のサービスだけ、とかも含めてですけど。でも、私が退職する時は、100人が30数名に減っていたんです。」

(一同)「え~!!3分の1~!!(驚)」

・「激減!!」

・「高齢化で、亡くなられたヘルパーさんもいらっしゃいました。80才前だったかな。仕事頼もうとして電話したら、娘さんが電話にでられて、『亡くなった』って…。」

(後藤)「そんなギリギリまで仕事していらっしゃったということですか?」

・「良く、物でつまづいて転んだりされてました。物を落として壊してしまったり…。」

・「利用者さんみたいですね。お互いに励ましあって。」

(後藤)「逆に利用者さんがしっかりするかもですね、そういうヘルパーさんだと。『ちょっと大丈夫、あなた?』『私が代わりにやってあげるわよ』みたいな…(笑)」

・「逆に、利用者さんの方がシャキーン!!ってね(笑)」

(後藤)「それにしても100人が30数名に…。訪問介護をやりたがる人が少ないんでしょうかね。」

・「確かに、法人の上層部に問題があったとも言えますが…特に登録ヘルパーさんに対して無理を言いすぎてて…。本当に台風で吹き飛ばされてしまいそうな日に、『どうしても行ってくれないと困る』って言われてたヘルパーさんがいて。そのヘルパーのご主人が、『こんな雨風がひどいのに、行けというのか!?』って怒ってしまって…。結局『もう辞めてしまえ!』っていう話になったり、そういう感じでした。サ責が仕事をヘルパーに振るんですが、自分では行かないんですよね、そういう時でも。」

(後藤)「ツラいなあ、それは…。」

・「サ責は、『行けない』んでしょうね。そういうサービスをヘルパーに振ってくる。で、ヘルパーが辞めてしまうんです。
でも、ヘルパーが行けない時は、サ責が『自分が行く』って考えでないといけないと思いますが…。」


(後藤)「そりゃあそうですよね。でもTさんが、今度はそのサ責の立場に立つわけですね。」

・「勉強しないと、ですね…。」

(後藤)「次の職場では、移動のための自転車は『電動』なんですか?せめて電動であって欲しいんですが…(笑)。」

・「ママチャリじゃないんですかね?『電動』自転車なんて使ってるヘルパー、見たことない。」

・「私の法人のヘルパーは、『電動』使ってますよ。坂道が多いですからね。」

(後藤)「あ~そうですね。Aさんのところの地区は、坂が半端ないですもんね。でも、ママチャリでもいいけど、せめて変速機のついた自転車であって欲しいなあ~。せめて。普通のママチャリは、ちょっとあり得ないし、スタッフをバカにしている。自転車って、ほんの少しの坂道でも、登るの本当にきついですから。」

 

【後藤の個人的な意見】

『訪問介護って、ホントに過酷ですよね。雨とかの悪天候時は特に
あとは全て自分1人で対処しなくてはならないプレッシャーも。
でも反面、誰にもうるさいこと言われないから、利用者さんやご家族と良好な関係さえ築ける方なら、マイペースで働けるメリットもありますね。

ただ、やっぱり台風の時とかは…(^_^;)。ヘルパーもサ責も管理者も、そして利用者さんもご家族もみんな困る。なんとか落としどころを探りつつ行くしかないのでしょうが…。

利用者さん側は、台風だろうが何だろうが来てもらわないと困る。事業所側は、ヘルパーに無理強いすると辞めてしまう。ヘルパーも無理に行くと危険極まりない…。難しいですよね。本当に難しい。ただ、台風は前もってある程度予測はできるから、前倒しでやれることがあればやっておき、車で2人一組でガッとフォローに回るとか動きも工夫しないといけないでしょうね。すみません。何も分からないのにあ~だこ~だ言ってしまって…(^_^;)。
 


②【正しい辞め方(笑)

『私、今の法人を退職するんですけど、職場の方々はみな、「また落ち着いたら職場に戻ってきてくれるんでしょ?待ってるよ!」って皆言ってくるんです。』


<参加者の意見>

(後藤)「『あんなこと言って、ほんとは、何かが嫌で辞めるんでしょ?』って思ってる人はいないんだ?」

・「はい、誰もいない。みんな、私が『戻ってくる』と思っている。」

・「実は私も、もう半端なく『辞めたい!』と思っていたので退職理由は嘘を言いました(^_^;)…。だって、長時間の勤務を理由に退職を申し出ると『じゃあ、時間を短くするから』って言われてしまうから。もうここは嘘をつくしかない、と(笑)。
夫をダシにして…(笑)」


(後藤)「旦那さんを?!(笑) へ~、どういう話にしたんですか?」


・「夫をちょっと遠くに行かせました。隣の市に。T市あたりに(笑)。で、『私も付いていかなくてはいけないから』という理由で退職を申し出ました。T市だから、万が一退職後に私の姿を見かけられても、『あ、ちょっと帰ってきました~』って言えるように。」

(後藤)「絶妙な場所にご主人を飛ばしたんですね~(笑)」

・「でも、気が重いですよ。ずっとウソ言い続けないといけないから。でも私、真面目にやってきたもんだから、誰もウソだと思ってない。100%信用している(笑)。」

・「みんな疑いもしないんですよね。」

(後藤)「そのあたり、Hさんも同じなんですね。全く同じ。」

・「私も、ホントのことは誰にも言ってない。」

・「そりゃ、一人に話したらだめですよ(笑)。」

(後藤)「1人に言ったら、全員に話したことと同じになる(笑)」

・「利用者さんには言いたくなるし、言いそうになるけど、グッとこらえて。」

・「私も、近所の人にも、同じウソをつきました。」

・「HさんもTさんも、普段の仕事の中で『こんな職場辞めてやる』とか全く言ってないんですよね。『どこかいい職場ないかな~』とか話してる人なら、ウソついても分かっちゃう。」

・「逆ですもんね。『どうしたら改善できるか?』って考えてましたから。もちろん不満はありましたよ。でもそれより、『自分の職場を良くしたい』っていう気持ちが強かったから…。上層部があまりにも考えてなくて、このまま居たらダメになる。『早く気付けよ!!』どうすればいいかのアイデアもないし、提案してもスルーされるし。」


【後藤の個人的な意見】

『これぞ正しい辞め方です。
そうなんです。本当のことを言うと辞められなくなる。

「時間が長いから体がキツイ」と言えば、「じゃあ時間短くするから」って言われるだけだし、「給料が安いから」と言えば、「じゃあ給料上げるから」って言われるだけで、どんどん辞められなくなってしまう。

だから、上司が「そういう理由なら仕方ないな」と思える理由を伝えて辞めるというのが正解なんです。あきらめさせてあげる。これも「愛」だと私は思います。

確かに「嘘」ですから心苦しいかも知れません。でも本当に辞めたいのなら、手段を選んではなりません。「どうすればお互い気持ちよく、スッパリ辞められるか?」を考えないと。

ましてや、退職の申し出の時に、職場の不満をぶちまけるなんてのは最悪ですよ。
もうね、マナー違反ですよ、そんなの。

だって、上司もそんなこと聞きたくないですよ。「そんな不満を聞かされた上、その上辞めるとは何事だ!!」ってなりますよ。
後ろ足で砂掛けて辞めるようなものですよ。だから絶対だめ。不満や改善を訴えるなら、あくまで組織の一員でないと。

「嘘も方便」と言うではないですか。
ただし、何度も使えませんよ、この技は。

だから、できれば嘘ではない範囲で理由を作るのが良いのですが…。

ま、ここから先は個別にご相談下さい(笑)。力になれると思いますよ。』


【エーデル土山さんは何が違うのか?

『上層部に危機感が感じられないというか、何も考えていないというか…。そういうのってどの法人も同じですかね。でもここ(「エーデル土山さん」)は違いますよね。「職員が100人いるから大丈夫」なんてあぐらかいてないですよね。』

 

<参加者の意見>

(後藤)「それは全くないと思う。エーデルさんは介護業界だけを見ていないから。他業界とも人手を奪い合っているというイメージだから。
介護は3Kで、普通に改善してるだけでは働き手が来てくれないし、流出していく。他の業界の何倍も改革しないと、そして待遇も良くしていかないと、働き手など来てくれないという危機感が常にある。10年前から。」

・「そういう考えになったのが素晴らしい。」

(後藤)「施設長ご自身が、忙しすぎて死にそうだったというのも、一つの大きな要因だったみたいです。」

 

【後藤の個人的な意見

『エーデル土山さんの上層部の持つ危機感は、健全だと思います。介護業界だけの問題ではないですから、人手不足は。他業界とも奪い合っているわけだから、介護業界という枠で考えていたら、働いてくれる人なんて来てくれない、という考えが前提にある。その前提と危機感が常にあるから、どんどん改革や改善を進めて行けるのだと思います。』

 

④【最期は自宅で…】

『訪問介護で亡くなられた方の話です。「早くお迎えが来て欲しい~」と言い続けて。実はご主人が先に逝ってしまわれて、お子さんも遠方で、訪問介護・訪問看護、そして訪問診療で、見させて頂いていた。息子さんも「一人で自宅で好きなようにさせてあげたい」って。』

 

<参加者の意見>

・「最期は自宅で?」

・「はい。ドクターが来て、看取りをして。」

・「それが一番いいのかなって最近思う。『自宅に帰りたい』ってみんな言いますからね。
でも家族はそこまでの覚悟ができてないと、なかなか帰れない。一旦自宅に戻ってもまた病院に戻ってこられたり…。家族も、『最期だからやっぱり家に連れて帰りたい』って言って連れて帰ったのだし、全然問題なさそうに見えた。
でも、『
やっぱり心配で…』って、戻ってこられた。」

・「僕が子供の頃、祖父も祖母も自宅で亡くなりましたもんね。それが普通でしたもんね。」

(後藤)「施設なんてなかったですもんね、子どもの頃は。」

・「『早く迎えがこないかなぁ~』っておっしゃる人が多いですね。」

・「ご主人が先に亡くなってね。でも、『ご主人、あの世で浮気してるから、行かない方がいいよって言ってあげるんだけど(笑)。」

・「そうそう。『迷惑じゃないかなあ~、今行くと』って。『まだ来るな」って言ってますよ』って(笑)」

・「本当に迎えに来るんですかね~。」

・「そりゃ、生前の夫婦関係次第じゃないですか?(笑)」」

 

【後藤の個人的な意見】

『確かに私もそう思う。在宅で看取りまでできたらいいですね。でもそれが、労働環境としてどこまでシステムとして成り立つかというところがポイントだと思う。理想は理想として、現実的に無理なく成り立つか?
これ、1事業所、1法人で何とかなるものではないと思いますから。協力し合わないと絶対できないし、先程の話じゃないですけど、台風の時にいったい誰が行くのか、とか…。
やはり、「提供するサービスの質」「働きやすさ(継続容易性)」「待遇」の3本の軸で考えないと、長続きしませんよね。』

※働きやすさ、というのは、「普通の職員が、無理なく働き続けられるか?」という視点のことです。

 

⑤【高齢者身元保証のこと】

『子どもが先に逝っちゃって…という方が多いですよね。』


<参加者の意見>

・「多いですよね。身寄りは誰もいないって。」

・「そういう人は保証人はどうしてます?『◎◎◎◎』とか入ってますか?大きい組織だけど、結構印象良くないですよね。」

・「あまり良い印象はない。」

・「ケアハウス入居の際も、保証人が2人必要なんですよ。経済的なことより、治療方針とか決める際に駆けつけてくれる人っていう意味合いが強いようですが。
娘もいる人だけど、全く絶縁状態で。その人も『◎◎◎◎』に入って。でも、亡くなってからの葬式も、霊安室みたいなところでやったり…。担当者も配慮のない方が多いというか…。病院で大声で人を呼んだり…。そういう印象ですね。娘さんは相続も拒否したので、財産は全部『◎◎◎◎』という組織に入ってしまったんですが。」

・「私の利用者さんにもいましたね。身寄りのない方。訪問対応できない時(深夜とか)には、『◎◎◎◎』の担当者に連絡して行ってもらったりしましたね。」

・「サービスのオプションが決まってて、料金が違う。そして、実際に駆けつけると時間単位で費用請求してこられます。
私の施設では、利用者の1割くらいが契約してますね。後見人になるとか、金銭管理までやるとか。契約の種類とかオプションがあって。連携してるグループホームもあって。結構強引なすすめ方もしてきたこともありましたね。」

 

 

⑥【統合失調症】

『利用者さんの中には、統合失調性の方もいらっしゃいました。波があって大変でした…。』


<参加者の意見>

・「結構いらっしゃいますよね。」

(後藤)「症状としてはどんな特徴があるのでしょうか?」

・「人によって違うのでしょうけれども、被害妄想がヒドく、うつとか躁の差が激しい気がします。訪問した時、ピンポーンに対する『ハーイ』の声のトーンがもう日によって全然違う。『ありがとね~』って明るく言ってくれる時は良いが、もう目つきが全然違う時もあって…。」

・「全く喋らない人がいて、でもすぐ急にビックリするくらい喋り出して、で、急にまたパタっと無口になったり。認知症の方とはまた全然違うんです、症状が。統合失調症の人が認知症になると、やはりまた違いますし。」

・「接するのはかなり難しくなりますね。」

・「ほとんど笑わないですからね…。楽しんではいるみたいですけれど。」

・「その統合失調性の利用者さんへの訪問も、結局私しか行けなかった。上司であるサ責も行けなくて。私が対応に困っていると、サ責が私の代わりに訪問してくれるのではなく、『いつでも契約切るから、いつでも言ってきて』って感じなの。
私の退職が決まったので、結局切っちゃったんですが。まあ、私が苦しんでいるところも見てるし、会社としてはそれしか方法がなかったのかな…。」

・「でも、結局、たらい回しみたいになりますよね。でも、どの事業所も引き受けてくれず、売上に困っているような事業所が引き受けることになりますね。そうすると、受け入れた事業所の現場が立ち行かなくなるんだけど…。もう悪循環。」

(後藤)「最終的にそういう利用者さんって、どこへ行くのでしょうか?」

 

【後藤の個人的な意見】

『認知症という疾患だけでなく、統合失調症等の精神的疾患を抱えた方のお世話もしなくてはならない。介護職の方々には、本当に尊敬の念しかありません。

ご本人も、ご家族も、本当に大変だと思いますし…。経験豊富であるだろうサ責ですらお手上げの利用者さんをTさんは受け持ち、何とか勤めあげられた。本当にお疲れさまでした。』

 

⑦【相談支援専門員?】

『事業所でお世話できなくなって、他の事業所を探さなくてはならない状況の時、相談員さんの役割は?』


<参加者の意見>

(後藤)「居宅ケアマネではなくて?」

・「障がい分野だから、『相談員さん』って言ってました。
介護はケアマネ、障がいは相談員って分かれてるって聞きました。私が辞めることで契約を切られた利用者さんは、次の受け入れ先を相談員に聞くんだけど、しっかりサポートしてくれなかったようで、困って私のところのサ責に泣きついてきたんです。それでサ責が10件くらいの訪問事業所に電話して、なんとか受け入れてもらえる事業所を探し当てたんですが。

サ責いわく、『次の事業所を探すのは、私の仕事じゃないからね』って言ってました。」


・「それはそうですよね。その事業所の中でのサ責ですもんね。」

・「やっぱり、相談員の役目なんですね。」

(後藤)「…だと思いますよ。正に介護で言うところの居宅ケアマネなんですよね。」

・「でも、受け入れ事業所の方が言うには、逆に、私の事業所が探すべきだ、と。相談員の方って、むちゃくちゃ忙しいらしいんですよ。何百人と障がいの人抱えているらしいんですよね。だから、契約を終了させるなら、自分で次の受け入れ先を探すべきだ、と。」

(後藤)「役割的には相談員がすべき仕事だとは思います、が、現実的に何百人も担当してるなら物理的に相談員では手が回らない、ということなのかも知れません。」

・「何か児童相談所の問題に似ていますね。」

(後藤)「同じでしょうね、構造は。もし相談員がやれないとすれば、誰かがやらなくてはいけないのだから、それを誰がやるべきか?って言えば、それまでサービス提供していた事業所のサ責ないし管理者、ということになるんでしょうね。」

・「大変だ。相談員さんも人手不足なんですね。」

(後藤)「障がいの相談員が一番人手不足なのかも…。だって居宅ケアマネで40名を担当するのでもいっぱいいっぱいっていうんですからね。何百人っていうのは無理ですよね。これってしかし、大問題じゃないですかね。介護職の人手不足なんかより、ずっとずっと深刻な気がする。」

・「担当する人数が200人でも、月20日稼働として1日10人ですもんね。新聞配達じゃないですもんね…。」

・「みんな、なりたがらないのかな?病院のケースワーカーにはなりたがるらしいですが。で、なかなか募集がないから、みんなしがみついてる、病院でも。でも、私の知る限り3人くらいのケースワーカーが精神病んで辞めてますし…。」

(後藤)「大変だと思いますよ、仕事内容が。」

・「家族からも、現場からもクレームの嵐なんでしょうね、きっと…。」



【後藤の個人的な意見】

『障がいの相談支援専門員。さすがに1人何百人もの障がい者をかかえている、というのは少々大げさだと思いますが…どうなんでしょうか?物理的に何百人はどう考えても無理だと思いますけど…。そのあたりの事情、全くわかりませんので、どなたか教えて下さると助かります。

 

⑧【訪問介護の実態は?】

『訪問の正職員だと、給料いくらくらいもらえるものなんですか?』


<参加者の意見>

・「総支給22万円、手取り17~18万円ですね。」

(後藤)「う~ん。施設では夜勤はありますが、23万から25万くらいは充分狙えますからね。雨とか心配ないし。そう考えると、訪問は25万円以上は最低保証できないと厳しいですよね。できれば30万円くらい欲しいところですね。」


・「私も訪問やったことあるんですが、拘束時間が長いんですよね。
8時半から22時くらいまでとか。途中は中抜けで。時間ができると喫茶店とか入ってコーヒー飲んだりして散財するし。
一番拷問だったのは、半身不随の方で無口な方と、朝から晩まで一緒に。トイレを我慢しないといけなくて、外出すれば、ユニーとかのトイレに入れたんだけど、雨が降ると1日家にいなくちゃいけない。トイレは借りちゃダメって言われてる。拷問ですよ。もうイヤでイヤでしょうがない。利用者さんはビーズが趣味でそれやって。私はずっとTVをずっと見てたり。」

(後藤)「半日ならいいですけどね、まだ(笑)」

・「お昼は?」

・「雨降ったら家で一緒に食べる。」

(後藤)「無口な人と?(笑)」

・「無口な人と(笑)。」

(後藤)「それは辛いですね…。」

・「訪問は特に男性の需要が少ないんですよ。特にこんなオッサンには…(苦笑)」

・「女性の方で、『所長しかイヤだ』って言う人がいて…。所長はムキムキの男性なんですが、どんなヘルパー連れていっても、断られちゃう。」

(後藤)「それは困るな~。でもどうしてもイヤだって言われたら仕方ないですよね~。」

・「社用車を使用させてもらっていた分、訪問のスケジュールを詰められてて…。ヘルパーが辞めたり休むと、正社員が行かないといけないし。穴埋めに。
特に金曜日が大変だった。全部Iというエリアに固めて、徒歩で移動する日があって、毎週。家出て帰ってくると、13,000歩くらい歩いてる。
10時から買い物代行でイオンへ行き、11時半から13時半まで買い物代行、でまたイオンへ。15時までお昼食べて15時に要ろうの方のご飯食べる練習をして頂いて、16時半。そこから15分で少し北へ徒歩で移動し、16時45分までに着いて、1時間で夕飯作って…。」

(後藤)「その場でオーダー受けて作る?」

・「そうです。肉じゃが作れとか、卵巻きとか難題を…。17時45分に出て、今度また歩いて、18時~19時でまたイオンへ買い物に。」

・「イオンに3回?どこかで会ってたかも…。」

・「そうそう、ある日歩いてたら、多分Hさんらしき人が自転車乗って。」

・「絶対会ってると思う。」

・「やっぱり男性できないですよ、買い物代行なんて。ご飯作れとか、ある物で作るんでしょ?」

・「そんなに歩き回って…イヤだ!(笑)」

・「夏はさすがに車借りましたけど。」

(後藤)「死んじゃいますよ。」

・「許可証がありますからね。駐車は大丈夫なんですか。」

(後藤)「どうしても体調悪くて休んだりしたことありますか?」

・「ありました…。夏過ぎて肺炎になりました。会社に電話したら、『う~ん、困りましたね~』って言われて。」

・「『困るのは分かるけど、私に聞こえないように言ってよ』って感じですよね。」

(後藤)「それはサ責ですか?」

・「所長です。『困りましたね~、どうしたらいいですかね~』って。」

(後藤)「そうやって聞いてくるんですか?まあ、所長の気持ちは痛いほど分かるけど…。」

・「もう、診断書書いてもらって『休みます!』って。」

・「肺炎だもんね。働いてはダメ。」

・「辞めるって言ったら、急に腰が痛くなったり、肋間神経痛になったり。」

・「私は顔面神経痛。おでこを針で突かれてる感覚とか、髪をつかんで引っ張られてる感覚も多分遺伝だと思う。祖母もそうだったから。坐骨神経痛も。」



【後藤の個人的な意見】

『う~ん。確かに重介護の方の移乗とか、食事介助とか、そういう大変さは少ないかもですが、やはり訪問と訪問との間の移動が問題ですよね。
Tさんのように、短時間に13,000歩も歩かなくてはならず、もちろん雨の日も風の日も、ですからね。40度近い真夏など、本当に危険ですよね。

でもやはり、利用する側からすると、自宅で介護サービスを受けられるというのは、決定的に重要ですよね。

100人のヘルパーが30数名に激減したのは、単に上層部の能力不足だけが原因ではないと思います。
比較的、天候の影響を受けにくい施設介護ですら人手不足なのに、訪問介護は一体どうなるのでしょうか。

ヘルパーも、誰でも良いわけでもない。やっとヘルパーを採用できて訪問してもらったら、利用者さんから「あの人は絶対イヤだ」と言われたりしたら…(^_^;)。

事業所もヘルパーも、困ってしまいますよね。

本当に難解なパズルのようなものですね、これは。どうやって解くのか?

 

 

他にも、伊勢うどんの話や、断捨離の話題が出ましたね。

でもやはり、Tさんの訪問介護の実態は、本当に驚くことばかりでした。

参加の皆さん、本当にありがとうございました!

 

今回の参加者から寄せられた声です

・「久しぶりの参加でした。病院介護のお話しより、利用者さまが『本当は自宅に帰りたいんだよね~』とのことや、1人1人への向き合い方などの違いを、改めて感じました。

・「訪問介護の話が聞けて良かったです。どこも介護会社は大変で、みんながいろいろな仕事を兼務されていて、すごいと思います。介護業務して、事務もして。」

・「訪問ヘルパーの仕事内容をお聞きし、改めて、大変さと現在の仕事の良さを感じました。」

 

■編集後記

『今回は、後藤含め4人という、非常に少人数での開催となりました。

それにして、HさんもTさんも、それからA氏も、責任感が強く、能力ももちろん高く、職員の側からも利用者さんの側からも、そして事業者の側からもバランスよく考えられる方であり、介護事業所としては本当に頼れる、欠くことのできない存在であるように私には思えます。

そんな方々ですら、充分に満足できる職場環境を与えられず、結果「退職」を選ばざるを得なくなる…。

これでは、ごくごく普通の職員が定着するわけない、と思えます。

もちろん、マッチングや相性の問題はありますが、やはり事業者側に大きな問題があるように思えてしまいます。

ただ、施設はともかく、訪問介護に関しては事業所ごとの努力ではいかんともしがたい課題が山積しているような、そんな気もします。本当に難しいと思います。

 

<後藤>

 

★お問合せや参加申し込みは下記まで。

goto●aqua-brain.co.jp (●を@に置き換えて送信してください)


 

■次回の開催概要

【日時】2019年3月15日(金) 13:15~16:30(13:00開場)

【場所】<東別院>名古屋市女性会館 ~イーブルなごや~(第1集会室)

<地下鉄> 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分
<駐車場>49台(30分以上1回300円)

【参加費】500円
【定員】15名
【主催】TSC事務局(こころLink内) 後藤 剛



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https://www.kokorolink2.jp/

 

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ごあいさつ

こころLink責任者
後藤剛(たけし)

親身で介護士さま一人一人に寄り添ったサポートを行います。また、あなたのペースを100%守りながら進めますから、どうぞ安心してご相談ください。

対応地域

愛知県(名古屋市、一宮市 、瀬戸市 、春日井市、犬山市、江南市、小牧市、稲沢市、尾張旭市、岩倉市、豊明市、日進市、清須市、北名古屋市、長久手市、東郷町、豊山町、大口町、扶桑町、津島市、愛西市、弥富市、あま市、大治町、蟹江町、飛島村、半田市、常滑市、東海市、大府市、知多市、阿久比町、東浦町、南知多町、美浜町、武豊町、岡崎市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、知立市、高浜市、みよし市、幸田町)