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井戸端カイゴ報告ブログ(2021年2月開催)

2021年2月19日(金)於:名古屋市女性会館~イーブルなごや

写真はイメージです

皆さん、こんにちは~。お元気でしょうか?

さて、去る2月19日(金)の午後、

井戸端カイゴ ~介護職のための情報交換と交流会~

の、第89回目を開催しました!


★これまでにご参加頂いた人数:93名(延べ477名)

 

今回も、大いに盛り上がりましたよ~。


今月も頑張って一所懸命書きますので、もしよければ読んでくださいね。
 

目次読みたい箇所に飛べるようにしました。お好きな項目をクリックしてくださいね。


〇 参加者の紹介

① 「臨機応変にやれ」という指示

② 「根拠」を知ることの大切さ

③ 介護の職場探しの難しさ

④ 個性を受け入れることが大事

⑤ 今の時代の指導の仕方とは?

⑥ チームケアの真の意味とは?

⑦ サービス付き高齢者住宅(サ高住)で働くこと

⑧ 夜勤についての話

⑨ 利用者さんを動かす秘訣はあるか?

⑩ 夜勤に関する清光さんの理論は?


〇 今回の参加者から寄せられた声です

〇 編集後記

 

■お断り

 

会話の内容や参加者の紹介については、参加者やその所属施設・法人が特定できないよう、後藤の独断で脚色・割愛している箇所があります。

また、参加者の名前は、原則ペンネームを使用しています。イニシャルですと、なんとなくわかってしまいますから。

そして、あえて施設形態を書かなかったり、変えたりしています。

 

理由は、万一、参加者が第三者に特定されてしまうと、会での自由な話合いができなくなってしまうからです。

 

そのような事態は絶対に避けたいですので、より細心の注意を払っています。どうかご了承ください。

しかしながら、私も人間です。それも、結構ヒートアップしやすい部類の人間です。

まれに筆がすべる場合がありますので、特に会に参加された方にお願いです。

私の書いた文に対するご指摘があれば、どしどしお寄せください(メールでお願いします)。


さて、まずはいつもの通り参加者の紹介から。 

 

レックスさん

はじめての参加です。前職は特養。14年ほど同じ法人で働き少々燃え尽き退職。ご主人の扶養に入るもやはりそんなわけにはいかず就職活動開始。
インターネットで探すも、「カイゴワ●カー」とか「カイゴジ●ブ」とか、もう電話ばかりかかってきてイヤになって、全部断って。そんなときにこころLinkのサイトを見つけ、藁をも掴む思いで問合せをくださったのです。
後藤の転職支援を受け、いまユニット特養で勤務されています。リーダーや主任と合わないのがたまにきずだとおっしゃっていました。
マイブームは野球。中日ドラゴンズのファンクラブに入っているそうです。根尾選手も楽しみだし、マー君が楽天に戻ってきて楽しみ。

 

清光さん

今回で9回目の参加です。2018年1月(第55回)が初参加です。介護経験は10年超。最初は営利法人の有料老人ホーム。シングルなので多角経営の運営会社を選んだにも関わらず運営会社が代わり待遇が下がったため退職。それからGHへ⇒老健(100床)⇒SS相談員。仕事に無理が生じ、子どもにもあまり時間を割けない中転職を考えネットを調べていてこころLinkのサイト(特にマンガページ)を読み、「これってすごく分かる~!」って思って。後藤の転職支援を受け、今はGHに勤務されています。
今のマイブームは2.5次元俳優。刀剣乱舞という舞台にはまっているらしいです。元はオンラインゲームで日本の名刀を美少年に擬人化し、歴史を変えようと未来から送り込まれる「時間遡行軍」と闘うという設定だそうです。

注)「時間遡行軍」:ゲーム刀剣乱舞において歴史修正主義者によって使役され、過去を攻撃する謎の存在。 読み方は「じかんそこうぐん」。逆行(ぎゃっこう)軍ではない。
未来から無尽蔵に輸送される歴史修正主義者の兵力(ピクシブ百科事典)。

 

マックスハート

2013年の第1回から参加して頂いています。今回で28回目の参加です。
精神病院からキャリアをスタートし、特養小規模特養→有料→現在はサ高住に夜勤専従で勤務しており、2年ちょっとになります。
勤務は日勤と夜勤に分かれているようです。
センサーが3つ4つ同時に鳴るなるそうで、休憩は10分以上はなかなか取れないそうです。
マイブームは御朱印と競馬だそうです。

 

以上の3名に、後藤を加えた計4名で、会がスタートしました。

 

今回出た主な話題は、こんな感じでした↓
 

 

①「臨機応変にやれ」という指示

写真はイメージです

 

最初に入った会社で、2週間の座学のあと現場に入らされ、「臨機応変にやってくれと」…。
未経験で何の下地もない人に「臨機応変に」って言ってもできっこないのに…。

 

 

<参加者の意見>

 

今の時代は、そういう指示では動けないですよね。

 

・まあ、本を読んだりして勉強して必死にカバーしましたけどね。
一つのケースについて語り出したらキリがないし、利用者とその状況が変われば同じケアをしても解決しなかったりするから「臨機応変」にやらざるを得ない、というのは10年仕事してきたから理解できる。

でも、新人の時は、ツラい指示だった。

 

【後藤の個人的な意見】
 

新人に対して、「臨機応変にやってくれ(できるだろう?)」というのは…
「コントか?」って思うのですが…。

10年前は、そういう教え方が結構幅を効かせていたのかもしれませんね。
採用にもそれほど困っていなかっただろうから。
ま、さすがに今はそんな教え方する施設はないでしょうが(ないことを祈る…)。

え?今でもある?

え?あなたの施設はそうだって?

それは…ご愁傷様です。すぐに転職しましょう。

迷うことなどありませんよ。今すぐ辞めるべきです。そんな施設は終わっています。終わっていなくても3周遅れですよ。すぐに、私(こころLink後藤)に転職相談すべきです。

 

 

 

②「根拠」を知ることの大切さ

写真はイメージです。

 

最初の職場の話ですが、先輩が感情的な指導の仕方をする職場だった。でも、今になって思うのは、「自分が根拠を分かっていれば、そういう理不尽な指導の仕方にも対応できる」っていうことです。

 

<参加者の意見>

 

そうですね。根拠が分かっていれば、「なんでそんな言い方しかできないのかな…?」と思いながらも、流せるようになる。

 

そのあたりのことが最近腑におちるようになってきたので、新人さんにもそうやって指導出来たらいいな、と思っているんですが。

もし、AさんとBさんとで言うことが違ったとしても、自分が根拠さえ分かっていれば、きちんと自分で判断できるから。でも、根拠が分かっていないと、気持が迷子になる(苦笑)。
そういう職場は、若い人たちが育ちにくいですよね。

 

・有料で勤務していたときの話ですが、入職当初の座学で、講師に言われたことがある。
「組むスタッフによって対応を変えましょうね」って。
「今は分からないかもしれないが、いずれ分かるから。」と言われました。

 

・柔軟な対応ですね。

 

・新人時代の何も分からない中で、この言葉が支えになりましたね(笑)。

 

 

【後藤の個人的な意見】

根拠というのは…理由と言い換えることができるのかな?「なぜ」それを行うのか?ですよね。目的かな?
多少時間はかかっても、その業務の背景の理由、目的を伝えるべきですよね。

というよりも、「何をどう行うか?」より、目的…「なぜそれを行うのか?」の方が大事。

 

 

 

③介護の職場探しの難しさ

写真はイメージです。

私の職場探し…、ずっと自分で探していて、何度も「この職場なら良さそうだ」って思って入職するのだけど、行く先々で問題が起きる…というのが繰り返され、自分の選択眼に疑問を持ちはじめまして…

 

<参加者の意見>

 

・一同笑い

 

・「私の目のつけどころが悪いのではないか?」と思っていたけど、そんな時にこころLinkのマンガを読んで、「あれ?私が悪いわけではないのかな?」って思って。

で、藁をもすがる思いで後藤さんにお会いしました。

そしたら、それこそ「根拠」のある話を沢山して頂けまして…(笑)
で、後藤さんの紹介で今のGHに入職しました。もう3年になります。

もちろん、いくつか大小の問題はある職場なのですが、何とか工夫しみんなで協力すれば改善できることも多い職場なので、なんとかやれている感じです。

 

 

【後藤の個人的な意見】

『 介護の職場探しは、ハッキリ言って難しいです。

いつも言っていますが、私がある程度自信を持っておススメできる施設・法人は、全体の3%程度に過ぎないのです。

さらに、3%の施設・法人の施設を見つけたとしても、そのカラーが千差万別ですからね。
本当に、ピンキリなんです。

これもいつも書いていますが、「介護の職探し」って、中古車屋さんで中古車を買うのに少し似ているなあ、と思っています。

中古車って、お金を出せば買えますよね。買うのは難しくない。
しかも、高級車だってお値打ちに買えたりもする。

でも、自分が「この車良さそうだな~」と思っても、その車が果たして大事に乗られてきた車なのか?それともメーターを巻き戻したような粗悪な車なのか?なんて、私たちのような素人が見ても分からないですよね(私も分かりません(^^;)。

だから中古車を買う場合は、絶対に詳しい人と一緒に品定めにいくべきなんです。

「介護の職探し」もそれと全く同じなのです。私のようなそれなりに詳しい人物と一緒に探すべきなのです。

それを、強くおススメしておきます。

あ、もちろん紹介会社(担当者と言うべきか?)もピンキリですから、そこはまた注意が必要ですが。

要するに、「私のところへ相談に来なさい!」ってことです(*^^)v。簡単に言えば(あ、言っちゃった…)。

 

※ちなみにマンガページはこちら
https://www.kokorolink2.jp/14961116289421

 

 

 

④個性を受け入れることが大事

写真はイメージです。

 

私の大好きな「刀剣乱舞」にも色々なキャラクターが出てくるが、その影響で実社会でも「どんな人がいても、そのあるがままを受け入れるしかない」という思いに変わってきました。だから今の仕事でも、「もう少し頑張っていこう」と思えるようになりました。

 

 

<参加者の意見> 

 

・実際、私自身も個性の塊だと思うんです。今の職場でも、入職した当時は多分先輩の方々は私を見て驚かれたと思うんです。

わたし、先輩から指示されたことをやらない、というわけではないんです。

「基本」というか、「やらなきゃいけないこと」はやってあげたい、と言う思いだけです。

例えば今の職場はGHなのですが、入職当時、褥瘡ができている利用者さんがいたんです。

 

・グループホームに?

 

・私もびっくりしました…で、まずはそのあたりを変えようと思って…。
先輩からは「あ〜、清光さん、そこまでやらなくていいよ」って言われるのですが、「あ、私、時間ありますから、やりますね~」っていう感じで、あからさまに反発はしないけど密かに先輩の意に反することをやっていました。
だから、陰で色々言われていたと思います。「清光さん、また余計なことやってるよ…」って…。

でも、私、正しいことをしているわけだから、先輩も私に対して「やめろ」とは言えないんですよ。

 

・お風呂に関しても、「利用者のAさんは拒否があるからお風呂に入れられない」って先輩が言っていたんですよ。でも私は、前日先輩が入れられなかった利用者さんまで入浴介助していました。
先輩は「そんなにお風呂やってどうするの?」って言ってきたんですけど、私は、「やりたいのでやります!」って言って、やってましたね。目は笑わずに(苦笑)笑ってやってました。心の中では「あんたがやらないから、私がしかたなくやってるんでしょ!?(怒)」って思いながら…。

そんな風だから、「なんか、とんでもない人が入職してきちゃったなー」っていう風に思われていたと思います。

でも、私のそういう考えや動き方に賛同してくれる職員も少しずつ増えてきて…、今ではお風呂拒否はゼロになりました。まあ、拒否ゼロと言うか…職員の都合なんですけどね、こちらの都合でお風呂に入れられない、というのはなくなりましたね。

ですから、私のそういった個性も受け入れて頂くことができたので、なんとか3年間続けることができたのだと思います。だから、どんな人でも弾いてしまったらいけないと思います。受入れないと。

例えば、何らかの事情があってやむなく働きに来ている、という人もいると思うんです。そういう方でも、なんとか皆でうまくカバーすることが必要だと思います。
「あの人、全然仕事やれないのよ~…」って言うんじゃなくて…。

その人がやれないんだったら、やれるように教えてあげたり、サポートしてあげたりしながら、仲間に、チームの一員として引きこんでいく、ということが大事だと思います。

 

・そうですよね。それが大事ですね。私も、どうやって「できない人」を導いていけばいいんだろうか?といつも悩んでいましたけど、清光さんはそれが出来る方なんですね、きっと…。

 

・人を変えることってできないと思うんですよ。一人一人の能力って、ある程度限界はあると思うし。 私は、たまたま大病もしたことないし、大災害に遭ったこともない。でも、例えば指を切断してしまったとか、そいういう大変な目に遭われた方もいる。そういう、大変な思いを抱えている、という事情は、端から見ても分からない。

片や、自分は元気に動けるし、それほど大変な環境でもない。だったら、私がそういう大変な人の分もできるだけカバーをしてあげようと思って仕事をしています。

ときどき「甘えさせちゃだめだよ」と言われるんですよ。

でも、人ってそんなに「甘えるだろうか?」って思うんですよ。

 

 

【後藤の個人的な意見】

清光さんって、すごく自分のやりたいようにやっているように見えて、実はものすごく考えて仕事をされていると思うんです。なんだろう…筋がキレイに通っていて、全くブレがないように感じますもんね。しかも、自分の利益を考えてやっているというよりは、夜勤をしていても、早番、日勤、遅番の職員のことを考えて対応している。その過程で、ちょっと怖いイメージを利用者さんに印象づけたりしているようですが、それらにも全部理由がある。根拠がある。理論がある。

そして、施設全体を見ている。全体最適は何か?を常に考えて仕事をしているように思います。そして、人から嫌われたり誤解を受けることを恐れていないというか…。

施設長は、こんな人が職員で、本当に心強いと思いますね。

 

 

 

⑤今の時代の指導の仕方とは?

写真はイメージです。

私、昨年末頃からパーソナルトレーニングを受けているんです。そのトレーナーが20代後半の方で、すごく優しくてソフトな方なんです。で、息子みたいな感じで、私、好きな人なんです(#^^#)。好きだから困らせたいとは思わないんですよ。逆に少しでも喜んでもらいたいと思う。体重が減れば喜ぶから…。

で、「今日、お団子食べちゃいました」とかって報告するんですが、「大丈夫ですよ~。他で調整できていますから…」っておっしゃるんですよ。
で、「明日こそは我慢しなきゃな」って思うんですが、でもまた「今日もチョコ食べちゃいました~」とかって報告するんですが、それでも決して私を否定しないんですよ。

きっと、そういう風に指導するようにマニュアルみたいなものがあるのでしょうが。で、私5 kg くらい体重が落ちたんですよ。

 

 

<参加者の意見>

 

・月にいくらぐらいかかるものなのですか?

 

・1回1万円ぐらいです。月1回で。

 

・後藤:じゃあ、月に4万ぐらいかかるって言う事ですね…

 

・でも、学ぶものが多いんです。もちろん体は楽になるし、すごく良く見てくれてるんです。「今日はちょっと肩が凝ってますね~」とか、「今日は痛いですか?」とか、ちょっとした動きをちゃんと見てくださっている。

この前も、「味噌汁に青さを入れました」って書いたら、「青さは、カルシウムが牛乳の8倍なので、ぜひ摂ってください」って返事があったり。
そういう人柄から得るものもあるんですよね。

私がトレーナーのことを好きで頑張ろうって思うのって、これって利用者さんも同じだと思うんですよ。

今の時代って、強い言い方、キツイ言い方で指導するんじゃなくって、ソフトな言い方で人を動かすっていう時代なのかな~って思います。

20代の彼らはそういう教育を受けて育っていると思うんです。決して強く言われて育っていないと思う。今はそういう時代じゃない。

でも、介護現場って、忙しいからなのか、まだキツく言う風潮が残っている。若い職員はそういう指導に慣れていない。だから頭ごなしに叱られたりすると追い詰められてしまうと思うんですよね。そのあたり、介護の現場の指導のしかたも時代の流れに対応して変わっていかないといけないと思います。

 

・良くも悪くも今の時代の子だからね~。その子達に合わせて指導をしていかないといけないんじゃないかって思う。

うちの施設にも、高卒で希望に燃えて入職してきた子がいたんですけれども…、指導に当たった職員が30代の女性で、キツイ言い方で、その子をもう追い詰めて追い詰めて…。

 

・指導する本人は、そんなつもりで言ってはいないと思うんだけど、指導を受ける側は追い詰められちゃうんですよね。

 

・確かにそうなんです。そばで聞いていても、「こんなキツイ言い方したら、辞めちゃうよ…(^^;)」って思うぐらいの指導の仕方で。
で、案の定病んでしまって…。

その新人の子は、法人内の別の部署に異動になっちゃいました。

その時、先輩の理不尽な指導の仕方をその新人の子が上司に勇気を出して訴えたのにも関わらず、上司は指導した先輩職員の肩を持つような対応をしたらしいの。「(キツイ先輩職員は)そんなつもりで言ったんじゃないと思うよ」とかって。その子の気持ちを受け入れてあげなかったみたいなんですよね。

 

・後藤:高卒ってことは、18歳か19歳ってことでしょ?

 

・管理者とか施設長も、ちゃんと責任を取れる人ってあまりいないと感じます。「自分が責められたくない」っていう方も多いし…。管理者が部下からさきほどのような相談を受けた場合に事案をうまく取り扱うことのできる人って少ないですよね、どの会社でも。

 

・後藤:確かに、簡単なことじゃないですからね。

 

・私は、責められても何とも思わないんです。正しいことをしていると思っているから。責められたとしても、「いつか私の思い通りになるから見てればいいじゃん」っていう気持ちでいるんで…。
悪者になるのも怖くないし。本当に悪いことをしているんだったら、こそこそすると思うんですけど…。例えばスピード違反をしていたとしたら、こそこそするかもしれないけど、何も悪いことしていなければ別にいいんじゃないかなって。必ずわかってもらえる時が来るからって思っています。
でも、それは自分の人生経験がものを言ってる部分も大きいと思う 。 

 

・後藤:そうなんですよね。人生経験があって、右から左に流せるようになればいいのですが、人生経験がない若い方は難しいよね。

 

・福祉の仕事をしている人って、みんな優しいので心が傷ついちゃうんですよ。
感情の機微の細かい方が多い。 

 

・後藤:いろんなことに気がついちゃうからね。 

 

・気づいてもスルーできるようになればいいんだけど…。

 

・気づいているのにスルーするというのも、その人たちにとってはストレスだと思うんですよね。 

 

・後藤:難しいですよね。だから本当はリーダーや主任等の立場の方がうまくコントロールしてあげないといけない。

 

・ただ、リーダーや施設長・管理者が人格者か?って言うとそうじゃない場合がほとんどなので…すみません、オフレコでお願いします。実際に私、そういう人何人も見てきていますから…

 

・後藤:管理者クラスであっても人格者だとは限らない、っていうことですよね?

 

・私は、リーダーとか主任とかって、多少抜けていてもいいと思っています。ちょっと頼りないっていうくらいでちょうどいい。

 

 

【後藤の個人的な意見】

『 今は、我々の頃とは明らかに指導の仕方は大きく変わりました。現代は、恐怖心で人を動かそうとしても全く機能しない。いえ、昔からそんなに機能していなかったんですよ。怒ったり、悔しい思いをバネにして伸ばそうという教育方針は。一部のやる気に満ちた職人だけでしょう。

それ以外は、やはりうまく行かなかった。でも、我々は叱ったり叱責する方法しか知らなかったのです。

しかし今は、清光さんのパーソナルトレーナーのように、相手をソフトに包み込むようにしつつ、人を動かしたり変えていくことのできる方が増えましたよね。

リーダーのあり方もずいぶん変わってきました。イケイケドンドン的な、「黙って俺についてこい!」的なリーダーシップではなく、情報を共有しながら、弱い面も正直に見せつつ、「理念」と「理論」で人をその気にさせるというか、多くの人の心を動かすようなリーダーが若い世代にたくさん生まれています。

しかし、残念なことですが、介護業界はいまだに古い時代の指導方法や旧式のリーダーシップに固執している組織が多い気がします。

確かに、命に関わるミスや無礼な態度に対しては即座に厳しく指摘し修正しなければなりませんが、いわゆる「詰める」ことにはなんの意味もないことを知らねばなりません。

むしろ、新人にミスをさせてしまった施設側・法人側のシステムエラーであると捉え、仕組みやシステムをどう変えればミスが減るのかと考え、組織や仕組みを変革していく力が必要なのです。

希望に燃えて入職してくれた20代そこそこの若者を、感情に任せたような稚拙かつ幼稚な先輩の指導で失うようなバカなことは、絶対に絶対に避けなければいけません。

メンタル耐性も低い場合が多いから、最悪の事態も想定されるのです。そのことをしっかり知らなければいけません。

 

 

 

⑥チームケアの真の意味とは?

写真はイメージです。


私が排便の申し送りをミスして…見落としがあったの。そうしたらリーダーから、「1日排便が遅れることによってどれだけのリスクがあるか分かっているのか?」って詰めてきたんです。

「ハインリッヒの法則」を例にあげて詰めてきた(苦笑)。確かにリーダーの言うことは正しいことですし、私がミスしたことは事実です。
でも、なぜかこの人の言う言葉、私の中に全然入ってこないんです。

 

 

<参加者の意見>

 

・う~ん…、レックスさんだけでなく他の職員にも責任があると思う。「他の人、どうして気がつかないの?」って思いますけどね…。仮に、申し送りにミスがあったとしても、誰かが気づけばいいわけですもんね。

 

・「この職員はちょっと仕事が遅いな」って思ったら、私が2倍動きます。その方の分も仕事をしてしまいます。
そうしないと利用者もざわざわしちゃうし事故も起きやすくなっちゃうから。

逆に、仕事のできる人やプライドの高い人と組む場合は、私が仕事を取り上げてしまわないように、任せるようにします。
自分が作業をする場合でも「私がやってもいいですか?」とか「私が行く方がいいですか?」って確認してから動くようにしています。
要は、組む人によって自分の対応を変えています。

 

・施設介護って、チームでやる仕事なので、チーム全員に責任があると思っています。例えば事故が起きたとしても、責められるべきは当事者だけじゃないと思います。その人だけ責めるのではなく、「他の人は一体何をしていたのか?」っていうこと。以前勤務していたグループホームではそういうことをすごく言われました。

 

・後藤:少なくとも、自分が勤務する時間帯のことは、全員が把握しておかないといけないはずですからね。

 

・例えば夜勤者が排せつの申し送りを忘れたとしても、排泄チェック表って、早番も日勤も遅番も見るわけじゃないですか?誰も気がつかないのはおかしいじゃないですか?っていうことなんですよ。

 

 

【後藤の個人的な意見】

やはり、上司が当事者を厳しく詰める、という風土が、職員全員から主体性や自律心、リーダーシップを奪ってしまうことになりそうですね。

一人をつるし上げることによって、その他の職員に「自分もああなるかもしれない」と思わせてしまい、自分のことしか考えない職員の集団が出来上がる、という寸法ですね。

申し送りのミスなんかも、システムエラーとして捉えて改善できればいいのに…と思いますね。

 

 

 

サービス付き高齢者住宅(サ高住)で働くこと

写真はイメージです。

 

私、サ高住で働いたことはないですが、グループホームなどの場合はなんとか見渡せる範囲で見守ればよいが、サ高住の場合はフロアが違ったりして、「ドア開けたらびっくり!」なんてこともあるんじゃないんですか?

 

 

<参加者の意見>

 

・確かに事故報告書はたくさん書きました。 

 

・多分、起こるべくして起きた事故が多いんですよね…?

 

・はい。でも、「事故があっても責任は取りませんから」という契約なので大丈夫なんですよ。また、居室のドアのガラスごしに居室内を確認すれば巡視したことになり、訪室する必要はないですし。

 

 ・後藤:「そういうサービス内容です」と、ご家族にも了解を得ているって言うことですか?

 

・はい。「万一、訪室したら転倒されていた等の状況でも、施設側の責任は追及しない」という内容で、一筆頂いていますね。

 

・サ高住に入居される方はどういう理由で入居される方が多いのですか?

 

・施設への入居待ちの方が多いですね。 

 

・介護度3とか4の方を預けるには、その程度のサービスでは心配になりますよね~? 

 

・今度、要支援者専門の施設を建てるらしいです、家賃を高くして。一時金が1,000万円以上で家賃は15万円~16万円程度だそうです。

 

・そんな高額でも入居できる方っていっぱいいるんですかね~?

 

・後藤:入れる人っていっぱいいるんですよ。 

 

・先日、内覧会を行ったら1,000人近い人が来たらしいです。 

 

・高所得者も、いるところにはいるんですね。 

 

・食事もビュッフェスタイルです。利用者の中にはスカパー契約している人もいるし、部屋に電子レンジ・冷蔵庫。アルコールも OK だしタバコも OK。もちろんタバコは施設で預かりますけどね。 

 

・利用者の体調管理が大変ですよね。

 

・ここで要介護になったらどうなるんですか? 

 

・ウチが引き取ります。

 

・払った1千万円はどうなるの?

 

・7割くらいは返金されます。

 

・今、名古屋市内にホテルも作ってますね。親会社がAという不動産関連企業ですからね。

 

・「お金のある孤独な老人」をターゲットにしているんですね。 「お金のない孤独な老人」はどうなるんですかね?

 

・そういう方は養護老人ホームですよね。家族から 離縁されたり、何らかの事情のある高齢者を受入れている。相部屋で家賃1万円弱です。

でも、食事はサ高住よりも良いんですよ。レトルトじゃないし。 
要支援か介護度2までしか入れないです。車椅子の方は入所できません。 

 

・施設も、いろいろあるんですね~!私、特養でしかも現場でしか仕事をしていないのでほとんど知らないですね。

 

 

【後藤の個人的な意見】

サ高住は、本当に数が多いですね。そして、方針もほんとにピンキリ。もし入職を検討されるなら、よくよく慎重に検討してください。あ、住宅型有料老人ホームも同じです。両方とも、訪問介護のスタイルですし。本質は同じだと思っていただいて結構です。でも、中身は本当に千差万別。』

 

 

 

夜勤についての話

写真はイメージです。

 

「一人夜勤」って結構楽ですよね?

 

 

<参加者の意見>

 

・でも、ウチみたいにセンサーが7台もあると…いい加減、頭にきますよ(苦笑)。 

 

・そうか…(苦笑)センサーも、鳴ってから部屋に入った頃にはすでに転倒していたりしますよね、あまり意味ないですよね。 現場を知らない管理者が、安心したいがためにセンサーを使おうとする。本来は転倒予防のために使うもの、ですからね。でも予防にならないのなら、単に夜勤者のストレスを増やすだけになることもある。

 

・そうですね。床センサーならまだいいですが、背面センサーだと…。 

 

・寝返り打つだけでセンサー反応しますからね…

 

・あ、この前、疥癬になった利用者がいて大変でした…。 職員も全員検査をして、ダニを殺す薬を飲んで大丈夫でしたが…。薬はコロナにも効くといわれるストロメクトール(イベルメクチン)でしたね。 

 

・疥癬は本当に大変ですよね。風呂も毎日入ってもらわないといけなかったり。

 

・夜勤は16時間。16時から翌朝10時です。夜勤専従なので月に10回から11回ですね。

日勤者が来てからも、センサーは夜勤者が持っているので、センサー鳴ったら行かないといけない。7つもセンサーを持っていますからね。

 

・「日勤専従、夜勤専従」だと、お互いの大変さが分からないですよね。 

 

・ラバーシーツを敷かない職員がいるんですよ。

 

・後藤:決めごとにしてしまえばいいのに…

 

・決めても、やらない人がいるんですよ…。

 

・決めてもやらない人って、そういう人の心の内はどうなってるんだろう…。 

 

・めんどくさいからじゃないですか?

 

・面倒くさがる人が介護の仕事についちゃダメですよね(苦笑)。

 

・そういう人は、多分どの業界に行ってもダメだと思う。 

 

・だから自分で自分を守るしかない。夜勤に入る前は私はまず点検します。 やれてないことがないか?って。

 

・ラバーシーツ、4枚ぐらい敷く時もありますからね。 

 

・敷いとかないと大変なことになりますからね。下手すると、枕とか頭髪までびしょびしょになる。

 

後藤:え~?どうしておしっこが頭にかかるんですか?

 

・大体、男性ですよね~。

 

後藤:どうしてなるんですか?マックスハートさん?(笑)

 

・多分、ちん巻きを取ってしまうんじゃないですかね~?

 

・量がすごい人もいますからね。利尿剤を飲んだりすると…。

 

・おしっこならまだいいけど、便でペインティングしたりされたら…そういうのを見つけたら夜でもお風呂直行ですよね。

 

・そういう大変さを知らない方も多いと思うし、そういう状況をうまく避け続けている職員もいるし。

 

・「え~?私が見たときは便の臭いも何もしなかったけどね~」とか言ってね。
で、その5分後に訪室した職員が悲鳴を上げる…(苦笑)「絶対、お前見ただろう? 」ってね。

 

・ウチの施設は、そういう見て見ぬふりしたりする職員はいない。

 

・特養で勤務した時に大変な目にあいました「なんでこの人にラキソなんて飲ませるんだ?」って。もう、ベッド中が糞まみれで…。で、壁に絵を描かれて…。掃除をするのに2時間かかりました。 

 

・高齢者は、やっぱり下剤とセットですよね。 

 

・後藤:高齢者は便秘の方が多いのですか?

 

・運動量もありますよね。腸の力が弱くなってくるんで、出そうと思っても出せないんですよね。

 

 

 

利用者さんを動かす秘訣はあるか?

写真はイメージです


職員の能力には差がありますよね。多動な利用者が一人いるだけで、「もう、何もできない!」っていっぱいいっぱいになっちゃう職員もいるし、逆に上手にこなす職員もいます。

 

 

 

<参加者の意見>

 

・職員がいっぱいいっぱいになっていると、利用者さんも余計に落ち着かなくなる。

 

・そういう職員の対応を見ていると、やはり職員側に原因があるんですけれども、本人は気がつかないんですよ。これって、なかなか教えられるものではないですし。

 

・一つ言えるのは、自分がイライラしているって言うことは、利用者もイライラしている、っていう事に気づけるかどうかじゃないですかね…。

 

・ 「座っていて!動かないでよ!!」っていくら叫んだとしても、利用者さんも座っていられないから立つわけで…。
子供に対して強く怒っても同じですよね。いくら怒っても、行動が変わるわけではない。

 

・「どうすればそうしたくなるか?」って考えるしかないと思う。
私もこの介護の仕事始めた当初は、「どうしたらあの先輩みたいに、利用者さんに言うことを聞いてもらえるんだろう?」って思っていました。

そのうち、「そうだ! 友達の頼みなら、聞こうと思うはずだから、利用者さんと仲良くなろう!」と思って…。好きな人の言うことなら聞いてくれるのかな?と思って、人間関係を作る努力をしました。 

 

・先輩職員は利用者と関係性が出来てますからね…。介護の仕事はベテランでも、施設に入職したての頃は、利用者も構えているし…。自分で関係性を築いていくしかないですよね。 ひたすら挨拶したり話しかけたりして。

 

 

【後藤の個人的な意見】

結局は好き嫌いなんですよね。好かれようと努力するほど嫌われたりする。人に好かれるのは難しいです。相性もあるし。

でも、嫌われないようにするだけなら、比較的簡単だと思います。
挨拶や報告をしっかりして、間違ったら素直に謝り、感謝の意を伝えて…という風に接していれば、そんなに嫌われることはないのではないかと思う。

まずは嫌われないことが重要です。嫌われると厄介です。

 

 

 

⑩夜勤に関する清光さんの理論は?

写真はイメージです


『私、むちゃくちゃ怖い夜勤者だと思われてるんですよ。怖いと言うか…まともに利用者の相手をしないんです。
それはなぜかと言うと、利用者にとっては夜寝ないことが一番良くないと思うからなんですよ。
夜寝ないと、昼間に寝るから、もしかすると日勤の人は一見楽かもしれない。だけど昼間に動かないことで足腰も弱るし。
だから、牧羊犬のように利用者を部屋に追い込んでるんです、私。 利用者さんも私には反発しないんですよ、私がスルーするから。

 

<参加者の意見>

 

・眠れない利用者さんがいる場合、僕は事務所へ連れて行きます。「僕と一緒に起きていてよ。絶対に寝かせないからね。 」って言ってね。 フロアにオムツ交換に行くときも連れて行って…。そんな感じで1時間くらい一緒に過ごすと、大抵は寝てくれますね。

 

 

【後藤の個人的な意見】

清光さんは、夜勤時はとにかく寝てもらうことに集中。あまり傾聴もしないし、一緒に付き合うこともしない。それでいて、利用者もなんとなく安心感を覚える対応なのではないかと想像します。もちろん、基本的な人間関係がしっかり構築されているからできることなのでしょうが…。

「牧羊犬みたいに追い込む」って、ある意味でスゴイですよね。人間関係ができていない状態でこれをしたら、多分大問題になるのでしょうね。やはり基本的な人間関係を築くことが何より重要だということなのでしょうね。

 

 

その他、マックスハートさんの前職でのクレーマー対応の話題や、夜勤手当について、そして施設の食事に関する話題など盛りだくさんでした。

 

 

 

今回の参加者から寄せられた声です


・「休みだったこともありますが、久しぶりに話したいと思って参加しました。

 

・「皆同じような思いがあると思ったし、施設によって違いがあるのだと感じました。

 

・「色々な話を聞かせていただいて良かったです。」

 

・「情報収集しようと思い、この会に参加しました。

 

・「情報収集とストレス解消になりました。」

 

・「以前から気にはなっていましたが、日にちが合わず、今回は声をかけて頂いて参加する気持ちになりました。」

 

・「クレームの対処の仕方が勉強になりました。

 

・「利用者との関係性は、仕事仲間との関係性につながっていくことが分かりました。」

 

・「今後も機会があれば参加したいと思います。

 

 

 

■編集後記

今回は、清光さんとマックスハートさんを中心に話が展開しましたね。
清光さんの話はいつものように「深い」というか理論的でもあり、哲学的でもあり…。

マックスハートさんのサ高住の話題は、結構驚かされる内容がありましたね。

レックスさんは、今回初参加でしたから様子見だったと思いますが、聞き上手なところはさすが!と感じました。

皆さん、ご参加本当にありがとうございました。

 

 

<後藤>

 

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■次回の開催概要

【日時】2021年3月26日(金) 13:15~16:30(13:00開場)

【場所】<東別院>名古屋市女性会館 ~イーブルなごや~(第1集会室)

<地下鉄> 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分
<駐車場>49台(30分以上1回300円)

【参加費】500円
【定員】7名
【主催】TSC事務局(こころLink内) 後藤 剛



★こころLink公式サイト(メインサイト)
https://www.kokorolink2.jp/

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