愛知県・名古屋市の介護転職の相談・転職サポートなら「こころLink」にお任せください。

〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-11-31 グラスシティ栄4階

電話受付時間:8:30~17:30(土日祝を除く)

ご相談受付中

お気軽にお問合せください

お気軽にお電話ください

0800-100-6753

井戸端カイゴ報告ブログ(2019年12月開催)

2019年12月20日(金)於:名古屋市女性会館~イーブルなごや

写真はイメージです

 

皆さん、こんにちは~。お元気でしょうか?

さて、去る12月20日(金)の午後、

井戸端カイゴ ~介護職のための情報交換と交流会~

の、第78回目を開催しました!


★これまでにご参加頂いた人数:85名(延べ430名)

 

今回も、東別院の「イーブル名古屋(女性会館)」でした。

人数は、後藤含めて計7名でした。

さあ、今月も頑張って一所懸命書きますので、もしよければ読んでくださいね。

 

■お断り

会話の内容や参加者の紹介については、参加者やその所属施設・法人が特定できないよう、後藤の独断で脚色・割愛している箇所があります。

また、参加者の名前(イニシャル)もボカシたり、あえて施設形態を書かなかったり、変えたりしています。

理由は、万一、参加者が第三者に特定されてしまうと、会での自由な話合いができなくなってしまうからです。

そのような事態は絶対に避けたいですので、細心の注意を払っています。どうかご了承ください。

しかしながら、私も人間です。それも、結構ヒートアップしやすい部類の人間です。

まれに筆がすべる場合がありますので、特に会に参加された方にお願いです。

私の書いた文に対するご指摘があれば、どしどしお寄せください(メールでお願いします)。


さて、まずはいつもの通り参加者の紹介から。 
※男性は○○「氏」、女性は□□「さん」と表記しています。

Nさん:初めての参加です。もともとは、訪問介護を長くしておられた方。2019年4月から病院のソーシャルワーカーのお仕事を始められました。しかし、病院側から求められる水準の仕事ができず、体調を崩してしまったのです。
で、今は、通院しながら休職中です。
でも、ずっとソーシャル・ワーカーになりたいと思ってきたので、「求められる水準の仕事ができない」ということを受け入れられなかったのですが、今ようやく後藤の支援を受けながら今後を少しづつ考えていっているような段階。
今日は、参加されている方々が、どんな風にお仕事をされているのか?というところをお聞きしたいなと思い、参加されました。

 

Knさん:約3年前に後藤の転職支援を受けられて、社会福祉法人に入職された方。小規模多機能ホームに勤務中です。

KnさんはWワーク。もう30年くらいされている仕事があり(そちらがある意味本業)、その「本業」をメインとしつつ、最初は歯科医院で働き、その後デイサービスへ。デイで骨折される高齢者が多いと知り整形外科で勤務されました。
歯のことも骨のことも少しずつ理解できたので、本格的に介護の仕事をやってみようと思い、求人を探していたところ、たまたま「こころLink」のホームページ(HP) をご覧になり連絡頂きました。「原則として正社員希望の方しか相談を受けていない」とHPに書いてあるので「ムリかな?」と思いつつ連絡頂きました。Knさんは土日や盆正月も働ける条件だったので割とスムーズに転職支援が進みました。
入職当初は後藤を恨んだ(?)こともあったそうですが(^^;)、でも続けていくうちに変な職員は淘汰されていき、職場内の雰囲気もよくなってきたそうです。「今はすごく楽しくて、あの時辞めなくてよかったなぁと思っています。」とおっしゃってくれました。

 

Oさん:現在、社会福祉法人運営のグループホーム(GH)に勤務中です。最初は、精神科の看護助手(パート)からスタートし、その後軽費老人ホーム、その後同系列のデイサービスへ。
デイはパートさんの圧力に屈して辞め、その後ヘルパー2級を修了して。
デイの時、ちょっと病んでしまい、介護の仕事を続けることに不安を感じ派遣で老健に3か月。その後、近所のグループホームへ。5年半勤務しマンネリ化し、違う刺激が欲しくなり転職を考え「ハローワーク」とか検索していたらこころLink(後藤)のHPが出てきたそうです。で、相談頂いたことがきっかけでこの会にも参加頂くように。もう3年半か4年ぐらいになりますね。後藤の転職支援を受けられ、ユニット特養の正職員で2年半勤務して、今は前々食職のGHに出戻りして半年。
色々きついこともあるけれども頑張っておられます。
今後、お試しでケアマネ業務もやってみる予定だそうです。

 

Kgさん:以前後藤の転職支援で介護付き有料老人ホームに在籍しておられました。今は介護の現場を離れ、某市で要介護認定の認定調査員の仕事をされています。
娘さんが介護職をされておられます。
ちなみに、献血が累計80回(!)になったそうです。

 

Fさん:少し遅れて参加でした。お姉さんの宝くじ購入に付き合い名古屋駅から駆けつけてくれました。以前後藤が転職を支援させて頂きましたが、今はKnさんと同じ法人で事務職です。送迎のお手伝いもされています。現場にも結構足を運んでいて、思わず私が介助をしたくなるようなことも多く、少しイライラしながらの毎日だそう。
最終的にケアマネも取得したいと考え、意識的に職場を転々された方。
最初は、「小規模多機能がどう」とか「デイサービスが…」とか「サ高住がどう」とか、種類が多くてよく分からなかったので、「もう働いたほうが早いだろう」ということで、デイサービス、訪問介護、高齢者住宅…と。夜勤も含めて経験して、それぞれの良いところと悪いところとを見ながら働いて介護福祉士も取得された方です。

 

Ksさん:シフト変更で急きょ仕事が入り、午前働かれて、かなり遅れて駆けつけてくれました。以前後藤の転職支援で転職をされたこともあります。その後、住宅型有料老人ホームへ。そして2019年からはGHで勤務(パート)されています。今の職場は、義理のお母さまが系列の法人の特養にお世話になっていた縁で誘われました。
今のGHでは、比較的自分が思うようなケアが割とできる職場のようです。

 

以上の6名に後藤を加えた計7名で、会がスタートしました。

 

写真はイメージです

今回出た主な話題は、こんな感じでした↓

①【施設ごとに、形態も仕組みも全く違う。

『実際に働いてみると、施設ごとにあまりにもシステムの違いがすごくて…。
利用者さんやご家族が、果たして理解できるのかな?って思います。』

 

 

<参加者の意見>

(後藤)「『特徴』がそれぞれ違うってことですか?」

・「特徴と言うか…、『有料老人ホーム(有料)』と『特別養護老人ホーム(特養)』とは、どう違うのか?とか、そういうことも分からないまま、いきなり有料に入居しちゃって、あまりにも利用料金が高くて驚いた、とか…。
ご家族は、『早く入居させたい』ってケアマネに相談して、『この施設なら空いてます』と言われて入居したのが有料老人ホームで…。
『高齢者施設ってこんなに料金が高いんですか?』って言われて、『いえ、特養を待っていればもう少し安いですよ。』とか私が教えたり。

また、ある程度ご自身で生活ができるなら『サービス付き高齢者住宅』もあるし。
でも、ご家族は『そんなこと、全然知らなかった』っておっしゃる。
ケアマネが、もう少し状況を把握して親身に相談に乗ってくれれば、そういうこともよくわかったと思うんだけれども…。
複雑なシステムとか施設の形態種類とか、とても普通の方たちには分からないですよね。」

(後藤)「『分かるはずがない』ですよね。」

・「『何でも相談してください』って言われて、相談したにも関わらずそういうところ(高い有料老人ホーム)に入ってしまったり。そういうことも、そういう職場に入ってみて、初めて『こういうシステムなんだ…』っていうことが分かったり。

例えば私が最初に住宅型有料老人ホームに入職した時、 私は【施設】だと思っていたんですけれども、いちいちケアの都度『サービス提供票』を書かないといけなかったり…。それが最初意味が分からなかった。『え?私、施設で働いているはずなのに、どうして訪問介護の書類を書かなきゃいけないの??』とか。
私達は、『有料老人ホーム●●』という施設に入職したものだとばかり思っていたんだけれども、そうではなくて併設された『訪問介護ステーション●●』に入職したという建前なんですね。
『老人ホーム自体は建物・箱になっているけれども、一部屋一部屋がご自宅なんだよ』って説明されても、意味が分からない(苦笑)。」

(後藤)「入社する前に何も説明を受けなかった、っていうことですか?」

・「はい、一番最初に入職した有料老人ホームでは、そういう説明はありませんでした。
働いてる私が不思議に思いながら仕事をしているから、家族はなおさら訳が分からなかったと思う。
最初に印鑑をもらいに行ったら、『なんのための印鑑?』って聞かれて。
『あの~、サービスを提供した証拠に頂かなくてはいけないので…』って言ったら、『そんなの、介護サービスがついているんだから当たり前でしょ!』『介護施設なんだから、お掃除したり入浴介助したりするのは当たり前でしょう!』って怒られて。
『はい…当たり前なんですけど、ちょっと違うんですう…。』って言ってごまかして(苦笑)。
もう、何が何だかわかりませんでした。最初は。
『デイサービス』って何なんだろう?『小規模多機能』って何なんだろう?デイサービスがくっついているし訪問介護もあるし…とか。勉強はしてるんだけれども現場に入らないとピンとこないですよね。」


【後藤の個人的な意見】

『本当に分かりにくいですよね~。特に「住宅型有料老人ホーム」と「サービス付高齢者住宅」。介護士さんでも十分理解していないのに、家族が分かるはずない。
住宅型有料ではなく、介護保険制度上の施設である「介護付き有料老人ホーム」を増やすべきだと思いますけどね。どうなんでしょうか、そのあたり。国の政策は。
とにかく、なんでもそうですけど、分かりにくいのはだめですよ。
「分かりにくい=不信」につながる。損ですよ。
処遇改善もそうです。仕組みが分かりにくい。せっかくお金を投じているのに不平・不満ばかりが増える。本当にもったいない。
とかく役所は分かりにくいものを作りたがりますよね。
誤解の余地のないように、小学生でも理解できるように、シンプルにすべきと私は思います。』

 

写真はイメージです。

 

②【認定調査員のお仕事と、認知症患者の初期のつらさについて

『Kさん、認定調査員のお仕事って、どうなんですか?一日、何件ぐらい訪問するんですか?』

 

<参加者の意見>

・「1日3~4件です。皆さん色々とお話があるので1件の滞在時間が長くなります。あと、ものをものが飛んできた時にそれを避けるのが大変です。」

(後藤)「物が飛んでくるの?」

・「精神がおかしくなってる人だと扇風機が飛んでくる。『何しに来たんだ!』って。」

・「それ一人で訪問するの?」

・「たいがい一人です 。」

(後藤)「え?一人なの認定調査?複数じゃないんだ…。」

・「危険な仕事ですね。」

・「運が悪いとそうなりますね。」

(後藤)「すみません。できるだけ介護度が重く判断されるためのポイントってなんですか?」

・「まず寝たきり。寝たきりだと介護度3~5が出ますもんね。
あと、この動作ができないと要介護度が上がるとか。ちょっとしたことなんですけれどもね。」

・「うちの施設の利用者で、学校で習うような典型的な認知症の症状の方がいるんです。コンロに火をつけたら火をつけた事を忘れていたり、5分前の話を忘れてしまったり。その人が『要支援』になっちゃったんです。だから、どういう判断で要支援になったのか分からないんだけれども…。会話は普通にするんですよ。」

(後藤)「お体は?」

・「体も元気。スタスタ歩く。でも自分の家の前の道でも、筋が一本違うと、もうわからないんですよ。絶対に迷子になっちゃうんですけれども『一人で買い物に行く』って言い出すんです。」

・「そのことを、調査員に伝えてあげてください。」

・「ご家族は、『認定調査の時にそういうことを伝えた』っていうんですけれども…。
スタスタとコンビニに行って帰って来れるぐらいなんだけど、実は行くだけは行けても出口が変わると、景色が変わるともう無理。
でも口は達者だもんだから質問には答えられるんですけど、5分前のことがわからない。
毎日支援に来てるのに、『私、めったに外に出ないから嬉しいわぁ』って。『私幸せだわぁ』て。毎日新鮮ですもんね。」

(後藤)「幸せですよね。毎日毎日、一瞬一瞬が新鮮ですもんね。」

・「『今この瞬間』にやってることに対しては、すごく達者なんですよ。コンロの前に立っていればちゃんと料理もできる。だけど、一歩離れちゃうと火をつけたことなど記憶になくて、大変なことになる…。」

・「そういう方で、要介護が出たことありますけどね…。伝え方かなあ…。」

・「やっぱり役所としては、『要介護度をできるだけ下げよう』という感じなんですか?」

・「そういうことはないです。ただ、私たちが調査して、医師の先生に検書揃えて、そして審査会に回して、その審査会で要介護度が決まるんです。
だから、その審査会のメンバーによっては『このままいきましょう』っていうときと、『ちょっと待て』というときとある。でも、皆さんの話を聞いてる限りでは、その方、要介護出そうですけれどもね。」

・「こういう集まりに入れば、ガンガンに普通に会話するんだけれども、毎日一緒に生活していると、変だっていうことが分かる。」

・「不服申立をしたらどうですか?」

・「したんですよ。不服申し立てをして、先週、再認定に来たの。でも、一度判決が出た裁判を覆すようなことをしないといけないから、大変な書類作成が必要になるらしくて。」

(後藤)「控訴とか上告みたいな感じなんですね。」

・「『状態が変わった』ということを伝えないといけないから…。伝え方が悪かったのかな…。」

・「立ち会った人は『ちゃんと伝えたんだけど…』って。調査員がしっかり聞いていなかったのか、その辺りが微妙なところなんだけれども…」

・「ご家族って、お茶を飲みながらとかそういう時にポロッと言うんですよね。私はそういうコメントをさりげなくメモしてますけれども。」

(後藤)「こちらから書面にして調査員に渡す方がいいんじゃないですか?」

・「A 4用紙1枚にまとめてもらえると嬉しいです。細かい字で書いてあると、私も老眼が入っているのでつらい…。大きめに書いてくれると。調査員も年齢が割と高いので…。」

(後藤)「それは住所地の役所の調査員に見てもらうわけですか?」

・「名古屋は事業所に委託をしてますね。私の親も名古屋なので親の調査に立ち会ったんですけども。緑区と南区に認定調査の事業所があって、そこから調査員さんが派遣されてきましたね。で書類を書いて郵送しました。」

(後藤)「不服申し立てをして、どうなったんですか?」

・「最近申し立てをしたのだったら、年末を挟むので…審査会の日程とかもあるのでちょっと時間がかかるでしょうね。」

・「本人が、『私、何も悪いことしてないけど取り調べを受けたの』って言ったらしい。」

・「認定調査は、本人にも話をさせないと、本当に取り調べみたいになります。それは気をつけています。」

・「聞き取りが終わって5分経ってから、『今日、取り調べを受けたらしいけれどもどうだった?』って聞いたら『誰が取り調べを受けたの?』って…(苦笑)。もう、5分たったらそんな感じです。」

・「5分後にもう1回、認定調査してほしいですよね…取り調べを。25分くらいでで1回切り上げて、5分経ってからもう一回入ってきてもらってね…。」

(後藤)「なるほど、それがいいですね。」

・「そうそうすれば、『記憶にないんだ』っていうことが分かるからね。」

・「その部分はご家族からの聞き取りですね~」

・「家族だったら、本当に腹も立ってくるしイライラしてくる。」

(後藤)「5分おきですもんね。」

・「娘さんが、本当に何百回と言ってもいいくらいの回数で何回も聞くので、『もう紙に書きなさい』って言って書かせて。でも、書いたことすら覚えていなくて、でまた聞くんですよ 。『姉にも【すぐに忘れてしまう】という風に考えると腹が立つから、【忘れる】んじゃなくて、そもそも【記憶ができない病気】…今言ったことは記憶ができてないから、今言ってもも意味がない、っていう理解をしていればちょっとは楽になるんじゃない?』って言っていた。」

(後藤)「『脳に定着しない』っていうことですね。」

・「そもそも海馬に放り込めないということ。『忘れる』って言う言い方だと、海馬にはあるんだけれどもそれを引っ張り出せないっていうイメージだから。

今疑問に思ったことはパッと口からは出るんだけれども、5分経つとその時に聞いた回答は記憶されていないから、そればっかり気になって何回も聞いちゃう。
姉が喋ったことは何一つ記憶できてなくて、何回も聞くから、父には手帳を持たせて、自分で書かせて、聞いたことを『手帳見て』って。
手帳を見ると、『ああそうか…俺、さっき聞いたんだな』って言ってくれたり、納得してくれたりする。」

・「『朝ごはんのばあちゃん』もそうです。例のチケットのばあちゃん。ブログに書いてくれた人。その人も、事細かくノートに書いてるんですよ、自分で。90歳超えてますけど。『何時何分にお風呂に入って髪を洗いました。さっぱりしました…』って。朝ご飯も。」

・「自分で『変だ』と気付く時があるんですよ。『最近、自分はなんか変だなー』って思うようになってから手帳に書くようになったみたい。
その手帳に『俺は、何か最近少し変だ』と書いてある。ある日はミミズの這ったような字で読めない時もあるし。

だけども、しっかりと『今日は◎◎(奥さん)に●●を頼んでやってもらった』とか、自分で『何かおかしいから書き留めた方がいいな』と思ったみたい。亡くなってからその手帳が何冊も出てきて。途中から殴り書きで適当になったんだけど、本当に微妙なところの半年ぐらい、そういう苦悩がずっと書かれていて、 すごく不安もあったんだろうなあ、と思う。」

(後藤)「やっぱり、不安だし怖いでしょうね…。」

・「自分が自分でないような感じがするんだろうな…『手帳に書いたことも記憶にない』って書いてある。『書いてあるけれども記憶にない』っていう事も書いてあるんですよ。すごく不安だったと思う。
でも、それを完全に通り越して認知症になってしまえば、今が楽しいという感じでみんなとわいわい冗談言って楽しんでたんだけどその状態を乗り越えるまでが辛かったんだろうなーって。」

 

【後藤の個人的な意見】

『認定調査は自治体によっても異なるだろうし、担当した調査員によっても、そして審査会のメンバーによっても結果は異なる可能性ありますね。

でも、ルールをしっかり勉強しておくことは大切であるような気がします。
今度、Kyさんに「ミニ勉強会」をしてもらおうかな?

↓こんなの使って…

【参考】改訂版平成 30 年 4 月認定調査員テキスト 2009
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000077237.pdf

Kさん、検討くださいね。
 

 

 

写真はイメージです。


③【医療機関の相談員ソーシャルワーカーの適性とは?

『Nさんはこれからどういう仕事をしていきたいと思うんですか?』

 

<参加者の意見>

・「どうしようー!(笑)」

・「私、姪っ子がガンだった時、日赤病院で病院変わる時に姉に『立ち会ってくれ』って言われて。看護師さんとか相談員みたいな人とかみんなで『今後どうする?』っていうことを話し合ったんだけど…。
きっと、ソーシャルワーカーって、そういう場面を仕切る仕事なんだよね?
その時、『すごく大変な仕事だなぁ…』と思いました。
ガンの患者にもある程度寄り添いながら、次の支援を考え、訪問介護や訪問看護をどういう風に手配しようか、とか、介護士を何人集めてきて、とかっていうことをすごく密に話し合ってたんです。『すごく細かいことを色々やってくれるんだなぁ』と。
でも、精神的にきつい仕事だろうなと感じました。

もう、今にも死にそうな、余命を宣告されたような患者さんと『今後どうやって向き合っていくか?』とか話し合いをしたんだけど、結構ハードな仕事だなぁと思いました。きついね、やっぱりね…。」

・「病院が、どういう風に、どういう仕組みで動いているのか?などが分かっていないと、何をどうしたらいいのかわからない。目の前の人がこうしたいと言ったとしても病院がどういう風に動いているのかを知ってないと何をどうしたらどうなるのか分からないし、さっき言われてたみたいに、もう亡くなるって言う人が結構多いので、そういう現実を受け入れるのも結構しんどいし。」

・「余命を宣告されている姪に対して、この人たちは余命を宣告されていることをわかっていて、『これからを有意義に過ごすためにいろんなことをしていきましょう』って会話している。すべて受け入れつつ、死ぬのを目前にしている人の事を。
これから元気になっていく人を支えるならいいんだけれども。本人も余命を受け入れることがすごく大変な時期もあって、ようやくそれを受け入れて、『しばらく病院には行きたくない、家にいたいんだ』っていう話からそれを勧めに行ったんだけれども…。

癌になって頑張っている姪もすごいけど、それを受け入れて色々話し合いをしている人たちもすごいなと思って…。
見ていて、涙が出そうになってきて…。見ているだけでもきつかったです…。」

・「そうなんです。そういう話をすることだけでも、結構ハードなんです…。」

・「療養型病院も、高齢者が増えてきて受け入れ先がないですよね。うちの父が急性期の病院で脳腫瘍が見つかって…その前に直腸の癌やってストマつけて腸閉塞やって…。手術ばっかりしてたから、これ以上、80才過ぎて手術するのはかわいそうだなと思ってやめて。

急性期はもともと肺炎で入院したもんだから、自分でご飯食べられなくて、看護師さんが食事援助してくれてた時に痙攣起こして。で調べたら脳腫瘍が見つかった。で、余命宣告されて。
治療しない、という方針だったから、『病院変わってくれ』と言われて何件か探してくれて。療養病院を探してくれて、最期をそこで迎えたんですけれども。
自宅に帰ってきても 寝たきりだから何もしてやれないし、預けられる施設もないし。
治る見込みのない人のために次の病院を探すというのは、受け入れ先もないから最期をどういう風に迎えさせるのか?っていう、そういう受け入れじゃないと受け入れてもらえないから、病院探しても結構大変ですよね。私も4か月ぐらいかかりました、探すのに。」

(後藤)「やはりそういうのはソーシャルワーカーが探してくれるんですか?」

・「そうですね。候補を何件か出してくれて、希望を出して全部手配してくれて。病院も早く出したいから…。結構大変だったんだろうなーって。医療系のことは全然わからないんで。」

・「で、Nさんは、これからどういう方向に向かっていくんですか?笑」

・「『…どうしようかな…?』っていうところですね。」

(後藤)「僕は、やっぱりNさんは介護施設が向いていると思います。例えば特養みたいな介護施設の相談員だったら、多分すごく向いていると思うんですよ。
やっぱり今は病院だから、医療系の知識を勉強しないと仕事にならないと思うから。先輩がイチから教えてくれるんだったらいいけれどもそんなわけにいかないから。」

・「看護師の免許持ってて看護師の仕事してて看護師はちょっと厳しいからていうわけで相談員になってやるならわかるんだけど看護の知識がなくてやるって言うのはちょすごくすごく厳しいと思う。」

・「そうですね。私の在籍する病院も、みんな看護師がやってるんですよ、相談員を。看護師を10年以上やっている人が相談員をやっていて、そこに最近加算がつくようになったということで、社会福祉士を相談員として採用し始めた。だから医療施設がどういう風に動いているのか?ということと、そういう話題を扱えるか?というハードルが。管を色々つけられてるというだけで『えーそんなことするの?』って。」

・「本当に管(くだ)だらけだもんね…。」

・「『多いから抜く』とか、『足りないから入れる』とか。そういう感覚が受け入れ難いと言うか…。『え?そんなところから抜くの?』とか…。一つ一つの出来事自体を受け止めるのが辛いと言うか。
おきてる出来事を受け止めるのも辛いしそれを言葉で伝えるのも辛いし。」

(後藤)「そういうふうだときついよね。難しいよね。」

・「でも看護師さんたちは平気なんですよ、日常的な光景だから。管を入れるとか、体にあるいらないものを抜くとか、そんなことはごくごく当たり前のことだし延命治療しますか?しませんか?っていうのも日常的な会話だし。『そんなの慣れちゃった』って言うんですよ。」

(後藤)「そうでしょうね慣れなんでしょうね。」

・「『何とも思わない』って。でも私が『何とも思わない』っていうレベルに至るまでがしんどい。」

・「病院は生命を見るというところだけれども介護は生活を見るっていう感じだから。命を見るか生活を見るかっていう観点で考えた方がいいんじゃないでしょうか。私は命を見ることはできないなーと思って介護にハマってるんだけど。看護師の資格もいいなと思うんだけど私針刺すのが嫌いだから。」

・「必要だから体に入れるとかいらないから抜くとかそういう発想自体が…。すぐにはうんそうだねとは思えないと言うか。」

(後藤)「それが医療の感覚なんだろうね。」

・「私はクリニックにいたことがあったじゃないですか整形のそうすると膝に水がたまったら抜くとか歯医者の時はずっと口の中ばっかり注射してるじゃないですか。そうするとやっぱり慣れちゃって口の中に注射するのを見る方が全然平気。看護師さんはやっぱり4年間とかびっしりあるじゃないですか医療関係をそれでも鳴らされちゃうから一般人はなれないですもんね 。」

・「まだ私元カノ友達がいるんだけれども眼球に針をぶつぶつさすって。」

(後藤)「眼球に注射って…。話聞いてるだけで怖い卒倒しそう。」

・「目玉レーザーで焼いた時はジーって音がしたんですよ。これ目玉焼きだって。」

(後藤)「それ以前誰かも言ってたなあ…。S氏か…。麻酔を一応するんですよね。」

・「点眼で麻酔します。そういうのを経験値すれば平気になるんだけれども体験しないと医療はきついよね。」

・「その人に、『怖くない?』って聞くんだけど、『怖かったら仕事にならないじゃない』って。もう慣れしかないって。」

・「Nさんは優しいからデイサービスの相談員さんとかどうですか?もしよかったらと言って名札を見せる。」

(後藤)「募集してるんですかね?」

・「今いっぱいかな?現場ではどうですかもったいないですかね?」

・「今はフルタイムで働くということ自体もちょっと考えられない。」

・「午前中だけとかね…後藤さんがいるか 私が考えなくてもいいか笑」

(一同:大笑い)

(後藤)「まあ私の仕事ですけどねいいですよ言っていただいても(笑)。」

・「後藤さんでは分からないような内情をお教えしますよ、とかね。」

・「私の知り合いでケアマネしてる人が、日赤でソーシャルワーカーの募集を見て。
彼女も2年前に社会福祉士を取ったばっかりで。
今は訪問のケアマネをしてるんだけれども、『Fさん、頑張ってね。社会福祉士取ると、ソーシャルワーカーのオフィスワークできるわよ』と言われたんだけど。蓋を開けてみると、そんなに簡単じゃないっていうことね。」

・「病院によって、全然違うと思います。
最初から病院に社会福祉士のソーシャルワーカーを採用している病院と、そうじゃない病院とがあって。全然状況が違うみたい。日赤みたいに大きな病院だったら、最初からやってる可能性が高いですよね。」

・「じゃあ日赤はいい方かもしれないね。」

・「私が働いている病院は、社会福祉士がソーシャルワーカーになるのが初めてなんですよそれまでは看護師がやっていて初めて社会福祉士を採用して育てていこうという。
だから教え方も多分まだ体系化されていないんだと思うんです。」

(後藤)「看護師は、『なんでそんなこともわからないんだ』ってきっと思いますもんね。」

・「看護師さんってやっぱりメンタル強いですもんね。」

(後藤)「強くないとできないですもんね。」

・「Nさんはまた病院がいいんですか?」

・「いえもう、こりごりです。でも、一回やってみないと分からないから…。」

(後藤)「そうですよねずっとチャレンジせずに憧れのままだと、後悔しますからね。」

 

【後藤の個人的な意見】

『介護現場と医療現場は、全く違うでしょうからね…。

同じ「相談員」でも医療施設と介護施設とでは、もう全く世界が違いますよね、きっと。

入職してみないと分からないとは言え、事前にある程度深いところまで知っておけるといいですよね。

ただ、Nさんの場合は特に社会福祉士の相談員第一期生みたいな感じの採用だったことも、Nさんにとって不利な条件でしたね。

だって、先輩は全て看護師。しかも経験10年以上の大ベテラン。

「そんなの慣れよ、慣れ!はい、さっさと行って、行って!!」みたいな指導だったのでは?
そんなことはないか…。』

 

写真はイメージです。


④【子供が小さいうちにあまり働きに出ると、子供への悪影響が心配?な件

『働きに出ると、やっぱり子供のことが気になっちゃって。』

 

<参加者の意見> 

・「お母さんが家にいないのが悪影響を及ぼすって思っちゃうの?」

・「はい。そうかなーって思うのもあるし…。子供のことをちゃんと知らないんじゃないか?っていう不安があって。」

・「私も知らないよ! 私、子供が一歳の時から働いているから知らない。保育園でオムツ外してもらったから。保育園卒園して小学校上がって中学ってどんどん手が離れていって。でもその代わり運動会とか授業参観とか行事があるときは絶対に休みを入れてってやっていたけどそれ以外はほったらかし。だから3歳ぐらいまでは全然育ててない。」

・「私も全然育ててない。」

・「でも今一緒に旅行に行きますよ。9月に神戸と姫路に入ってきたし、また来月泊まりに行くんですよ下呂に。」

・「大丈夫よ~。私も年子で産んで、上の子が2歳で下の子が1歳になる前に働きに出たのね。だからオムツはかろうじて上の子を少し関わったぐらいで、下の子は園で外してもらったり。でもその子が大学を卒業する時に海外旅行行きましたもん。上のおにいちゃん連れてドイツのクリスマス市のツアーだったんだけれども、モニターツアーで。
はがきで応募したら当選して。姉と一緒に行く予定だったんだけど、姉が一緒に行けなくなっちゃって…。で、息子に『これ当選したんだけど、行ってみない?』って言ったら『やった~ラッキーじゃん!』って。

『お母さんと二人よ~?いいの?』。て聞いたら、『いいよ~。旅費、出してくれるんでしょう?』って(笑)。
すごく楽しかった。そういういい子に育ったよ。下の子とも、しょっちゅう飲みに行くし。」


・「子供は親の背中を見てるから、結構ちゃんと育ってくれる 。節目節目の時だけちゃんと関わってあげれば、全然気にすることないと思う。」

・「保育園から帰ってきた時に、『おかえり』って言ってハグしてあげたりとか。何かあった時も褒めてあげたりとか。ウチの子、陸上やってたんだけれども見に行くと、『来るな』って言われて…。」

・「うちも一緒バスケだったんだけど。恥ずかしがりますよね。」

・「ほったらかしだったんだけど、子供に言わせると、それが社会勉強の第一歩になっていた。『そこで鍛えられた部分がいっぱいあって面白かった』って。姉二人は子供とべったり過ごしてたのでちょっと後悔した時期もあったの。あまりにもほったらかしで。

『私、ほったらかしだったでしょう?』って子供に聞いたら、『えー?そんなことで悩んでたの?』って逆に励まされた。
『ウチは金持ちでもないし、おかあちゃんが一生懸命働かないと大学まで行かせられないから。働いてくれててありがたいと思ってるよ』って言ってくれた。
共働きだっていうことを、すごく前向きに捉えてくれてた。」


(後藤)「そういうことが伝わるよね。」

・「本当にさっきの話じゃないけど親の背中を見て育ってきてるなって思う。そういう言葉が出た時は本当に嬉しかった。『あんなに放ったらかしだったのに、そういうこと言ってくれるんだ…』って。そういう子に育ってくれたんだなーって嬉しかった。だからねハグとかしっかりしてあげれば大丈夫よ。そういうことは印象に残ってるみたい。」

(後藤)「Nさんのところはおいくつでしたっけ?」

・「今中1と小2。」

・「『運動会とか学芸会とか来てくれて嬉しかった』って言ってくれた。適度な距離を置いててくれたからいろんな行動を自分で考えてやらなきゃいけなかったから逆に良かったって。逆にべったりだったら鬱陶しくて仕方がなかったって。そのぶん、今べったりですけどね(笑)。一緒にご飯食べたり泊まったり。」

・「彼女ができるまでは結構ワーワーやれた。」

(後藤)「彼女ができるとやっぱり寂しいもんですか?」

・「全然!」

・「私も!『どうか捨てないでやってね』って。」

・「『どうか末永く!』ってね。」

・「息子たちから、『もし自分たちがどうしてもお母さんの気に入らない子を連れてきたとしたらどうする?』って聞かれて。『どうしてもこの子と結婚したいんだって言ったら?』って。『いいんじゃない』って伝えた。
仮に、私がすごく気に入らない子を連れてきたとしたら、私が息子がそういう子しか見る目がないように育てちゃったんだからそれはそれでしょうがないことだから。 諦めがつく。あなたがそれで幸せになれると思うなら私たちが反対する必要もないしそれはそれで諦めがつくよって言ったんだけど。
二人ともともいい子を選んで来てくれて。」

・「でもお子さんは今お母さんがいてくれて幸せなんだと思う。」

・「私も下の子が一歳の時から働き始めて。お兄ちゃんが小学校入ってすぐだったんですけれどもその時の仕事が結構忙しくて。あまり授業参観とか行事ごととかに行けなくてずっとそういうのが行ける状態にしたいという思いがあって。だけど仕事と子供の自分なりのバランスがどこがいいっていうのがわからないんですよ。ポイントだけ押さえて保護者会とか作品展とか。」

・「今休んでいるうちにいっぱい入ってあげてください。思いを残さないように。」

・「そうですねそうすれば自分も納得するかもしれませんね。」

・「休んでいる時に片付ける時間があると思ってたんだけど全然片付かなくて主人から働いてても働いてなくても一緒なんだったら働いてた方がマシだなって言われた(笑)。」

(後藤)「なるほど確かに。」

・「仕事って【免罪符】になるもんね。まかり通ると言うか。」

・「うずうずしてきたらそれが仕事のやりはじめどきかなって思って今はお子さんのことを大事にしたらいいんじゃないですかね。 」

・「それこそ後悔しちゃってもしょうがないからね。」

・「大人になっちゃうと授業参観ないもんね。」

・「大学行ったらめちゃくちゃ寂しかった。」

(後藤)「大学は行事もないもんね。学園祭も行けれへんしね。」

・「私なんかもう通り過ぎちゃったから羨ましい。」

(後藤)「そうですよね戻ってこないですもんね。」


【後藤の個人的な意見】

子供が小さいうちに働きに出ることへの子どもへの罪悪感に苦しむNさん、先輩マザーたちの説得力ある実例と励ましに、とても勇気づけられたのではないでしょうか。

Nさんのような葛藤を感じていらっしゃる40代前半くらいの女性介護士さん(シングルマザー含む)もたくさんいらっしゃると思いますが、井戸端カイゴのこの会話が、何かの救いになるといいなあ、と心から思う。

本当に井戸端カイゴらしい、とっても価値ある、良い話でした。

 

写真はイメージです。


⑤【法人トップの考えと、現場の介護士とのズレの一例

『以前、後藤さんに紹介してもらったグループホームの話なんですが…。職員はいい人ばっかりで、現場はすごく良かったのですが、研修が多くて。しかも、「自己啓発」みたいな、精神論みたいな研修ばかりで…、それが辛くて辞めたんです、半年で…。』

 

<参加者の意見> 

(後藤)「そうでしたね…私も、あの法人さんが、ああいう研修ばかりするとは、全然知りませんでした…。」

・「研修受けながら、『こんな研修受けるんだったら…そんな時間があるんだったら、現場で利用者さんにもっと接してしてあげたい…』と思っちゃって…。
研修受けるだけじゃなくて、さらに、自分のプライベートなことまで書いて提出しないといけなくて…。例えば、朝何時に起きてとか…、出勤するまでを事細かく、そして、仕事にどう取り組んだのか?とかを書くの。仕事が終わってからも、寝るまでのことを…何時に入浴して、何時に食事、って…。何時に就寝…(苦笑)。」

(後藤)「一体、何が目的なんですかね?」

・「そう。なんのために、そんなことを会社に報告しなきゃいけないんですか?っていうこと。

会社が言うには、要するに自分を振り返るっていうか…まあ、本当に自己啓発みたいなことなんだけど、どうしてこんなにプライベートなことまで…。
『家で、何時にお風呂に入ろうが何時に寝ようが関係ないじゃん…』って思っちゃって。
しかも、それが仕事の評価に繋がるのであれば…」

(後藤)「え?何それ?『う~ん…Fさんは、ちょっと寝るのが遅いね…。はい、30点減点ね』とか?(笑)信じられない。」

・「だから皆、嘘を書くようになるんですよ。毎日同じ時間に目が覚めて、洗顔して、朝食食べて出勤。毎日の生活の流れなんてだいたい決まってるもんだから…。
細かく書け、自分を振り返れ、って言われてもね…。正職員の人たちも、どうしても溜めてしまっていた。で、みんなヒーヒー言いながら書いてるんだけれども、それってすごく時間の無駄だし…。
それから、講習会みたいなのもあって…半日ぐらいの。
会場まで、会社の人に送迎してもらって。訳のわからない『東京から来た』っていう講師が喋るのを聞くのだけど、 聞いてても、若い人はどう思っていたか知らないけれども、私ぐらいの歳になってくると『なんか底が浅いな…』というか、話の内容がくだらない感じがして…。

中には感心して聞いている若い職員もいたけれども、私から見たら『ふ~ん、だから何?』みたいな感じで(笑)。」

(後藤)「それって…確か…H氏じゃなかったでしたっけ?Hメソッド。違いましたっけ?」

・「私もね、よく覚えてないのよ…。『くだらないなー』と思って聴いてたから…。『こんな話を聴くぐらいだったら、今頃●●さんの入浴介助ができたのに…』って思っちゃって…、とっても苦痛を感じて。後でレポートも書かなきゃいけないし…それを書くのも苦痛で。

『あなたなりの感想を書け』って言われたから、『たいして勉強になりませんでした』ってハッキリ書いたけどね。」

(後藤)「さすが…かっこいい。」

・「『私にとってプラスになることはありませんでした。それよりも現場で仕事の一つもしたいと思いました。』って書きました。もう『辞めてもいい』と思っていたからね。
職場の仲間もすごく良くて楽しくて、私にとても合っている職場だな~と思ったんだけれども、その変な研修がついて回るから…それが苦痛で苦痛で、自分のメンタルがやられるような変なプレッシャーがあって、どうしても書きたくなくて。 

あ、もう1人、パートさんで、『これ、くだらない…』って言ってた人は、一枚もレポート出しませんでしたね。
こんなレポートが評価につながるんだって思ったら、それがとってもイヤだな~と思って…。辞める時にちょっともったいないとは思いました。仲間もいい人ばっかりで。辞める時も、たった半年だったのに送別会もしてくれて、すごく素敵なケーキを作ってくれて…。」

(後藤)「え~?!ケーキを作ってくれたんですか?」

・「そう、作ってくれたの…。『なんで辞めちゃうの…?また来てね…』って。
『こんなにみんなよくしてくれるのにな…。でも、そういう会社の体制が自分のカラーに合わないな~』と思って。もう、後藤さんに合せる顔がなかったです…。本当に申し訳なかったんだけど…。」

(後藤)「まあ、そういうこともありますよ…。しかたがないです。私も、そんな研修があるとは知らなかったですから…。」

・「でも、Nさん、後藤さんに任せれば、いい施設をちゃんと紹介してくれるから安心よ。私は、たまたまそういう研修が合わなかっただけだから。」

 

【後藤の個人的な意見】

『Fさんのように、現場のことも会社のこともバランスよく考えられる有能な方を、こういう形で失うことは、「ちょっともったいないな~」と思います。
実は、私も若かりし頃「自己啓発系セミナー」をコンプリートしたことがある人間ですが(以前もこの報告で書きましたね…)、ああいう研修が合う人って、相当にレアだと思います。
そして、実務にほとんど活かせない。現実から乖離してしまい、実際の問題解決に活かしにくい内容だった記憶があります。ま、Fさんの法人での研修がどんな研修だったか知りませんのが…。
いろんな研修もいいですが、現場から離れれれば離れるほど、たいがいは「やらされ感満載」になるということを法人側はしっかりと認識すべきです。

貴重な金と時間をムダにすることになりがちです。

法人や施設が考えるべきは、まずは人間関係も含めた「現場の働きやすさ」の改善でしょうね。それが先決。例えば露骨なサービス残業を放置しておきながら何を研修したところで、無意味です。

 

写真はイメージです。


⑥【社会福祉士をとりたい!

『私、今大学に通い始めてて。社会福祉士を取りたいの。試験を受けようと思って書類を取り寄せたら、「四大卒が最低条件」って書いてあって。短大とか専門学校ではダメみたいで。
あきらめかけてたら、息子が「今からでも遅くないんじゃない?」「自分が行く気があるならいつから始めてもいいじゃん。」って言ってくれて、それで「よし、やるか。」と。』

 

<参加者の意見> 

(後藤)「息子さん、いいこと言いますね~。」

・「『じゃ、ちょっと気合い入れるか』って、色々調べて。通学で学ぶか通信にするかで迷っていたところで、今の職場の先輩で70歳になる人が、『私は通信で学んでいる』って言うから、その人からすぐに情報を聞いて…。で、東京の大学に決めた。スクーリングも時々行く必要があるんだけど、息子が今東京にいるもんだから『いいじゃん。ウチで泊まれば。』って言ってくれて。『そうか、泊まるところが確保できれば、そんなに辛くはないか…』と思って。孫の顔もついでに見れるし、って俄然その気になっちゃって…。

今、2年生なんですけれども、途中で挫折するといけないと思って、2年分の学費を前納で払っちゃった。本当は4年分払おうと思ったんだけど、『何があるかわからないしな…』と思って2年分にした。」

・「それって、大事よね。」

・「で、今気合を入れて学んでいるんだけど、レポートと試験がハードで…。最初、甘い考えでいたんだけれども、いざ試験に行ったら、本当に回答用紙が白紙で、分厚い問題用紙で(苦笑)。
あるテーマについて『100字以内で書け』とか、記述式の問題ばかりで、とにかく漢字が書けないのよ。あれ?どんな字だっけ?って。なんとなくイメージは分かるんだけれど…」

(後藤)「そうそう。わかるんだわ…。書けんのだわ…笑」

・「誤字脱字は減点だから…、書けば書くほど、変な字に見えてくる。1回変な字に見えちゃうともうダメで。でも、ひらがなで書こうとすると字数が多くなってしまって収まらなくなっちゃうし。本当に論述式ばかりで。
最初にレポートを出して、それが合格しないと試験を受ける資格がないの。」

・「すごいよね~なかなかできないことですよね。」

・「それを、東京に行ったり名古屋で受けたり。やっていくうちに直接試験に挑戦するより、スクーリングを受けた方が楽だな、というのがわかって。スクーリングに行くと、先生がポイントだけかいつまんで、念押しして教えてくれたりとか、『今書いたことは絶対に覚えておいてください』って教えてくれたりとかするから。ポイントがつかみやすい。」

(後藤)「『ここは絶対に試験に出ない!』とか教えてくれますもんね。」

・「そう。家で必死に勉強して名古屋の会場で受けるよりは、ちょっと遠くても東京へ行ってスクーリングを受けて、そこで試験を受ける方が合格率が高いかな?と思って。

希望休を会社に頼んで、試験の日だけは休みを調整してしてもらって、なんとか受かった。
四大さえクリアすればいつでも試験受けられるから、ちょっと頑張ろうかなと思って。
周りに若い子もいっぱいいるから若返るし、逆にすごい高齢者の人もいる。大半は若い方だけれども、3分の1ぐらいは年配の方がいらっしゃる。そういう人たち見ているだけで励みになる。会社の先輩も、今年四大を卒業した。そういう見本がいるから頑張れる。息子も応援してくれるし。」

(後藤)「学ぶ内容も、やっぱり面白いですか?」

・「面白い!私、『発達心理学』にちょっと興味があったんだけれども、これから子どもたちがどう言う見方や考え方をしながら大人になっていくのか。すごく面白い。3年生から専門分野を変更できるので、発達心理学を目標に変えていこうかなと思うんですけれども…すっごく面白いです。」

(後藤)「まさに女子大生ですよね。現役の。」

・「学割が効くしね。年齢関係ないから。」

(後藤)「そうか…学割が…なるほど(笑)。」

・「私の友達もね、50歳過ぎて『看護師になる』って言って、看護学校に受かって、午前中仕事して、四年間通って看護師になった方がいます。
年齢は関係ないですよね。学ぼうと思えば学べる。私は、こんな怠惰な生活をしていて良いのだろうかと思うけど…ぶくぶくぶくぶく太っちゃって、どうしましょう…(苦笑)。」

・「息子がね、『人生、思いついたら遅いことはないよ』って。『それをしたいと思った時がやりたい時なんだから今行きたいなら行けばいいじゃん。』
姉からは『あなた、これで少し認知症発症のスタートが遅れるかもね…』って言われた。」

 

【後藤の個人的な意見】

『本当に、頭が下がりますね…。本当に学び始めるのに年齢は関係ない、と改めて思い知らされました。
学ぶ内容もさることながら、そういった場(自分で投資して学ぼうという言う意欲のある人たち)との触れ合いで得られるものも、ものすごく大きいと思いますし…
私も、まだまだ青二才(笑)。学びたいものは沢山ある。みなさんは、いかがですか?』


 

写真はイメージです。


⑦【介護の仕事は楽しくなきゃ…

『Kさんは利用者さんにすごく人気があるのよ。』

 

 

<参加者の意見> 

・「ないないない。何が欲しいの?(笑)(会の後の)忘年会の会費は出さないよ!笑」

・「『Kさんと一緒にお風呂入ると、楽しくて楽しくて仕方ない』って言うの。とっても楽しいんだって。いつもケラケラ笑いながらお風呂介助してるから…。」

・「「笑い声が事務所まで聞こえるんだ」って、よく怒られます。」

・「やっぱり仕事は楽しくしなきゃね。」

 

【後藤の個人的な意見】

『そうそう、仕事は楽しくないといけないです。
Kさんはきっと、辛いときも、大きな声で笑って、怒られるくらいの声で…。
笑い声や笑顔が職場にあるっていうのは、本当にありがたいですからね。
これ、職場も家庭も同じですよね。本当にありがたい。』

 

写真はイメージです。


⑧【訪問介護の実態

私、前にも話したと思うけど、訪問介護の仕事しているとき、アルコール中毒の人の支援に入っていたことがあって。もう怖くて…。最終的に服薬の確認だけしてくればいいんだけれども、お昼ご飯を作って、朝ごはんの後の薬を確認して。その人、薬をとにかく飲んでくれないから…。そのうち、「薬を飲んでやってもいい。その代わり、あんた、女1人で男の部屋に来るっていうことは、どういうことか分かっとるんだろうな?」って言われて。「そのつもりで来とるんだろうな」と。

 

<参加者の意見> 

・「そんな~。」

(後藤)「とんだ勘違い男ですね。同じ男として恥ずかしい限りです。」

・「まだ、50代そこそこの若い人なんですよ。体も大きくて。一気に怖くなっちゃって…。で、もうすぐにその家を出て会社に電話して。『こういう風に言われた』って。
もう次からはちょっと怖くて行けなくて、男性スタッフに代わったんだけど、そうしたら『お前何しに来たんだ!余計なお世話だわ!!』って、いきなりテレビのリモコンを投げつけられて、そのスタッフの顔に当たって怪我して帰ってきたの…。

それからは、もう何が飛んでくるかわからないからその対策として、『こっちが最初に包丁を持とう』と。部屋に入ってすぐに包丁を持って、すぐに食事を作る、という建前で…。
で、右手に包丁を持ちながら、『はい、お薬飲んでもらえますか?』ってやるようにしたの。」

(後藤)「苦肉の策ですね…。」

・「前に、ニュースでもありましたもんね…。訪問看護師が、79歳の方から猥褻されそうになったとか…。若いな~何しようと思ったんだろうなと。(大笑)」

・「訪問でそういう目にあって、もちろんゴミ屋敷もあるし…、『私は訪問は合わない、ダメだ。』と思った。ゴミ屋敷で、歩くとこだけゴミがないの。で、ウンコが落ちてたり、虫が落ちてたり。」

・「私も認定調査でコンテナハウスに住んでる人のところに調査に入ったこともあります。でも、訪問ヘルパーさんのほうがもっと大変だと思う。」

・「靴下を2枚履いて行かないといけないの。汚いから。変な虫がいたりキノコが生えてたりもする。床が腐っててズボってなったり。
ある時、あさりの味噌汁を作って、ほったらかしですごく臭くて、鍋を開けたらウジ虫がたくさん出てきて『うわー』って…。土曜日の朝に『あさりのお味噌汁を作ってくれ』って言われて作って、次の訪問が翌週の木曜日なんですよ。真夏だったもんだから、ふた開けた途端に…。ふたがしてあるのに、ハエがどうやって卵を産んだんだろうって疑問だった。

まず鍋の中に洗剤を入れて。鍋をとても持てないんだって。手袋して、大きなゴミ袋の中に新聞紙張って、流しの上で入れるんだけど、汁が臭くて…。とにかくどんだけやっても袋が臭いんですって。ザルみたいなもので受けて、出てくるウジ虫を洗剤でちゅうちゅう…。」

(後藤)「…それも、訪問ヘルパーの仕事なんですね~?(^^;)それはきつい…。
だって、今普通に生活してて、ウジ虫なんて見ないですもんね…。子供の頃は見たけども…。
ウジ虫って、ハエの幼虫なんですね…そういえば。忘れていました。存在を。」

・「私、知らなかったです。ハエはハエとして生まれてくるのかと思ってました。」

(後藤)「(笑)セミが殻から出てくるみたいに?」

・「ウジ虫を放っておくと、だんだんサナギになって、ハエになるんですよね。
そういうお宅もあるのよ…。もう絶対に私、訪問の仕事はできないと思いました。」

 

【後藤の個人的な意見】

この内容、書かない方がいいのかな?でも、あえて書きますよ。だって本当のことだから。事実から、目を背けては、改善など絶対できないから。

「訪問介護の求人倍率、13倍」ってニュース、メルマガでも紹介しましたよね。
「訪問介護の求職者1人」に対して訪問介護の求人が13件あるっていう意味ですね。
まあ、このデータはあくまでハローワークでの求人と求職のデータによるものなので本当の実態は分かりませんが、しかし、いずれにしろ最も採用の難しい職種の一つであることには違いない。

こんなの読んだら、訪問介護の仕事をやりたくなくなるのかな。
でも、こういう実態を知らずに入ってビックリして病んじゃったりして急に辞めたら、その事業所も不幸だし、本人も利用者もかわいそう。だから、実態をあえて知ることが大事だと私は思う。その上で、「それでもいいよ!」っていう人を採用する。それが一つ。

そして、これも何度もこの報告で書いていますが、私はですね、まず女性が一人で一人暮らしの男性のところを訪問する体制がダメだと思うんですよ。これぞ究極のワンオペ。

本文にでてきた勘違いの男性。確かにその男性が勘違いしてますよ。でも、確かにね、あまりにも危険ですよ。女性が一人で独居の男性宅を訪問するという、この体制は…。

でも事業所がケチっているわけではない。事業所が悪いわけではないんです。最低2人で訪問することを当然とした報酬体系にするとかしないと、無理ですよね。

これは、国にしかできないことです。一事業所でできる範囲を超えている。

訪問宅間の移動の負担もありますしね。冬とか真夏とか嵐の日にも自転車で移動しなければならないのもきつい。

そのあたりも改善できるといい。

ただ、そのあたりが改善されたら、年輩の介護士さんにとって良い職場になると思うんですよ。施設で夜勤をバリバリ…ていう働き方は、体力的にキツイから。

もっと、地域の介護士さんが、「訪問仕事で仕事を続けたい」と思うような、そんな施策を打たなければいけない。しかも、もう完全に待ったなしです。

国は何をしているのでしょうか…政治家たちは、いったい全体何を見ているのか。

このままだと、5年後10年後、本当に地獄絵図が表出しますよ。

何回も書きます。

一事業所単位とか、一自治体単位では、もうこの現状を打開できません。

なんらかの、抜本的な展開が必要だと思います。

政治で本当に重要な仕事って、こういう分野じゃないですか?きっと。

だって、みんな困るわけですよ、訪問介護事業所が減れば。

オリンピック開催に浮かれるのもいいですが…もちろん選手等に罪はありませんが…。

国の将来の重要性を考えたら、どうでしょうか?

政治家の皆さん、聞こえてますか?!

事業所任せ、地方自治体任せでいいんですか?』

 

写真はイメージです。


⑨【「グループホーム」でも、ホームによってこんなに違う

Kさんは、グループホームで レクリエーションとかされる?

 

 

<参加者の意見> 

・「そんなにレクレクしてないです。みんなで一斉にっていうわけじゃなくて、ここで歌を歌ったり、工作をしたり…みんなそれぞれ。起床も自由だし。11時10分ぐらいに起きる人もいる。」

・「ご飯は一緒に作るんですか」

 

・「利用者さんで一人、すごく上手な人がいるんですよ。」

・「うちのBさんと変えてほしいわ~((笑)。献立は?」

・「出勤してから冷蔵庫見て、メニューを何にしようかって決める。」

・「ウチは湯煎です。コロッケの時の湯煎は悲惨ですよ。べちゃべちゃになる。」

・「前にいた住宅型有料老人ホームの時は、揚げ物とかはスチーマーで。」

・「スチーマーって何?」

・パンも焼くんですよ、電子レンジで。野菜も冷凍のまま入れると茹でることができたり、揚げ物はカリッとする。」

・「私たちは『しと…』っとしてますよね。食べられたもんじゃないよね。」

・「そういうのを見たことないですね。笑。今のグループホームは、油で揚げてます。昨日は天ぷらやってました。メインのものは生協で一週間に1回注文して。ちらし寿司の素とか常備してあって。」

・「ちらし寿司で、Bさんが『今日の寿司飯に、酢は入れなくてもいいか?』って聞いてきたから、『寿司だろ!』って言ってやりました。(笑)」

・「Bさんって誰?利用者?え?職員なの?!」

(後藤)「利用者さんからBさんって言われる職員だそうです。(笑)」

・「ご飯もチラシ寿司のときは普通固めに炊くじゃない?だけど柔らかく炊いちゃって…。ちらし寿司がおかゆみたいになっちゃって(苦笑)。」

(後藤)「酸っぱいおかゆになっちゃったんだ。」

・「そうそう笑。」

(後藤)「すごいね。」

・「経験の長い人なの?」

・「もうオープンの時からいる。」

・「ウチの施設の利用者さんの方がずっと仕事出来ますよ。全然できます。」

・「素敵な食事で羨ましいです。」

・「ウチのホームって、本当に自由なんです。不穏になりそうな方には、『りんご剥きましょうか』って言って。しょっちゅう何か食べてるんです。コーヒーの時間にコーヒー飲まれるでしょ。『おかわりください』って。」

・「飲んだり食べたりしていれば、安心で平穏なんでしょうね。やっぱり料理っていいですよね。脳の活性化にもつながるし。」

・「食事作りは、『1時間半・1本勝負!』みたいな感じ。冷蔵庫開けて、『さあ、何を作りましょうか!』って。
先週、発注を忘れたみたいで、『食料品が来てないから、とりあえず肉とか主食になるものを買い出しに行ってくれる?』って言われて。」

・「そういう時は、利用者さんも一緒に行かれるの?」

・「はい、そういう時は毎回利用者さんを連れて行きます。そのほか、花を植えたり、掃き掃除をしたり、野菜を取ってきたり…。もう少し、ケアのレベルを上げた方がいいんじゃないかな?っていうこともなくはないですが…。」

・「料理もケアですよ。」

・「でも、料理するのは一人だけなんですよ。」

・「他の人はあんまり得意じゃないの?」

・「その人がやっちゃうからね。私たちスタッフは、洗い物がたくさんあると思うとイヤになっちゃうけど、その方はおかげさまで認知症だからか、忘れちゃうのもあってそれで疲れたりもあんまりしないの。
でも、きっとずっとそういう生活をしてきたんだろうね、ご飯を食べ終えたらすぐに洗い物したり。『ねえねえ、ご飯を食べた後はちょっとゆっくりしませんか?』って。」

・「せわしいですね。」

・「せわしいでしょう。」

・「お給料支払いたくなりますね。」

(後藤)「そうですよね~。利用料をもらって、なおかつ料理も洗い物もしてもらって…。

・「台所で蛇口をひねると、その音に反応して『ごめんなさい』ってすぐに飛んで来てくれる。」

・「ウチのホームに欲しい。ウチの職員と変えてほしい。」

・「いりません!でも、きちんと配膳もしてくれるんですよ。『適当でいいですからね』って言っても、几帳面で、フチについた汚れとかもきちんと取って…。
職員はシフトなんだけど、その人は毎食働いてるからね。作っては片付け、作っては片付け…。その人は、そういうことしていないと、本当に不穏になって…」

 

【後藤の個人的な意見】

『今回の会では…

グループホーム(GH)に正職員として働いている方が1人、
別のGHにパートで勤務されている方が1人、
さらに、GH併設の小規模多機能で勤務している方が2人いらっしゃったので、自然と各GHを比較できる話が出ましたね。

「グループホーム」という種類は同じでも、それぞれ全然異なるホームなんだ、ということが本当によく分かりますよね。
グループホームへの転職を考えておられる方は、この会話をぜひ参考にしてほしいです。

ちなみに、名古屋エリアの正職員の方は、後藤が転職をサポートできるかもしれません。良ければご相談ください。』

 

今回の参加者から寄せられた声です

・「いつもブログを拝見させて頂いていて、ずっと参加させて頂きたいと思っていたので、参加させて頂きました。」

・「印象に残った話は『いくつになっても、自分の楽しみを見つけること』という話題です。」

・「働かない人がいることに困っています。やめて頂くようにお話していきます。」

・「毎回、ブログや井戸端カイゴのお話を楽しみにしています。この1年間、とても楽しみに読ませて頂きました。本当にお疲れ様です。また来年もよろしくお願いいたします。」

・「ほかの方が、どんな風にお仕事をされているのかを知りたくて、初めて参加しました。皆さんがお仕事のことを生き生きとお話されていて、“いいな”と思いました。」

・「働くことに、まだ前向きなイメージが持てなくなっていました。会に参加してみて、『やってみたいと思ったことはどんどんやってみればいいのかな』と思えました。」

・「東別院は初めてでしたが、意外と近かったです。」

・「毎月参加しているので、定期参加です。久しぶりの方もいらっしゃり、久しぶりに内容が濃かった気がします。初めて参加された方のの悩みが解決できるといいなあ、と思います。」

・「開催場所は変更になると戸惑うので、このままで…。開催日時も現状のままで良いと思います。」

・「会の後の忘年会に行こうと思ったため、会にも参加しました。」

・「年を重ねても、学ぶ意欲があればできること、という話が印象的でした。」

・「このまま、現状のまま、会が続いているといいなと思います。」

・「ストレス発散のために参加しました。同じ職種の人が、色々な職場で色々な環境で、どんな状態で働いているのかを聞くことは、とても勉強になります。」

・「病院のソーシャルワーカーさんの話が印象に残りました。メンタルの強い人じゃないときびしいかな、と感じました。」

・「職場に明確なタイムスケジュールがなく、誰が、いつ、どんな仕事や支援をしているのかがわからない。気づいた人がしている支援もあり、する人としない人の差が激しい。
外から見ているとそれがよくわかり、イライラすることが多い。直接現場の仕事をしていないので注意がしづらい。そのことで悩んでいます。
今回は他の話が盛り上がり、その話については、話す機会を逃しました。次回に回します。」

・「月1回の他職場の方のお話を聞くために参加しましたが、当日参加が遅れたため、皆さんのお話は聞けず残念でした。」


 

■編集後記

『ようやく2019年12月分が完成しました。本当に遅くなって申し訳ありません。

でも、興味深い内容ばかりですよね。

本当は、まだまだ掲載したいことも話されているんですよ。でも、とても書けない生々しい話で…(^^;)。

まだ一度も参加したことのない方、私から招待のメールが届いている方ならぜひ一度参加してみてください。

 

<後藤>

 

★お問合せや参加申し込みは下記まで。

goto●aqua-brain.co.jp (●を@に置き換えて送信してください)


 

■次回の開催概要

【日時】2020年1月24日(金) 13:15~16:30(13:00開場)

【場所】<東別院>名古屋市女性会館 ~イーブルなごや~(第1集会室)

<地下鉄> 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分
<駐車場>49台(30分以上1回300円)

【参加費】500円
【定員】15名
【主催】TSC事務局(こころLink内) 後藤 剛



★こころLink公式サイト(トップページ)
https://www.kokorolink2.jp/

 

※介護職員さんからの転職相談、受付中。

 

お問合せはこちら

お問合せはお気軽に

0800-100-6753

上記フリーダイヤルへお電話ください。※平日8時30分~17時30分
※メールでのお問合せは24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。

ごあいさつ

こころLink責任者
後藤剛(たけし)

親身で介護士さま一人一人に寄り添ったサポートを行います。また、あなたのペースを100%守りながら進めますから、どうぞ安心してご相談ください。

対応地域

愛知県(名古屋市、一宮市 、瀬戸市 、春日井市、犬山市、江南市、小牧市、稲沢市、尾張旭市、岩倉市、豊明市、日進市、清須市、北名古屋市、長久手市、東郷町、豊山町、大口町、扶桑町、津島市、愛西市、弥富市、あま市、大治町、蟹江町、飛島村、半田市、常滑市、東海市、大府市、知多市、阿久比町、東浦町、南知多町、美浜町、武豊町、岡崎市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、知立市、高浜市、みよし市、幸田町)